梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『龍と竜』 綺月陣
龍と竜綺月陣 / 亜樹良のりかず
海王社 ガッシュ文庫
562円 (ISBN4-87724-532-4)
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【あらすじ】
 「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて…。

【感想】
 20歳の乙部竜城は、母が亡くなり、残された異父弟でもうすぐ5歳の颯太を育てるために大学を中退し、今はカフェでアルバイトをしている。しかし、弟を育てながら生活するにはもっとお金が必要で、実入りのよさそうなホストクラブで働くことにした。何故か勤め始めてすぐに窮地に立たされた竜城を助けてくれたのは、最近カフェのバイト先によく来るヤクザの石神龍一郎で――。

 颯太がとにかく可愛かった。個人的に、子育てネタが出てくるお話が好きなので、それだけで読んでいて楽しく。幼い弟を必死に育てようとする竜城や、ヤクザの幹部なのに変にエコで子煩悩な龍も生き生きと描かれていて、綺月さんの作品は初めて読みましたが、とても読みやすく、かつ勢いがある感じで一気に読んでしまいました。
 竜城が現実は色々と苦しい事もあると思うのに、前向きにポジティブに生きる様子は読んでいて好感が持てました。
 
評価【★★★★★☆☆】
『三百年の恋の果て』 海野幸
三百年の恋の果て海野幸 / 三池ろむこ
二見書房 シャレード文庫
657円 (ISBN978-4-576-08184-7)
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【あらすじ】
 白狐の像に封じ込められていた妖しの封印を解いてしまった彫物師の秀誠と名乗るその妖しは、秀誠を三百年前に愛した男の生まれ変わりだと言い、いじらしいほどに一途な想いを寄せてくる。「しまった、――……可愛い」これまで男を抱きたいと思ったことのない秀誠だったが、紺のひたむきさに、知らず心を惹かれはじめる。しかし、紺から好意を寄せられるほどに、彼の過去の男に嫉妬を覚えるようになり――。書き下ろしは、人と妖しというリスクを背負う恋人たちの『水鏡』&『光の先』

【感想】
 彫物師の秀誠は友人の祥真が神主をしている神社の境内にあった見事な白狐の像に魅入られた。しかし、大きな落雷があり、像が納められていた檻が燃えており。像を救い出そうと、その右前足に刺さっていた榊の木を抜いた瞬間、まばゆい光に見舞われ。その手には狐の像ではなく、藍の着物を着た青年がいて…。
 気が付いた青年は紺と名乗り、秀誠を300年も待っていたと泣き出して――!?


 可愛いお話でした。色々と説明不足というか、中途半端なままな事が色々残ったまま終わった感がありましたが、こういうお話はあまり深く追求してはいけないのかな…と思ったり。
 人間国宝間近といわれつつ亡くなった祖父の生まれ変わりだと幼い頃から期待されて、その期待が重荷の中で育った秀誠は、自分が300年前の秀誠の生まれ変わりだとは絶対に認めず、そんな秀誠を300年待ち続けた紺も300年という長い時の中、裏切られたのではという思いの中で待ち続けて、いつしかその思いが希望から絶望に替わった頃に現れた秀誠の事を信じたいけれども、信じ切れない…そんな二人の擦れ違う様が……以外とアッサリと片づけられていたなぁ…と。個人的には秀誠は結局、300年前の秀誠の生まれ変わりなの?(紺がそう主張しているだけで確証はなく…でも名前も一緒だしなぁ…)とか気になる所がポツポツありました…。
 結論としては300年の時を待ち続けた、子狐の純情物語。個人的には秀誠と紺がもっとイチャコラしてるシーンが読みたかったり、秀誠の彫物師的なエピソードももう少し読みたかったりしました。

 『光の先』は、秀誠の友人の祥真と、彼の生み出した式神の緋耀とのお話でした。創造主と創造物の恋愛は成り立つのか。個人的にはこれは、別の1冊のお話として読みたかったと思いました。(そしてこの作品を載せた部分で秀誠と紺のお話をもっと…と思ってしまった)。
 
評価【★★★★☆☆☆】
2009年9月の読書メーター
 9月はあんまり更新できないかも…とか言いつつ、頑張ってました。
 何故か二日に1回の目標を自らに課していて…でも結局、最後に力尽きてしまいました…。

 最近ちょっとストレスが多いせいか、本屋&古本屋に行く回数が増えてしまっていて、漫画は短時間で読めるせいかよく読みましたが、小説は思ったように時間が取れなくて読みたい本は沢山あるのに、全然消化できてません。特にじっくり読みたい本(「貴公子の求婚」とか!)を後回しにしています。ガッツリ一気に読みたいもんで…。

 でもって、漫画は読んだのに読書メーターに感想を書き忘れているのが多々あります(小説の場合は読み返すのが大変なんで、読んだらすぐに感想を書くようにしてるんですが、漫画は何時でも読み返せる安心感からか…)

 ということで、ブログの更新とほぼ一緒の読書メーターになってしまいました。
 今月の個人的ヒットは何と言っても山中ヒコさんの『王子と小鳥』でしょうか、あと綺月陣さんの『龍と竜』もツボでした。


9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1728ページ

王子と小鳥 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)王子と小鳥 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)
評価【★★★★★☆☆】ムーディーなフェロモン系のハーリド王子がステキです。決して美形な感じではない、むしろタレ目でちょっぴりイケてなくて普通のお兄ちゃん風な鈴木もツボ。最初はカタコトでしか意思の疎通が出来なかった二人が、徐々に惹かれ合う様子がとてもイイ!でも正直、読み足りません。「淋しさの値段」を収録するなら、ハーリドと鈴木の話をもっと!!王子は21歳という設定とのことで、今でも十分いい男なので、あと数年経てば!!!是非とも続編希望ですが…無理かなぁ。
読了日:09月01日 著者:山中 ヒコ

砂漠の従順 (ダリア文庫)砂漠の従順 (ダリア文庫)
評価【★★★★☆☆☆】王子が王族らしい傲慢さと強引さとで柏原を翻弄する様子や、彼らの間での意思疎通がすれ違いまくる様子は読んでいて楽しかったです。ただ、購入のポイントになった王子のオタク度ですが、期待していた程ではなかったのはちょっと残念。もうちょっと殿下は電波系でもよかったのでは…と思ったり。
読了日:09月05日 著者:桧原 まり子

『コイビト』 (白泉社花丸文庫)『コイビト』 (白泉社花丸文庫)
評価【★★★☆☆☆☆】人物の相姦が入り乱れ気味に感じてちょっと解りにくい所もあり。ただ、徹頭徹尾に高階が嫌な奴だったので、その点ではスッキリした感じなんですが…最後に吹っ切れるまでの義姉・いずみさんの精神の不安定さが読んでいてちょっとしんどかったなぁ。左右田がとにかく格好良くてその点は好評化ですが、作中の主人公にあんまり関係ない(ように思えた)高階夫妻のドロドロがしんどかったので、評価は低めです。
読了日:09月07日 著者:椎崎 夕

夜明けの声は甘く (ビーボーイノベルズ)夜明けの声は甘く (ビーボーイノベルズ)
評価【★★★★☆☆☆】和菓子職人と人気ソングライターという設定は面白く、寂れがちな商店街の活性化のためにバンドを高校時代の再結成して…という所も主人公以外の登場人物も生き生きとしていてよかったです。ただ、波乱があまりなく、全体的にアッサリ纏まっていた感じがあって、読み足りなさが残ってしまったのは残念。
読了日:09月12日 著者:李丘 那岐

おとなりさま (ビーボーイコミックス)おとなりさま (ビーボーイコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】会社ではりりしくてデキる男なのに、家ではズボラで…という二重人格な蓮田もイイです!ただ、蓮田って結局何歳だったのか…30代くらいかなぁ…と思いつつ、オヤジ受なのかどうなのかがハッキリせず。襲い受なのは面白かったんですが、全体的に蓮田の心が見えにくく、全体的に穏やかな恋で少し刺激に欠けた感じでした。
読了日:09月13日 著者:七織 ニナコ

ゆっくりまっすぐ近くにおいで (新書館ディアプラス文庫 212)ゆっくりまっすぐ近くにおいで (新書館ディアプラス文庫 212)
評価【★★★☆☆☆☆】全体的に盛り上がり所に欠けた感じで、文章の些細な言い回しが数ヶ所不自然に感じた所があったり、大内は結局、何歳なのか?とかの些細な部分が気になってしまい、話に集中しきれなかったような感じでした。最後は後書きのバイト先の社長に全部持っていかれた。社長の話がとても気になります。
読了日:09月19日 著者:渡海 奈穂

世界が終わる7日前 (ビーボーイコミックス)世界が終わる7日前 (ビーボーイコミックス)
評価【★★★★★☆☆】全体的に寂しい大人が癒されるお話が多かったように思います。あと、人外と人間というのも割合が多かった。各話とも少ないページ数の中にギュッとエッセンスを押し込んだような感じで、とても読み応えがありました。また読後感がどれもホンワカしててよかったです。各話の後についてる1頁の描き下ろし4コマ漫画も読後感をより一層温かな物に変えてくれました。
読了日:09月23日 著者:中村 かなこ

しもべと犬 (幻冬舎ルチル文庫)しもべと犬 (幻冬舎ルチル文庫)
評価【★★★☆☆☆☆】設定は面白そうだったので手にとりましたが、なかなか話の詳細が見えてこず、智重と信乃の関係も暗くて…前半は読んでいても楽しくありませんでした。その前降りが長かった割には展開は急だったように感じたり。最後に智重と信乃のラブが見られたので読後感はいいですが、前半が本当にキツかったので★は低め。
読了日:09月24日 著者:玄上 八絹

Gad Sfortunato (EDGE COMIX)Gad Sfortunato (EDGE COMIX)
評価【★★☆☆☆☆☆】basso名義の新刊ということで、期待していましたが…ラブがなくて正直物足りない感じが残りました。
読了日:09月26日 著者:basso

三百年の恋の果て (二見シャレード文庫) (二見シャレード文庫)三百年の恋の果て (二見シャレード文庫) (二見シャレード文庫)
評価【★★★★☆☆☆】300年の時を待ち続けた子狐の純情物語。全体的に可愛いお話でした。色々と突っ込みたい部分は残りましたが、そこは突っ込んだら負けなのかも。個人的には300年前の秀誠視点のお話が読んでみたかったような、現代の秀誠の彫物師としてのエピソードも、もう少し読みたかったりしました。
読了日:09月27日 著者:海野 幸

龍と竜 (ガッシュ文庫)龍と竜 (ガッシュ文庫)
評価【★★★★★☆☆】颯太がとにかく可愛かった。育児ネタは好物なので、それだけで読んでいて楽しく、幼い弟を必死に育てようとする竜城が前向きで、やくざの幹部なのに変にエコで子煩悩な龍にも好感が持てて読んでいて楽しかった。
読了日:09月30日 著者:綺月 陣


読書メーター
『しもべと犬』 玄上八絹
しもべと犬玄上八絹 / 竹美家らら
幻冬舎 ルチル文庫
552円 (ISBN978-4-344-81408-0)
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【あらすじ】
 警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられ、組むことに。
 自らが傷つけられることなどものともせず、危険の中に飛び込む信乃。「主人」である智重を恋い慕う信乃に、智重は冷たい。時には身体を繋ぎながらも、信乃は智重との距離に心を痛めているのだが……。

【感想】
 捜査一課・第二特殊犯捜査第五係、公式には四係までしかなく、ないはずの内部でも限られた者しか知ることとのない、闇の部分に非公式に存在するるのが五係――要人の、身を滅ぼしかねない個人的醜聞に発展すると予想される事件を、非公式に出動し解決することから付いた渾名が《スキャンダル課》だ。
 そんな五係に配属されるのは、どれも人には言えない過去を持つ人物達。
 その一人、奥村智重の相棒・石凪信乃は人間ではない。人をベースに、犬の能力を組み込んで造られた存在…。犬として一途に智重の愛情を欲する信乃だが、智重はそんな信乃につめたくあたり――。


 過去に傷を持つ智重と、そんな彼を一途に慕う人造人間の信乃という二人の設定は面白そうだったので手にしました。
 しかし、なかなか事件の詳細も見えてこず、智重と信乃の関係も鬱々としてるし、智重のトラウマもハッキリせず…ようするに話が全然見えなくて、読んでいても全然楽しくありませんでした。
 でもって、前降りが長く感じた割には展開は急だったように感じました。
 最後に智重と信乃のラブラブな様子が見られたので読後感は悪くないのですが、途中までが読むのが本当に辛かったので★は低め。
 
評価【★★★☆☆☆☆】
『世界が終わる7日前』 中村 かなこ
世界が終わる7日前中村 かなこ (Nakamura_Kanako)
リブレ出版 ビーボーイコミックス
571円 (ISBN978-4-86263-662-1)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 人の余命が見える葉山は、幼い頃から周りの人間に気味悪がられ、孤立していた。だが恋人の真島だけは、感情を顔に出せずツレない態度の葉山を理解し、大切にしてくれている。ラブラブな生活を送るある日、葉山は真島の余命をみてしまい…!?
 信じる気持ちに胸を打たれる表題作他5編を収録したピュアラブ作品集、描き下ろし付き!

【感想】『雪息子』
 雪息子は不死身の雪女族。人間の精気を吸って生きる。口元に唇を寄せて息を吸うように軽く一口、もし人間に正体がばれたら…その人間を、殺すという一族の掟がある。
 しかし、ある日、街中で精気を貰った人間が酒を飲んでいて、アルコールに弱い雪息子は酔いつぶれてしまい。介抱してくれた男・奈川に酔った勢いで正体をバラしてしまって…!?


 100年以上、一人で生きてきた雪息子の寂しさが切なかった。
 奈川の設定が今イチ解りづらかった(部屋を借りてる条件とか)気がしないでもなかったり、唐突に現れた感のある巨人とかがちょっと戸惑ったけど、終わり方は暖かかった。

『花の恩返し』
 花にはイシキがあります。道端に咲くたんぽぽは、ある日、道行く人間が自分に水をくれた事に衝撃を受け、思わず両手を合わせて強く願った。「お礼がいいたい。この…うれしい気持ちをあの人に返したい」そう願った瞬間、たんぽぽの姿から人間に変身していて…。
 
 何気なく水をやったタンポポ・花に恩返しをされる男・売木の最初は何処か淋しげな様子が、花と触れあっていくうちに癒されていく様子がよかった。
 人間の生活を何も知らない花の、様々な事に対する驚きもよかった。最後はどうなることかと思ったけど、とにかく偉い方、グッジョブ!!この一言につきるかと(笑)


『ランプに3つ目の願い』
 美和は人の胸元にランプが見える。ランプには3つの光る玉が入っていて、強い願いで人は無意識に玉を消耗…たいていは子供時代に使い果たす。美和は最後の1つを使わずにとってある。最後の願いはもう何年も決めかねている。ランプが見える事を子供の頃に人に話して以来、からかわれる中、同じ野球部の後輩・旭涼太は一言も茶化したりせず…。

 願い事をかなえてくれるランプが見えながら、そのランプに本当に大切な事は願わずに自力で得ようとする姿が微笑ましかったです。
 ちょっぴりメジャーリーガーな所とかも見てみたかった気もするけど、二人一緒に居られるのが一番大切な事なんだなぁ…と思った。

『世界が終わる7日前』
 葉山には人に見えない物が見える。それは人の余命。一週間前からカウントダウンが始まり、顔に現れる数字が「7」から毎日カウントダウンされ、最後の日は「0」となる。
 そんな葉山の恋人・真島の顔にある日「7」の数字が現れて…!?


 不思議な能力のせいで、子供の頃から孤独だった葉山と、そんな彼を愛おしく思ってしまう真島。二人の関係が暖かくて、最愛の恋人の死期がわかってしまった時の葉山の動揺と絶望、そして彼がとった行動が切なかった。
 最終的には愛の力って偉大だね。と思わせるラストでよかった。


『苺の家』
 青葉鷹は10年近く連絡の取れない父から、ある日突然送られてきたハガキで依頼された墓参りに行くことになった。
 墓参りのをする藤さんは鷹が小さい頃に一年間だけ父と三人で同居した人物だった。
 書かれていた住所に出向いた先には、藤さんの息子で一朗と名乗る高校生が応対してくれて。藤さんの墓参りをした鷹に「ウチの親父と、青葉さんのお父さんはデキてたらしいですよ」と衝撃の告白をサラリとしてくれて…!? 


 父親の頼みで墓参りに行った先で、出会った子と仲良くなる二人には生まれた時のDNAから惹かれ合う物が組み込まれていたのでしょう。と言う事で、主人公の二人よりも、その父親二人の関係が猛烈に気になりました。
 一年同居して、何故別れてしまったのかとか、色々…。お父さんの話が読みたかったなー。と、本編を無視してあれやこれや妄想してしまいました。
 本編の二人はとても可愛らしい感じの恋愛模様でよかったですよ。


『カレーの家』
 21歳の春、親が離婚した。両親は一人っ子の江上真佑に家を残し、思い思いの場所へ去った。それから2年、やってこれたのは恋人の存在がいたからだったが…その恋人からも別れを告げられ一人きりになってしまった真佑は自殺を考え、遺書をしたためていた時。ふいに「検針です」と背中に手を当てられた。家の中に不法侵入してきた謎の男は、窓から出ていって空中に浮いていて…自分は人間一人一人が持つ「悪の度合計」を検針して回ってる天使だと言い…!?

 天使と人間のとても不思議な、でも心温まるお話でした。

 全体的に寂しい大人が癒されるお話が多かったように思います。
 あと、人外と人間というのも割合が多かった。
 各話とも少ないページ数の中にギュッとエッセンスを押し込んだような感じで、とても読み応えがありました。
 また読後感がどれもホンワカしててよかったです。
 各話の後についてる1頁の描き下ろし4コマ漫画も読後感をより一層温かな物に変えてくれました。

評価【★★★★★☆☆】
『ゆっくりまっすぐ近くにおいで』 渡海奈穂
 先程書いた日記を取り下げました。
 
 このブログを見てくださっている方は本好きの方なんだろうな…と思うと、やはり気持ちの良い内容ではなかったと思うので。

 かわりに何時も通りの感想をアップしました。
 
 もし先の日記を読まれた方がいらっしゃいましたら、失礼いたしました。


ゆっくりまっすぐ近くにおいで渡海奈穂 / 金ひかる
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52212-3)
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【あらすじ】
 印刷会社営業の稲田は自社の印刷機の故障で刷れなくなった緊急の印刷を、町の小さな印刷屋で引き受けてもらう。そこの社長・大内は口が悪いが懐が広く、初対面の稲田が見とれるほどの美形。たちまち恋に落ちた稲田は、以来せっせと彼のもとに通い口説きまくるが、大内は拒否こそしないが受け入れてくれるわけでもなく……?
 年下ワンコ攻×クールビューティー受。商業誌未発表作をHシーン含め大幅加筆で文庫化!

【感想】
 稲田志郎はデザイン、製版、印刷などを請け負う会社の営業になって二年の若手。多少強引でも仕事をとってくれば会社のためになると信じて働いてきたが、どうも同僚からは受けがよくないらしく、ある日、明日には納品しなければならない品があるというのに、社内の印刷機が止まっていて使えないという状況を知らされたのは夜になってからという苦境に立たされる。あちこち頼み込んで唯一受けてくれたのが町の印刷屋の社長の大内双葉だった。救いの神の大内の、その整った容姿や懐の深さに魅了された稲田は、大内の元に通い詰めるが――。

 印刷という職種をメインにした中堅の印刷会社の若手営業と、町の小さな印刷屋さんの社長という設定やワンコ系の稲田や、年齢不詳な美貌の男前社長という設定は面白そうだったんですが…全体的に盛り上がり所に欠けた感じの読後感でした。
 文章の些細な言い回しで数ヶ所、不自然に感じるところがあったりと細かい部分が気になったりしてしまい、話に集中しきれなかったような感じもありました。また年齢不詳な設定の大内さんは結局、お幾つなんでしょうか?作中見つけられず…そういった所もちょっと気になりました。
 結局、最後の最後、後書きで書かれていた作者のバイト先の社長に全部持って行かれた感がある作品でした(苦笑)。
 
評価【★★★☆☆☆☆】
『おとなりさま』 七織ニナコ
おとなりさま七織ニナコ (Nanao_Ninako)
リブレ出版 ビーボーイコミックス
571円 (ISBN978-4-86263-663-8)
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【あらすじ】
 毎晩ゴハン作ってます。
 掃除洗濯もしてます。
 俺の服を勝手に着てかれて途方に暮れたりしてます。
 夜も一緒に寝てます。
 乗っかられてリードされましたがHだっていたしました(ちなみに俺が入れるほうでした///)コレって完全に恋人ですよね?
 それなのに意地悪でズボラで外ヅラだけは良いあの人は違うというのです;
 描下ろし40P収録!!

【感想】
 念願の一人暮らしを始めた社会人二年目の窪阪の部屋の隣に住んでいたのは、会社の上司の蓮田課長だった。
 会社ではデキる男で物腰も柔らかな大人な蓮田は、しかし家にいるときはがさつで口は悪いし、部屋は汚い子供みたいな男で…。
 そんな二重人格な蓮田に何故かか料理など世話を焼くようになっていて…。
 思いがけず蓮田にキスされてから、だんだんと意識するようになってきて――。

 
 帯の「実は俺↑が攻なんです」という文句に釣られて購入しました(笑)
 会社ではりりしくてデキる男なのに、家ではズボラで…という二重人格な蓮田もイイです!
 ただ、蓮田って結局何歳だったのか…30代くらいかなぁ…と思いつつ、作中にそういった記述がなかったので解らずじまいでした。
 なので、オヤジ受なのかどうなのかがハッキリせず。襲い受なのは面白かったんですが、全体的に蓮田の心が見えにくく、全体的に穏やかな恋で少し刺激に欠けた感じでした。

評価【★★★★☆☆☆】
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