梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
『太陽は夜に惑う』 真瀬もと
太陽は夜に惑う真瀬もと / 稲荷家房之介
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52185-0)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 紅砂の国ザハナを訪れた朔人。エキゾチックな街並みで、映画から抜け出した“シーク”のような男アーキルと出会った。彼に連れられて行ったのは、喪われた砂漠の都スツ。その廃墟のなかで、朔人はアーキルに情熱的に抱かれる。ところが初めての恋を自覚した途端、アーキルがザハナの王族であること、そして十年前に朔人の兄を氏に追いやった仇であるかもしれないことを知り……。
 オール書き下ろしラブinアラブ!!

【感想】
 1926年、アラビア半島の首長国ザハナの都アブカディル。
 映画監督の義父に連れられて、イギリスからこの国に休暇を取材で訪れた16歳の森下朔人は街中で以前、映画の主人公役にピッタリだと思った人物を偶然見かけ、思わず声をかけてしまった。
 年は三十歳前後。男はアーキルと名乗り、食事に招待されるが、そこで酔いつぶれて寝てしまい――。


 面白そうなエッセンスは沢山溢れていたのに、どこか活かし切れてなかった感が残りました。
 アーキルが喪われた王国・スツの末裔であると言うのも魅力的だったし、朔人の養い親で映画監督のレヴィの職業も面白そうでしたが…どれも中途半端な感じの印象が残ってしまい。また6歳から英国で育ったと言う朔人が、日本人であった必要性があまり感じられなかったと言うのも…。
 個人的にはイスラム教国ではなかったというスツという国の話が読みたかったり、最後にチラリと出てきたレヴィとプロデューサーとの関係が気になったりと、本筋から逸れた所ばかりが心に残ってしまいました。

評価【★★★★☆☆☆】

以下は拍手のお礼です。
[『太陽は夜に惑う』 真瀬もと]more...
『パーフェクトな相棒』 洸
パーフェクトな相棒洸 / 亜樹良のりかず
徳間書店 Chara文庫
533円 (ISBN978-4-19-900493-3)
Amazonを見る bk1を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 ボストン市警の刑事・ケンの相棒は、パートナーを組んだばかりのマイク。犯人の心理分析が得意なケンとは正反対で、マイクは直感で行動する辣腕。お互いに気が合わず反発しあうなか、殺人事件の捜査中に、ケンが拉致され暴行されてしまった!
 理性では凌辱を忘れようとするけれど、時折トラウマに悩まされるケン。見かねたマイクは、「抱かれた記憶を上書きしてやる」と抱いてきて!?

【感想】
 ケン・ライリーは殉職した父と同じ、ボストン市警殺人課の刑事である。二ヶ月前にコンビを組んだばかりのマイク・ウェイドとは互いにまだ相手にペースを掴み切れてない所がありつつも、事件を解決する日々だ。
 そんなある日、ダウンタウンの一画で若い女性が首をナイフで切られて殺される事件が発生し、その捜査を担当していたケンとマイクは、捜査中にマイクの目の前でケンが拉致されてしまい…薬でラリッた犯人にあろう事かケンはレイプされてしまい――!?


 海外ドラマや海外が舞台のお話が好きなので、洸さんの作品は以前から好きで、よく読んでいます。
 今作もアメリカはボストンが舞台の刑事物と言うことで大好物です!と言う事で購入決定。
 お話も事件を追いながら、相棒がいつの間にか気になる存在に…という恋も有り、ケンがレイプされたりと波乱もありで読み応えがあるかなと期待していたんですが…うーん、事件の推理の方はまぁいいとして、ケンが暴行された後の精神的ショックを乗り越える過程が余りにもアッサリしすぎてるような…もっとショックな事じゃないの?そんな簡単にトラウマって克服できるの!?とか思ってしまいました。マイクとケンの関係も何だかなし崩し的に感じてしまったのは気持ちの変化が読みとり切れなかったからか…。
 レイプというショッキングな展開の割にはアッサリと収まった感が残ったのが残念でした。でも、洸さんはやはり海外物が面白い!と思った、海外設定スキーとしては、是非今度もこういった設定で描いて頂きたいとも思ったり。

評価【★★★★☆☆☆】
『マハラジャの愛妻』 加納邑
マハラジャの愛妻加納邑 / 桜城やや
リブレ出版 ビーボーイノベルズ
850円 (ISBN978-4-86263-451-1)
Amazonを見る bk1を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 「花の精のようなお前を、誰にも渡したくない。誰にも触れさせたくない…」
 マハラジャしか入ってはいけない、王宮の秘密の庭。そこを世話することになった庭師の少年・ミルは、危機を救ったことから、精悍な若き王と愛し合うようになる。けれど、マハラジャの命を狙う陰謀が忍び寄り…!?
 情熱に溢れた、力強い眼差し。月明かりの王宮で、逞しく熱いマハラジャの胸に抱きしめられ、甘い愛撫に溺れて…♪ エキゾチック・ロマンス♪

【感想】
 四歳の時に寺院の前に置き去りにされた少年ミルは、その後王宮勤めの庭師の親方に引き取られて10年、育ての親の親方の死後、その仕事を引き継ぎ半年、マハラジャの為だけにある中庭を心を込めて世話をしてきたが、マハラジャの前に姿を見せるのは禁じられていて、勿論マハラジャの姿を見たこともない…。そんなミルだったが、ある日マハラジャが居るはずの庭から人のうめき声が聞こえてきて…躊躇しつつも向かった先では、若きマハラジャ・ラシュが毒蛇に咬まれて倒れていて――。

 最近アラブ物は頻繁に見かけますが、今作はマハラジャ…一目見て思った事は「新しい…!」でした(苦笑)。
 と言う事で、設定だけで購入しましたが…うーん、楽しんで読めたんですが…気になる所が所々…時代設定は何時頃なのかしら?とか、カースト制度は全無視ですか?とか、カレーは?(笑)などその他諸々…。結論としては、マハラジャという名前と衣装だけ取ってつけた、実際のインドとは全く関係の無いファンタジー設定なんだな…という感じでした。
 BLがファンタジーと言えばそれまでなんですが、個人的にはもう少し設定面などにこだわって欲しかったなぁ…と思ったり。
 あと、タイトルが『マハラジャの愛妻』なんで、妻になった後のお話かなぁ…と漠然と思ったんですが、妻になるまでのお話でした。いわゆるシンデレラストーリーなんでしょうか…。
 ファンタジーとしては楽しめて読めたんですが、少し物足りなさも残ってしまったのが残念でした。

評価【★★★★☆☆☆】
『ウサギ狩り』 鈴木あみ
ウサギ狩り鈴木あみ / 街子マドカ
二見書房 シャレード文庫
619円 (ISBN978-4-576-08105-2)
Amazonを見る bk1を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 伝染病により女性が滅亡し、男だけになった世界で起きた異変――それは、ある日突然動物のミミが生え、同性を惹きつける強烈なフェロモンを発する「ミミつき」の存在が確認され始めたことだった。高価に取引される彼らを狩る「ウサギ狩り」。ウサギの「ミミつき」になってしまった宇佐美一羽の前に、高校時代の同級生で今は狩野組組長である狩野が現れる。あっという間に捕獲された一羽は玩具として売り飛ばされることを覚悟するが、手始めに狩野から屈辱的で淫らな行為を強いられて…。

【感想】
 女性が絶滅し、男だけの世界になって数年…突如として現れだ「ミミつき」と呼ばれる存在…ごく普通の男に、ある日突然、動物のミミと尻尾が生えた人の事をそう呼ぶようになり。「ミミつき」の数は極めて少ないが、その存在は同性を惹きつける強烈なフェロモンを垂れ流し…女性の居なくなった世界では、その希少性と共に高価に取引されるようになり…一部では「ミミつき」を狩ることを「ウサギ狩り」と呼び…。
 宇佐美一羽はある朝、起きるとウサギのミミと尻尾が生えていた事により生活が一変することになり、それ以来というもの生活必需品の買い出し以外は部屋に閉じこもり身を守っていたが、それでも油断をすれば襲われる危険のある日々に疲弊していたある日、外出時に「ウサギ狩り」にあい窮地に立っていた一羽を救ったのは、高校時代の同級生で今では親から継いだ暴力団の組長をしている狩野宗司で――。


 色々とツッコミ所が満載なお話でした。
 突き詰めてしまうと破綻だらけに感じた設定でしたが、そこら辺は突き詰めず、ただとにかく「ファンタジーだから」を合言葉に読めば、楽しめました。
 設定としては色々な動物の「ミミつき」が居るはずなんですが、作中出てきたのはウサギ耳を持つ一羽と、真代(狩野の従兄弟)の二人だけだし、「ミミつき」を狩るのは「ウサギ狩り」だし、何より登場人物の名前が「宇佐美一羽」に「狩野」と言う辺りで、設定は後付でとにかくウサギ耳ありきのお話でつっこんではいけないのだな…と(苦笑)
 クールビューティーな容姿に不似合いなバニーが萌えなお話でした。
 シリーズ化されるらしいので、多分そちらも読んでしまう位には楽しんでました。

評価【★★★★☆☆☆】
『明日も愛してる』 安芸まくら
明日も愛してる安芸まくら / 深井結己
蒼竜社 Hollyノベルズ
857円 (ISBN978-4-88386-354-9)
Amazonを見る bk1を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 朝、は知らない部屋のベッドで目が覚めた。ついさっき、眠りにつくまでは櫂は十八歳だった。しかし窓に映る自分の姿は、どう見ても高校生には見えないほどくたびれていた。
 「現在のおまえの年齢は35歳」……枕元に置かれたファイルにはそう書かれていた。
 戸惑う櫂の前に現れたのは、ツダと名乗る見知らぬ男だった。男に自分の「ハウスキーパー」だと告げられた櫂は驚くが…。――永遠に繰り返されるせつなく甘い愛の物語。

【感想】
 渡瀬櫂はある朝、見知らぬ部屋で目覚めた。枕元に置いてあったファイルには自分の字で「5年前に事故で負った怪我が元で記憶の容量が13分しかもたない――現在のお前は35歳」と書かれていて…。混乱する櫂の前に現れた、泣きぼくろが印象的な男性は津田と名乗り、櫂のハウスキーパーだと言うが…。

 安芸まくらさんといえば今は無き(復活希望!の)雑誌「小説アイス」を連想しますが、アイスノベルズでの安芸さんの印象ははっちゃけコメディ路線だったような…そんなあやふやな記憶を思い出しつつ読みましたが、コメディのコの字もなく、良い意味で予想外の作品でした。
 事故で前向性健忘という記憶障害で17歳以降の記憶を無くし、現在の記憶も13分以上は保てない櫂の視点で物語が進むので、作中ワカラナイ事だらけな上に、13分したらポロッと記憶を忘れてしまい混乱する櫂の目まぐるしく揺れ動く内面に振り回されつつ、それでも忘れがたい津田悠児に対する想いを再確認したりとグイグイと読ませる力のある作品でした。
 読み終わって驚いたのは、あれだけ色々あったのが、実は彼らにとってのたった一日の物語だということ。あとがきを読んで初めて気が付きました…と同時に彼らにとってはあれが日常なんだと想像するだけで……津田の献身は櫂への愛が支えて居るんだなとか、13分しか記憶できない世界に生きる櫂の苦悩を想像してしまい…それがどれだけ大変な事かが迫ってきました。
 読後感は良かったのですが、櫂と津田の事故前の様子なども気になったり、思わせぶりな設定があんまり関係なかったりと消化不良な部分も残ったのが残念。エッチシーンをあんなに入れるなら、そちらをもう少し説明してほしかったような…。

評価【★★★★☆☆☆】
『甘い生活』 木原音瀬
甘い生活木原音瀬 / 石原理
オークラ出版 アイスノベルズ
838円 (ISBN4-87278-866-4)
Amazonを見る bk1を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 家庭教師のバイトを始めた清隆の生徒は、不登校の子供だった。本を読む以外に反応を示さない文和に、とうとう清隆は切れて、欲望のままに押し倒してしまう…。
 ――少年と青年の微妙な心の関係を描いた「甘い生活」。高校生に成長した文和が恋に悩む姿をつづった「口唇エレジー」。そして、二人のその後えを描いた書き下ろし「太陽がいっぱい」等3本を収録。
 木原ファン待望の作品がついにノベルズ化!!

【感想】
『甘い生活』
 藤井清隆は自分の女性に興味が持てないという性癖を自覚しつつ、好きな男性が出来ても、振られたり周りに言いふらされる事を想像するだけで消極的になり、いつも片思いどまりで、また男性的な荒々しさが苦手な大人しい男だ。
 そんな藤井だが大学一年の時、友人の紹介で家庭教師のアルバイトをすることになる、が…訪れた家で待っていたのは引き籠もりで自閉気味な小学四年生の三宮文和だった。
 文和は一日中、部屋で本を読み話しかけても返事をすることもない、そんな子供に勉強を教えろと言われても意思疎通も出来ない日が続き、バイトを辞めようと思っていた矢先のある日、家人が留守になった時、ふとした切っ掛けで藤井は押し込めた衝動を爆発させてしまい、気が付いた時には文和を強姦していて…。
 理性が戻り、自らのした事に恐れ戦く藤井だが、文和は周りに訴えず…罰せられる事がなかった藤井は、文和の甘さに何時しか罪悪感も薄れ、関係を続けてしまい――。


 犯罪のお話です。
 これ、よく書籍化されたなぁ…と言うのがまず感想。
 あとは藤井と言う男が何とも酷い男です。
 藤井視点で物語りが進んでいくので、藤井の心理がよくわかるんですが、まったくもって酷い男でした。
 木原さんは、こういう人間の屑の様な人物を描かせるとピカイチだと思うんですが、それにしてもコレは…相手が子供だけに…生理的に厳しかったです。
 このお話、続編が書かれているので、そちらがあってまだ受け入れられる、そんなお話です。
 最後の文和が中学一年と成長して、形勢が逆転し文和が藤井を組み敷いて、藤井の口にコインを入れるシーンは暗示的でした。
『口唇エレジー』
 三宮文和は中学に入った頃から背がぐんぐんと伸び始め、中学三年の時には180cmにもなった…部活動のバスケットをするには有利な身長も、好きな人には嫌がられる…。
 文和が好きな人、藤井清隆とは文和が小学四年、藤井が大学一年の時に家庭教師に来て以来、肉体関係にある…。昔は文和が藤井に抱かれていたが、中学一年の時に、藤井が家庭教師を辞めてからは文和が藤井の事を抱くようになり、またそれまでは藤井が文和の家に来ていたが、今では火曜日と金曜日に文和が藤井の家に通うようになっていた…。
 何時も邪険な態度を取る藤井のことを、それでも慕う文和だったが――。


 『甘い生活』の二年後。
 文和視点でのお話だったので、前作ではよく分からなかった彼の内面、生い立ちからの人物形成がよく分かり、親の愛情を知らずに、自らの感情の表現力が不自由な文和にとって、最初は乱暴からであっても、一番近くに触れてきた藤井の温もりに執着する事は、とても自然に感じられ…。
 一方で、文和が一途に思いを寄せる藤井は、最初の関係を藤井の方から持ったにも関わらず「好きな人が出来た」「お前は嫌だ」「自分にはもっと大人の恋人が出来るはずなんだ」と文和に対して身勝手な発言を繰り返す藤井は、相変わらず酷い男でした。
 そんな藤井に対して一途な思慕を向ける文和は、最初の関係を持ったのは藤井だし、抱けば喜ぶから自分の事も好きなんだろう…と子供らしい素直さで思い続ける所は切なかったです。
 結局「甘い生活」と同じく、藤井が酷い人だった事には変わりないんですが、そこに前作では今イチ読みとれなかった文和の心理描写が作品に厚みと切なさが加味されたと思います。
 色々と悩んだ末に、文和が出した答えが印象的でした。
『太陽がいっぱい』
 三宮文和は、一年かけて考えた末に藤井清隆の事を「好きだ」と自覚し、その思いのままに藤井の家に住み着いてしまう。
 そんな文和を最初は邪険にしていた藤井だったが、何時しかそんな藤井の気持ちにも変化が現れてきて――。

 
 『口唇エレジー』の一年後。
 再び藤井視点でのお話。一年ぶりに藤井の前に姿を現した文和に対して、最初は全く愛情を感じなかった藤井が、暫く会わないうちに「男」の体になっていた文和の事を意識し始めて…。
 どれだけ邪険にされても、蔑ろにされても藤井の事を一途に思う文和と、そんな文和の事を次第に好きになっていく藤井…。それでも、藤井はやはり性格的に色々と難があり、読みながら「本当にそんな奴でいいの?」と思う部分もありながらも、一途に思う文和が最後には幸せになった事には救われたり。
 グイグイ読ませる力があり一気に読め、読後感も良かったですが、作中(特に最初)の虐待がどうしても引っかかったので★は低め。

評価【★★★★☆☆☆】
『月夜ばかりじゃないぜ』 岩本薫
月夜ばかりじゃないぜ岩本薫 / 奈良千春
幻冬舎 ルチル文庫
552円 (ISBN978-4-344-81383-0)
Amazonを見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 新宿を仕切る「神武会」組長の息子に生まれながら、やくざが嫌いな檜垣鳴海は、探偵を生業としている。鳴海の事務所になにかと顔を出すのはかつての「守り役」で「神武の虎」と恐れられている若頭・甲斐柾之
 十七の時、十歳年上の甲斐への想いを自覚し振られた鳴海だったが、その想いを諦められず……!?
 書き下ろしを収録した待望の文庫化!!

【感想】
 檜垣鳴海は代々続くヤクザの組長の息子として生まれたが、その家業のせいで幼い頃から後ろ指をさされ、クラスメイトからは距離を置かれ、更には13歳の時には抗争に巻き込まれ母親を亡くし、ヤクザ稼業に嫌気が差し…18歳の時に勘当同然に家を飛び出し、単身アメリカで探偵の修行を積み帰国して探偵事務所を構えたのは、生まれ育った新宿だった…。
 地の利のある土地だが、そこは同時に父親が組長として、そして幼い頃から鳴海の守り役として側にいてくれた甲斐柾之が若頭としているエリアだった…。
 幼い頃より側にいた甲斐にいつしか淡い恋心を抱くようになっていた鳴海は17歳の時に想いを打ち明け、振られ、傷心で旅立ったアメリカで経験を積み…数年が経ち、踏ん切りが着いたと思って帰国して、再会と同時に諦めきれない胸の内を自覚して――。
 27歳になった今も想いを諦めきれずに、それでも平素は気持ちに蓋をして日々仕事に専念する鳴海だったが…ある日、持ち込まれた女性の捜索依頼はワケアリの内容で――!? 


 27歳のいい歳をした青年が10歳も年上のヤクザの若頭から「坊ちゃん」と呼ばれる設定に購入を決定しました(苦笑)。
 甲斐が鳴海を溺愛してるのは読んでいて楽しかったです。
  
 しかし、読んでる最中に「なんかこの展開どこかで読んだな~、ヤクザ物好きだからかな~」とかボーっと思ってたら、後書きを読んで再録というのを知り、ASSAMUを見直して……読んでたことにやっと気付きました…_| ̄|○ il||li
 前回よりも期待せず読んだ為か、手直しされていた為か、楽しめて読めました…。
 それにしても綺麗サッパリ忘れていた、自分の記憶力に激しく落ち込みました。 
 
評価【★★★★☆☆☆】
Copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved. template by kayoEgawa
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。