梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『緑陰-たったひとりのあなたへ』 春原いずみ
緑陰-たったひとりのあなたへ春原いずみ / あさとえいり
二見書房 シャレード文庫
552円 (ISBN4-576-01040-9)

【あらすじ】
 お願いだから……このまま突き放さないで。先生の…ぬくもりをください……っ。
 偶然発見した幻の名作「幻影」に強い印象を受けた美術館の学芸員・佐保雅和は顧問の榊原秀一郎の助けを得て、作品全点の収集に乗り出す。しかしそれは佐保が自ら封じた、とある記憶を呼び覚ます鍵だった。
 不安に陥る佐保を時に助け、時に導きながら見守り続ける榊原……。そんな榊原に一時のぬくもりを求めた佐保だったが、やがて二人の関係にも変化が――。運命的な出会いと別れが織りなす、薫り高いミステリアス・ロマン。

【感想】
 美術館の学芸員として働く佐保はある日、寄贈された収蔵品の整理中にある日本画を目にして、その作品に強く惹かれるものを感じる…その絵は、一部では幻と言われている夏島流一と言う謎の作家の「幻影」というシリーズ作品の一作だった。
 佐保はその絵に強く惹かれる心が、彼が高校生の時に事故で失った記憶に関係がある気がして、何とかその絵を全て見てみたいと思い始める。そして、その絵について詳しい知識のある榊原の助けを得て少しづつ絵の核心に近づいていくが、それと共に言いしれぬ不安感に襲われて――。

 読み進めるうちに、だんだんと明らかになってゆく“過去”と、それに関係する“幻影”と人々。
 とても落ち着いた文体で淡々と描かれていて、文学的で日本画と言う世界を舞台にした作品の雰囲気と凄くマッチしていたと思います。
 ただ、個人的な好みの所で私としては主人公をはじめとした登場人物のキャラがいまいちツボから外れてたらしく…感情移入しきれなかった部分が少しあったみたいで、文体や雰囲気は好きだったのですが、読後に余韻が思っていたよりなかったです。

評価【★★★★☆☆☆】
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