梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『いけすかない』 榊花月
いけすかない榊花月 / 志水ゆき
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN4-403-52095-2)

【あらすじ】
 女にも男にも不自由したことがない傲慢で超俺様な遊び人・衛藤国春。二十一歳にして初めて“相手からふられる”という経験をさせられ苛々していた彼が、なりゆきから小生意気でキレイな“子猫ちゃん”を拾うハメに。自分の思い通りにならないそいつと暮らすうち、今まで誰にも抱いたことのない優しい気持ちが芽生えてきたりして……もしかしてホレちゃったのか?
 こんなの俺じゃないだろ!? 書き下ろし続篇も収録!

【感想】
『いけすかない』
 「ふれていたい」で出てきた夕雨の元カレの衛藤のお話。
 夕雨にふられて落ち込み気味の衛藤はカフェレストランで理不尽な理由でウェイターの青年・彗の足を引っかけて難癖をつける。まるきりの衛藤の八つ当たりの結果、住み込みの仕事をクビになった彗が衛藤が落とした免許証を持って彼の家に転がり込んできたのは予想外で…出ていけと言っても出ていこうとしない彗を押し倒そうとすると突然、暴れ出して「やめて、お兄ちゃん」とい叫びだして…さすがのロクデナシな衛藤もトラウマ持ちを無理矢理するのは面倒、とその場は引き…いつもならトラウマがあるにせよ、そのまま押し倒してやる事やって追い出してるハズなのに…それから二人の生活が始まるが――。

 「ふれていたい」でさんざんロクデナシっぷりを披露してくれた衛藤視点のお話で、夕雨を失って、今まで楽しいと思っていた遊びが楽しいと感じられなくなった彼が彗と一緒に暮らし始めて、だんだんと彗に惹かれている様子が丁寧に描かれていてよかったです。
『想うということ』
 「いけすかない」のその後。
 衛藤と両思いになり、付き合いだした彗だがSEXは兄とのトラウマのせいで、まだ勇気が出ない。そんな彗の事を大切に想いキスだけで我慢してくれる衛藤に申し訳ない気持ちと共に愛しさは募ってゆくが――。

 今回は彗視点でのお話でしたが正直、衛藤が良い人すぎて「アンタ誰や!」と思わなくもなかったですが…愛は偉大だって事ですかね…彗フィルターだったのか?(苦笑)
 今作では両親から愛された記憶がなくて、自分に自信のない彗の葛藤やそんな彗を衛藤が支える所など、なかなかに読み応えのある作品で楽しませて頂きました。

評価【★★★★☆☆☆】
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