梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
『小説b-Boy 2006年09月号』
小説b-Boy 2006年09月号 今号から木原音瀬・ひちわゆか・和泉桂・岩本薫さんという実力派の作家さんの豪華ユニットが始動ですね。でも次が気になって仕方なくなりそうなので出来れば全部出てから読みたいナァ…と思ってるのですが、我慢ができなくて読んでしまいそうです(苦笑)。
 今号の私の当たりは西江彩夏さんの『嘘つきの恋』でした!




小説b-Boy 2006年9月号
NOVEL
『英国紳士』 あすま理彩(明神翼)
『嘘つきの恋』 西江彩夏(鈴木ツタ)
ダイヤモンドに口づけをシリーズショートソラの笑顔に乱されて』 あさぎり夕(佐々成美)
『学園ヘヴン 七条編 第二回(原作:Spray)』 市村奈央(氷栗優)
『リザーブキス、エンゲージラブ』 浅見茉莉(一馬友巳)
『最上の男。』 六堂葉月(南月ゆう)
『SASRA プロローグ』 Unit Vanilla(円陣闇丸)

COMICS
『わがままな人魚様 第三回』 果桃なばこ
『青い空があればそれでいい 最終回 LOVE STORM!』 桑原祐子
『集計!!男の社内恋愛』 沢口忍

↓以下は私の読んだ作品の個人的なあらすじと感想です(ネタバレ注意!)

『英国紳士』
 「他の男には抵抗しなさい。いいね?」僕が出会った公爵(デューク)は、冷たい瞳で熱い愛を囁く情熱のひとで――!…由緒ある貴族と紅茶のロマンス♪
 香乃菜生は紅茶の輸出入を専門に行っている会社にバイヤー兼営業として働いている。現在は入社二年目にもかかわらずロンドン本社への転勤してきたばかり、と言っても菜生が特別優秀な社員だったからと言う訳ではなく、先日両親が揃って交通事故で亡くなり、一人娘を亡くした祖父が気落ちし体調を崩した為だ。
 両親は父がイングリッシュ・ローズという紅茶の買い付けに訪れた英国で出会い恋をしたが、祖父に仲を反対され、母は駆け落ちした為、祖父は菜生に心を開いてくれようとしない。しかし、母が駆け落ちをする時に祖父の元に残していったイングリッシュ・ローズの入れ物を娘の思い出しながら寂しそうに眺めている祖父を見て、もしその紅茶を祖父に飲ませてあげられれば少しは祖父の気持ちも慰められるのでは…と思い探したのだが、その紅茶は最高級品であるが故に、代々の顧客である貴族の予約だけで出荷分がなくなってしまうような「幻の紅茶」であり、菜生の様な一般にはなかなか手に入れられないものだった…。
 しかしいつかは、と希望を捨てずに日々を一生懸命に暮らす菜生だが、ある日突然“紅茶泥棒”と間違えられた所に助け船をだしてくれたのは、瀟洒な燕尾服に身を包んだイギリス紳士然とした青年で彼の城に連れられてきた菜生はそこで紳士がエドワード・ローレンス公爵と知り、驚き更にそこで飲んだ紅茶のあまりの美味しさに驚愕する。そして、その紅茶こそが、探し求めていたイングリッシュ・ローズである事を知り…ひょんな事からエドワードに紅茶について教わることになり――。

 
 粗筋が長く成りすぎた…。
 タイトルからどんな話になるのかなぁ…と思いましたが、イギリスを舞台に紅茶に情熱を傾ける人たちのお話でした。菜生の紅茶に対する思い、前向きな姿勢など読み応えがあり、またお茶好きとしては、沢山のお茶が出てきて読んでいて楽しい作品でした。
『嘘つきの恋』
 一途でひたむきな恋人なんて鬱陶しい。でもいつか、ぬくもりに甘えはじめていた…。
 33歳の関和貴は二枚舌を持っている。心で思っている事とは正反対の事をさも本当の様に話せるのだ…。13歳でゲイだと解ってからは自由な恋愛を楽しんできた。しかし十年前に別れた西崎の事は今でも時折思い出し、事ある毎に粉をかけてしまう。そんな自身の行動も何時もの気まぐれの一つと軽く思っている。そんな関がふとした気まぐれから、全く自分の好みでもない大学生と関係を持つ。青年・大野友彦は身長こそ高いものの、ヒラメ顔にハの字眉で、着るモノもダサくていかにも田舎の青年と言った風情で、性格は何処までもお人好しで…。最初は飽きたらすぐに別れれば、と思っていたのに、何故か関係はズルズルと続いていき――。
オススメ!
 最初はとにかく関の性格が捻くれていて、どうしようもない感じでしたが…話が進むにつれ、なぜ彼がその様な性格になったのか?自分を必死で守ろうとしている裏返しなのだ…と言う事が説得力をもって理解出来、同時に彼の寂しい心が胸に迫ってきました。そして、そんな関に寄り添い、どこまでも関を許容し、溺愛する11歳も若い大野の愛に関が癒されていく様子は心に迫りました!!
 作者は私には初めての作家さんですが、今後注目しようと思います。
『リザーブキス、エンゲージラブ』
 ブルーグレイの射抜くような瞳に、あなたを忘れられない自分を、自覚した……。
 ホテルで燃え上がる、再会ロマンス

 露木千里は大学卒業後、スイスのホテルスクールで学び、グロリアホテル&リゾーツの幹部候補としてNY本社採用となり、そのままホテルグロリアNYで数年勤務し、その経験を買われホテルグロリア東京のアシスタントマネージャーとして赴任してから半年、日々訪れるお客様と接し、トラブルには的確に対処している千里だが…ある日、金褐色の髪にブルーグレイの瞳の外国人に目を奪われる。彼ジェイ・ラドフォードは千里のNY時代の上司で…千里が儚い恋心を抱いていた相手だったから――。
 折しもホテルには本社より内密の視察が入る事になっていて…。


 千里が仕事に打ち込む様子にホテルで働く人々の日常が垣間見えた感じで読んでいて面白かったです。ジェイからのアプローチを千里の臆病な心が素直に受け止められない所も、好きだからこそ、臆病になる…という気持ちもよく伝わってきました。ただ、話の筋はすぐにわかってしまいましたが。
『最上の男。』
 オカルトなんた大嫌い!な秀和が、実は“オカルト”だった!?
 おまけにエサは大嫌い!なアイツだなんて――!!

  16歳の佐倉秀和は徹底したオカルト否定派、しかしそんな彼が、自分がヴァンパイヤだ…と言われた夢を見た日から突然、同級生の男子達の“匂い”に強く惹きつけられるようになり、しかも中でも一番強く秀和を惹きつける“匂い”を出していたのは、よりにもよって秀和が一番関わりたくないと思っていた津元啓吾で…“匂い”はヴァンパイヤとしての秀和の食料としての香りだた――。

 なかなかツッコミ所満載のオカルトコメディでした。オカルトと言っても全然恐くなかったですが(笑)。
 個人的にはオカルト否定派の秀和くんには正直もうちょっと頑張って否定してほしかった気がしますが、まぁ背に腹はかえられないですからネ…お腹が空いたら仕方ないですよね(苦笑)
 たまにはこういう話も面白かったです。
コメント
初めまして
梅娘さま、初めまして。別世界のふみと申します。
「SASRA」で検索していてこちらに辿り着きました。
西江彩夏さんの『嘘つきの恋』ですが、私もすごく面白いなと思いました。
注目したい作家さまですよネ。今後雑誌とかに掲載されたら、恐らく買います(笑)。
「SASRA」の方はまだご覧になっていらっしゃらないのですね。残念!
いつか感想をお聞かせいただければ嬉しいです。
では失礼いたします。
2006/09/16(土) 19:30:04 | URL | 別世界のふみ #sSHoJftA[ 編集]
はじめまして!
>ふみさん

こんにちは、初めまして!コメント有り難うございます(^0^)ノ
「SARARA」で来てくださったのに、感想をアップしてなくてゴメンなさい;
でも今月号が大好きなエジプトだったので我慢が既に無くなりそうです(苦笑)
読んだらアップ致しますね!

西江彩夏さんの『嘘つきの恋』は思いがけず面白くてハマりました。
実はb-Boyに他作品も掲載されていたそうなんですが、その時期は丁度買うのを自粛していた時だったので持っていないのが悔やまれます(泣)

自粛していた時もありましたが、ビブロスが倒産したときに、毎月発行されている小説誌のありがたみがヒシヒシと伝わりました。毎月のお楽しみがあるのって素晴らしいですね!
2006/09/17(日) 13:03:38 | URL | 梅娘@管理人 #wygDBGUg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved. template by kayoEgawa
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。