梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『リンゴが落ちても恋は始まらない』 松前侑里
リンゴが落ちても恋は始まらない松前侑里 / 麻々原絵里衣
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN4-403-52130-4)

【あらすじ】
 が恋人との旅行から帰ってくると、部屋にはなぜか他人が住んでいた。見覚えがある男は、同僚の野宮暁人。忍が男と不倫していることを知った父が、忍からマンションを取り上げ、彼に貸してしまったのだ。不倫相手と別れ、女性の恋人を作れば部屋は返してくれるという。それまで行き場がない忍は暁人の厚意で同居させてもらうことになるが、元から苦手だった暁人と何かにつけぶつかりあい……? 全編書き下ろし!

【感想】
 十歳の時に十歳年上の兄が「自分は他にやることがあるから跡は継げない」と家を出てしまい、父が兄を勘当して以来、教育大学付属高校の学長の父の跡を継ぐ事は忍の義務となった。本当は自分だとて絵を描く事が好きだったけれども、親に反発する事は十三歳の時にある一言を聞いて止めた。それからは親の言う通りの進路を歩き、現在はいずれ継ぐであろう高校で英語の教師をしている。
 本心を悟られぬ様、伊達眼鏡で心にフィルターをかけて同僚からは若先生と呼ばれ…しかし、そんな反動からか付き合う相手は何時も既婚者の年上の男性で――。

 子供の頃に親に甘えられなかったからか、自分を押し込めて生きてきたからか、忍は内面が酷く混乱していて自分でもどうしたいのか解らなくなっている…それに対して暁人は理科系の質か何事もスッパリと竹を割った様に考え、しかも情緒に欠ける人柄で…思考回路が正反対な二人が共に暮らし、だんだんと相手に惹かれていく様子は読み応えがありました。
 お互いの事になると鈍感になると言うのはありがちと言えばそうなんですが、そこがプッと笑える感じです。
 同僚で暁人の友人の生物の星野亮平と化学の川嶋実のカップル(そう!この二人もゲイなのです!!)も要所要所でいい味出してくれて楽しかったです。特に亮平の鳥オタクぶりは面白い!この二人の話も読んでみたいと思いました。

評価【★★★★★☆☆】
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