梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『吐息の中に閉じこめて』 結城一美
吐息の中に閉じこめて結城一美 / 桜城やや
プランタン出版 LAPIS文庫
552円 (ISBN4-8296-5365-5)

【あらすじ】
 新進デザイナー新名の幼なじみで仕事上の担当でもある瀬尾は何年も前から新名への恋心を隠していた。でも、恋人を亡くした新名が過労で倒れ、付き添う瀬尾は錯乱した新名に亡き恋人と間違われて抱かれてしまう――。平静を装う瀬尾だが、新名は瀬尾を意識しないでいられなくなり「もう一度抱かせてほしい」と言ってきて…!?

【感想】
 小中高大と同じ学校で共に成長してきた瀬尾歩と新名剣司。しかし高校三年の時に剣司に彼女が出来たのが切っ掛けで歩は剣司への気持ちに気付き…以来、自らの想いを封印して剣司の“友人”としてのポジションを大切に守ってきた…。しかし剣司が結婚まで考えていた恋人を亡くしボロボロになっていた時、彼女と間違った剣司に抱かれ――。

 えー、普通にノーマルな人がいくら薬で朦朧としていたからと言って、男性を女性と間違って抱くかナァ?…と言うツッコミは心の中でどうしても抱いてしまう始まり方ですが…そこはBL、サラリと流すべきなのでしょう。ハイ、流しました。
 歩の剣司への想いがすごく切なくて、途中で不覚にも少しウルッとなってしまいました。
 対して剣司は、「お前もうちょっと相手の事考えろ!#」な行き当たりバッタリと言うか、感覚で行動しまくってくれたと思いましたが、そう思わせるキャラの描き分け方がそれぞれの個性がしっかりと出ていて、尚かつ心理面もキッチリと描かれていたので、感情移入もすんなり出来たのだと思います。
 …しかし、熱しやすく冷めやすい剣司クン、その調子で歩に冷めたら許さんぞー!と読破すっかり歩びいきになってしまったのでした(笑)。 
 設定や展開に特に目立つ様なのがある訳ではなく、ベタな感じなんですが、それをそれだけで終わらせないのが結城さんの持ち味なのかなぁ、と唸らされる一作でした。

評価【★★★★★☆☆】
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