梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『合鍵』 結城一美
合鍵結城一美 / 桜城やや
プランタン出版 ラピス文庫
552円 (ISBN4-8296-5388-4)

【あらすじ】
 里志は自分よりも大人っぽく男性的な弟のを苦手にしていた。でも、実の兄弟ではないと知った司に無理やり抱かれてしまい、逃げだそうとした里志は階段から落ちて記憶を失くしてしまう。贖罪から面倒をみようとする司のマンションに引き取られて同居を始めるが、犯された記憶のない里志に、司は代え難い存在になってきて…。

【感想】
 医療機器の会社の開発部に所属している里志は26歳。黙っていれば近寄りがたい美貌だが、話すと意外に気さくで優しい人柄とのアンバランスさが好感を呼ぶタイプ。
 一方、1歳年下の弟の司は里志の女性的な風貌とは正反対の男性的で大人っぽく見える風貌で、二人で並ぶとどちらが年長かわからなくなる。
 ある日、仕事先で父が倒れたと連絡を受けた里志は慌てて帰宅するが、そこには自分が両親の子ではないと言う事実を知った司がいて――。
 十年もの間、兄への許されない思いを抱きつつ、それを何とか抑えようとした司の想い。
 思いがけない司からの乱暴に心が引き裂かれそうになる里志。
 そして、里志が記憶を失う事により“あの日”がリセットされた二人の気持ちの行方――。

 ある意味、ベタな設定がベタに進んでいくんですが、そこに二人の“想い”がとても自然にかつ丁寧に描かれていて楽しく読み進める事ができました。
 里志が自分の過去を探す中で、司への気持ちに気づいてゆく過程なんかは特にしっかりと描かれていて、説得力があったと思います。
 さて、今回想いの鍵が通じ合った二人ですが、この先どうなるんでしょうね…先も気になります。

評価【★★★★★☆☆】
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