梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『三百年の恋の果て』 海野幸
三百年の恋の果て海野幸 / 三池ろむこ
二見書房 シャレード文庫
657円 (ISBN978-4-576-08184-7)
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【あらすじ】
 白狐の像に封じ込められていた妖しの封印を解いてしまった彫物師の秀誠と名乗るその妖しは、秀誠を三百年前に愛した男の生まれ変わりだと言い、いじらしいほどに一途な想いを寄せてくる。「しまった、――……可愛い」これまで男を抱きたいと思ったことのない秀誠だったが、紺のひたむきさに、知らず心を惹かれはじめる。しかし、紺から好意を寄せられるほどに、彼の過去の男に嫉妬を覚えるようになり――。書き下ろしは、人と妖しというリスクを背負う恋人たちの『水鏡』&『光の先』

【感想】
 彫物師の秀誠は友人の祥真が神主をしている神社の境内にあった見事な白狐の像に魅入られた。しかし、大きな落雷があり、像が納められていた檻が燃えており。像を救い出そうと、その右前足に刺さっていた榊の木を抜いた瞬間、まばゆい光に見舞われ。その手には狐の像ではなく、藍の着物を着た青年がいて…。
 気が付いた青年は紺と名乗り、秀誠を300年も待っていたと泣き出して――!?


 可愛いお話でした。色々と説明不足というか、中途半端なままな事が色々残ったまま終わった感がありましたが、こういうお話はあまり深く追求してはいけないのかな…と思ったり。
 人間国宝間近といわれつつ亡くなった祖父の生まれ変わりだと幼い頃から期待されて、その期待が重荷の中で育った秀誠は、自分が300年前の秀誠の生まれ変わりだとは絶対に認めず、そんな秀誠を300年待ち続けた紺も300年という長い時の中、裏切られたのではという思いの中で待ち続けて、いつしかその思いが希望から絶望に替わった頃に現れた秀誠の事を信じたいけれども、信じ切れない…そんな二人の擦れ違う様が……以外とアッサリと片づけられていたなぁ…と。個人的には秀誠は結局、300年前の秀誠の生まれ変わりなの?(紺がそう主張しているだけで確証はなく…でも名前も一緒だしなぁ…)とか気になる所がポツポツありました…。
 結論としては300年の時を待ち続けた、子狐の純情物語。個人的には秀誠と紺がもっとイチャコラしてるシーンが読みたかったり、秀誠の彫物師的なエピソードももう少し読みたかったりしました。

 『光の先』は、秀誠の友人の祥真と、彼の生み出した式神の緋耀とのお話でした。創造主と創造物の恋愛は成り立つのか。個人的にはこれは、別の1冊のお話として読みたかったと思いました。(そしてこの作品を載せた部分で秀誠と紺のお話をもっと…と思ってしまった)。
 
評価【★★★★☆☆☆】
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