梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『征服者は貴公子に跪く』 いつき朔夜
征服者は貴公子に跪くいつき朔夜 / 金ひかる
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52218-5)
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【あらすじ】
 両親、そして財産を失い、先祖代々の居城を手放すことになったパウル
 ところが、契約書にサインを済ませたとき、売却先である日本のホテルチェーンから来た牟田は、かすかな笑みを浮かべて告げたのだ。「あなたも込みで買ったのですよ」と。男の傲岸さに最初は反発を覚えたものの、無表情ながら冷血漢ではない牟田と徐々に心の距離が近づいてゆき……?
 日本のホテル王×ドイツ青年貴族でおくる、古城の恋の物語♪

【感想】
 パウル・フォン・ヒルシュヴァルトは若くして両親を飛行機事故で亡くし、20代続いたヒルシュヴァルト侯爵家の当主当主を継いだが、成人するまでの後見だった信頼していた叔父に財産を売り払われ、更には莫大な借金まで背負わされてしまう。その返済の為に代々守り続けてきた居城であるゴルトホルン城を今、売り渡そうとしていた。
 譲渡相手である、日本でも有数のホテルチェーンの後継者という牟田慎一郎は、パウルに「私はこの城をあなたも込みで買ったのですよ」と言い…城をホテルにするにあたり、『看板』として見目麗しい王子様役をと言われ…思いがけない申し出に困惑しつつも、慣れ親しんだ城に生まれた頃から世話になっていた執事のヘルムートと家政婦のハンナも共に雇用してくれる事を条件に受け入れるが――。


 困窮したヨーロッパ貴族とその家財を買い取る金持ち(日本人)という設定は他でもチラホラ見る気がしますが、それだけに終わらないのがいつき朔夜さんの力でしょうか。
 ドイツの雰囲気がとても上手く描かれていて、主人公達の心の動きだけでなく、その他の登場人物達も生き生きとしていて、読んでいてとても楽しかったです。
 ただ、パウル視点での物語だったので、牟田の気持ちが見えにくく…また牟田が言葉が少し足りない感じの不器用人間たったので、何時からパウルの事が好きなのかとか肝心な所が今イチ伝わりにくかったのは残念。ショートストーリーででも牟田視点の話があればもっと楽しかったろうなぁ…と思ったり。

評価【★★★★★☆☆】
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