梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『8年目の約束』 うえだ真由
8年目の約束うえだ真由 / 紺野キタ
幻冬舎 ルチル文庫
533円 (ISBN4-344-80603-4)
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【あらすじ】
 中澤千波には忘れられない人がいる。親友の榊晴一に告白され一度だけ身体を重ねた高3の夏。幸せだったその日に起きたある事件をきっかけに、千波は晴一との約束を破ってしまう。晴一との連絡が途絶えて8年、千波は晴一のことを想い続けていた。そんなある日、千波の勤める小学校に晴一が現れる。晴一と過ごすたび、千波の恋心は強くなり…。

【感想】
 隣近所が全員顔見知りという小さな田舎町で、旧家の一人息子として生まれ育った中澤千波と、小学校五年の時に転校してきて以来、親友として育った榊晴一は、何時しかお互いの存在が友人からそれ以上の物に変わっていて…。
 高3年の夏の海で、想いを伝え合い一晩を共にした二人だったが、その直後に思いがけない事件があり…また進学で共に東京に行こうと言う晴一の誘われながらも、そのまま地元に残る決断をして以来、晴一とは交流がなかった。
 それから8年が経ったある日、母校の小学校の教師となった千波の前に晴一が現れ…8年の歳月の中で何時しか薄れていたと思っていた恋情が再び燃え上がりはじめて――。


 長い長い初恋のお話。突飛な設定はなく、淡々とした田舎町での恋物語でしたが、千波の揺れ動く心の描写がとても繊細で読み応えがありました。
 作者のうえだ真由さんが田舎の出身だそうで、そのせいか田舎町の描写がとても落ち着いた現実感があり、作品に厚みを出していたと思います。
 物語は初恋が長い時間をかけて、やっと成就するまでのお話で、二人のその後は決して容易い道のりではないと思わせる感じが少し気になりましたが、それでも読後感はとても清々しい気持ちになれました。 
 
評価【★★★★★☆☆】
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