梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『蜉蝣の庭』 五百香ノエル
No五百香ノエル / 金ひかる
ビブロス ビーボーイノベルズ
850円 (ISBN4-88271-693-3)
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【あらすじ】
 その人は、夏草の群れの中で汗と熱気に捕らわれて立っていた――。
 大学二年の夏、入野勝彦はSF作家・橘田千明のもとでバイトを始めた。子供のような橘田に苛だち、その妻に惹かれていく勝彦。だが、本当に惹かれていたのは――。
 ノエルのヴィヴィッド・ラブ・ロマン、全編書き下ろしで登場。

【感想】
 入野勝彦は20歳の夏、大学で募集されていた小説家の橘田千明の家での、橘田の身の回りの世話から、資料集めまでをする書生のような内容のバイトをする事になるが…いざ橘田と言う男に会ってみると彼は32歳とは思えぬ腺病質な繊細さを持つ子供な大人だった…。
 最初は彼の美しい妻に魅せられていた勝彦だったが、橘田を知るうちに何時しか彼の方に惹かれていて――。


オススメ!
 叙情的な、しっとりとした文章で物語りが進んでいくのが印象的です。
 精神的に脆くて、ちょっとした事で子供の様に自家中毒を起こす…蜉蝣の様な儚さを持つ橘田と、そんな橘田に段々と惹きつけられていく勝彦の心の動きがとても丁寧に描かれていて、読み応えがありました。
 また橘田と彼の妻の真舟、それに勝彦の不思議な三角関係も最初はどんなカタチに落ち着くのかと思いましたが、あるべき所に落ち着いた感じでした。
 文章の一文一句がとても繊細で、読後感がとてもよかったです。
 
評価【★★★★★★☆】
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