梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『ヴィヴィアン 完全版』 花郎藤子
 久しぶりに読んだこの作品、実は私が持っているのは白夜書房版(『聖なる半陰陽神 (完全版 ヴィヴィアン)』『赧き禍津日の神 (完全版 ヴィヴィアン) 』)なんですが、近所の図書館にコアマガジン版が置いてあるんですよね…。
 それで、最近は読みたくなると押入を探す(現在行方不明中!涙)より手近にある図書館で借りて呼んでいます…。本もハードカバーより新書サイズのソフトカバーで読みやすいし…2冊分が1冊にまとまっているし…。
 つくづく、このコアマガジン版を買っておかなかった事を後悔しています。
 当時は学生だったので、1200円の出費をケチってしまったんです…。
 しかしこの本、図書館では普通に一般の新書本と一緒に置かれているんですが…あらすじとかもないんで、何も知らない人が手に取ったら驚くだろうなぁ(--;)
 そのうち、文庫本とかで再版して貰えないかなぁ…と思っている作品のひとつです。


No image花郎藤子 / 小菅久実
コアマガジン
1200円 (ISBN4-87734-032-7)
Amazonを見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 北太平洋上にある伝説の島と言われるオーキス三千年の帝国と言われ、島を取り巻く特殊な潮流のせいもあり、二度の世界大戦の影響を受ける事なく、『紅乳香』という、世界中でもこの島にしか育成しない貴重な香料による膨大な外貨収入を背景に豊かな安定を誇る、歴史のある島である。
 島は古代より独自の文化を誇り、政教一致の宗教国家で国民のほとんどが古代宗教、拝火教の敬虔な信徒であり、また長く続く帝王室も国民の絶大な指示を受けてきた。
 ヴィヴィアンとクロスはオーキスの皇位継承一位と二位の血の繋がらない兄弟であったが、九年前に突然の神託によりヴィヴィアンが国外追放となり、またクロスも離宮へと幽閉されてきた…。しかし、ある日クロスは唐突に皇位につくことを宣言し、今はアメリカで一市民として平穏に生活しているヴィヴィアンを彼の意志を無視して連れ戻しにきて――!?


【感想】
オススメ!
 大好きな作品です!
 両性具有と言う設定も好きですし、王位継承権を持つ皇子の事を一位、二位と呼んだりする、オーキスの歴史を感じさせる、独特の現代物というよりかはむしろファンタジー的な文化設定もよいです。
 水と火のようなヴィヴィアンとクロスの性質の違い…。
 真性半陰陽として生まれ、男と女それぞれの性の間で揺れ動く心理描写や、物事を深く考え込むヴィヴィアン。男らしい男を体現し、物事を直感で処理してしまうクロス。彼らの対比やヴィヴィアンの懊悩が作品に読み応えを出していると思います。
 BLと言うよりかはJUNE、その中でも特に「耽美」小説の代表作ではないかと。
 その世界観や個性的な登場人物たちに、グイグイと作品の中に引き込まれていきます。
 何度も読み返しましたが、何度読み返しても面白い、そんな作品です。
    
評価【★★★★★★★】
8/12 19:45に拍手コメント下さった方へ
 拍手有り難うございます!
 『イマージュブックス 花郎藤子の世界』は持っていましたが、何故かヴィヴィアンの番外編が載っていた事を忘れていて(最近、記憶力が甚だ衰えています;)、教えて頂いて早速探して読みました!
 『ヴィヴィアン番外編 その後のオーキス皇帝一家』
 …仰け反るような内容でしたね…そー来るか!と言う感じで(苦笑)
 耽美だった作品が一気にコメディ路線に行ってしまいましたが、好きなキャラのお話は嬉しいですね!
 私も花郎さんには、これからもどんどん活躍して頂きたい作家さんです!
コメント
是非読みたいと思います!!
梅娘さん こんばんは~

花郎先生の作品、「黒羽と鵙目」で嵌ったんですが、
この作品はタイトルぐらいしか知らなかったのです。
両性具有ものだったとわああああ 不覚!
ご紹介文読ませていただいて、そのままアマゾン直行してしまいました。
2,3日中には届くかと(笑)

梅娘さんの「宝物」ならば、絶対面白いに違いないですね~
ああ、楽しみ~♪ ご紹介感謝いたします★ 
2008/08/22(金) 20:33:45 | URL | 摩緒 #WZ4Jizw6[ 編集]
興味を持って下さってありがとうございます!
摩緒さんこんばんは!
「黒鵙」私も大好きな作品です!
両性具有もの、摩緒さんもお好きですか!!(興奮)
Amazon、アフィリエイトで何方か買われた方がいらっしゃったので「あぁ~、私の拙い紹介で誰か買ってくれた人がいるんだな~(嬉)」と嬉しく思っていたんですが摩緒さんでしたか!有り難うございますm(_ _)m
気に入って頂けると嬉しいのですが、いかがでしょうか…また感想楽しみにしています~。
番外編が『イマージュブックス 花郎藤子の世界』というのに載っているので、また宜しければお貸ししますので仰って下さいね!
2008/08/22(金) 22:21:58 | URL | 梅娘 #wygDBGUg[ 編集]
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