梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『月も星もない』 久我有加
月も星もない久我有加 / 金ひかる
新書館 Dear+文庫
600円 (ISBN978-4-403-52159-1)
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【あらすじ】
 突然、相方からコンビ解消を告げられた。絶望的な気持ちで街をさまよっていたところ、やはり同じ日にコンビ解消を言い渡された秀永と遭遇する。共に売れない芸人同士。傷を舐め会うかのように、勢いで身体を重ねてしまう。翌朝、「おまえの初めての男になった責任をとりたい」と秀永が言い出し、二人でコンビを組んでみることになるが……!?
 関西弁BLの旗手、久我有加の本領発揮、お笑い芸人ものBL新作登場!!
【感想】
『月も星もない』
 売れない芸人の城坂温は、高校の時から9年間コンビを組んでいた相方から、突然のコンビ解消を伝えられ途方に暮れていた。
 寝耳に水の事態に混乱し、これからどうしていけばいいのか解らず道端でしゃがみ込んでしまった温に声をかけてきたのは、道端の自販機にもたれて酒を飲んでいた秀永元継だった。何と秀永も相方とコンビ解消したばかりだといい…。
 同じ日に別々にコンビを解消され途方に暮れる芸人が二人、月も星もない夜空に光る飛行機のパイロットランプを流れ星に見立てて、祈る事はお互いに一つ「売れますように」…。
 そんな二人が、そのまま何故か勢いで体を重ねてしまい…翌朝、正気に戻った温に秀永は土下座をして「初めての男になった責任をとりたい」と一緒に漫才をしようと言ってきて――!?

 
 なかなかショッキング(笑)な出だしでしたが、ストーリー展開はそれに比べると淡々としていたように思いました。
 少し優柔不断な所のある温が秀永と共に一つのお笑いを創り上げていく中で、秀永に対して得難い「相方」であるという思いと同時に、少しずつ恋心を自覚していく過程が丁寧に描かれいたと思います。
『昼も夜もない』
 秀永と新たなコンビ「パイロットランプ」を結成して一年半が過ぎた。
 徐々に力を付けてきた二人は、今年お笑いコンビの登竜門「全国漫才コンテスト」の最終選考に残り、ブレイクも間近となってきたが、それに伴い長く連絡を取らなかった知人等から様々な声がかかるようになってきて…。
 そんな中で、温の前には以前の相方が現れて…また秀永も何か温に隠し事をしている様子で――。


 着実に成功の階段を駆け上がって行ってる二人に、最初の試練が!と言う感じで、秀永の不審な態度にだんだんと思い悩む温の心情がダイレクトに伝わってきて読み応えがありました
『全漫当夜』
 『昼も夜もない』のその後。
 「全漫」で優勝を勝ち取る寸前の舞台の上の二人と、その後。


 全漫で優勝した二人の様子が、そこに至るまでのコンビ結成から一気に読んだので、ただただヨカッタね!と思えました。

 この作品、主人公の心理描写も丁寧にされていて、ページ数もたっぷりあって読み応えも十分あり、とても楽しんで読めたんですが…私の個人的な琴線に主人公が二人ともが後一歩の所で触れなかった感じでした。ので、点数的には少し辛めの4点。ホントに極々個人的な部分です。
 でも、十分に読み応えはあったので「あとがき」に、この作品の続きが来春頃に発売予定と書かれていたので、それは間違いなく買うと思います。

評価【★★★★☆☆☆】
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