梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『ミミズクと夜の王』 紅玉いづき
ミミズクと夜の王紅玉いづき / 磯野宏夫
メディアワークス 電撃文庫
530円 (ISNB4-978-4-8402-3715-4)
Amazoを見る bk1を見る

【あらすじ】
 魔王のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。
 額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。
 願いはたった、一つだけ。
 「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
 死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。
 全ての始まりは、美しい月夜だった。
 ――それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。
 第13回電撃小説大賞<大賞>受賞作、登場。

【感想】
 物心ついた時から奴隷として「村」で使役されてきた少女・ミミズクは、生きる事に疲れ果て、魔物に食べられて死ぬために夜の森へとやってきた…。
 しかし、そこで出会った魔物の王は人間嫌いで「人間など喰らえば、反吐が出る」と言いミミズクを食べてくれず…けれど、人間嫌いの王・フクロウはそう言いながらも存外に優しくて――。


 いつもは全くチェックしていないレーベルの電撃文庫なんですが、行きつけの本屋の一つで大プッシュされてまして…店頭は勿論、各所平台に置かれていまして…BL小説の平台の中にもデーンと置かれていて、それはもう『読め!』とばかりに…そこまで自信満々にオススメするならコレは読まなきゃならんなぁ…と言う感じで手に取りました。基本的にこの本屋さんの店員さんの品揃えを信用しているからですが、文庫というのも手に取りやすかったので。
 で、読みましたが……自信に偽りナシ!でございました。
 
 全体的にとても暖かな雰囲気の作品で、読後感がよかったです。
 文章が特に巧みという訳でもなく、ジャンル的に奇抜と言える程でもない設定ですが、こう淡々とした展開の中で、ミミズクが段々と“人間らしさ”や“自分の気持ち”を学んで取り戻していく中に、ジワジワと迫ってくる物があったように感じ、読んでる途中から自然と涙が溢れ出してきました。
 ただ、何処とは言えないんですが、ミミズクに酷い事をした人などについての説明が少し足りなかったような感じがあったり、出てくる登場人物が全て良い人ばかりで、それがこの作品の“暖かさ”なのかもしれないので何とも言えないんですが…話の厚みが少し足りなかったように感じてしまったので★の数は6個にしました。
 作者の紅玉いづきさんは、この作品がデビュー作らしいので、これからの活躍に期待したいと思います。
 
評価【★★★★★★☆】
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