梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『上海恋戯』 水月真兎
上海恋戯水月真兎 / 高階佑
リーフ リーフノベルズ
850円 (ISBN4-434-07855-0)
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【あらすじ】
 大正11年――平民出身の海軍士官・真純は、突然の異動により危険人物と名高い高月宮明人の部下となった。皇族でもある高月宮の不埒な言動に最初は呆れる真純だが、その裏に隠された彼の優しさと孤独に触れ、次第に惹かれ始めていく。そんな中、金塊と引き換えに身の安全を求めていたロシア将校が失踪し、二人は急遽上海に向かうことに……。しかしそこには想像を超える陰謀と罠が待ち受けていて!?

【感想】
 幼い頃に両親を亡くし、姉と二人で寄り添って生きてきた来栖真純は、姉が三条男爵に見初められ嫁いで以来、華族となった姉と平民の自分との立場を思い憚り、海軍に入隊後は意識して距離を取ってきた。しかし、自分で距離を取ると決めた事ながら、唯一の家族を失った喪失感は十年経っても拭えず…。
 そんなある日、真純に突然下されたのは今までの戦艦勤務から一転、特務部での高月宮少佐の部下になると言う異動で…。しかも上司になる高月宮は軍部内では知らぬ者のいない危険人物と噂されいる人物で…実際に本人に会えば、その言動や行動はとても皇族とは思えぬもので…それもその筈、彼は生まれて直ぐに両親が離婚するという皇族としては外聞が悪い事柄のためか、幼い頃より乳母の里の鞍馬で育ったという経歴を持っていて…。寂しい心を持った二人が出会い――。

 粗筋に身が入りませんでした。(以下、辛口になります;)
 正直、特に書くべき物はなかった感じで…前半は真純と高月宮の境遇やらが長々と説明されていた感じでしたが、高月宮が皇族でありながら親にも云々と言う割には、そういう家族の確執の辺りは詳しく描かれてなかったり、高月宮の過去について含みをたっぷり持たせているのにそれについての説明が今ひとつされてない感を受けました。
 後半は一転、上海へと話が飛びましたが…慌ただしくて、事件としてもドキドキ・ハラハラするものでもなく…うーん、厚みのないお話だったなぁ…と辛口な感想を持ってしまいました。水月真兎さんは結構好きな作家さんで、しかも大正浪漫物!と期待しすぎてしまったのもあるかもしれませんが。
 あとがきに「続編」を書きたいと仰っていたので、その伏線の意図があったのかもしれませんが…私としては物足りない一冊でした。

評価【★★☆☆☆☆☆】
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