梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『マイ・ガーディアン』 李丘那岐
マイ・ガーディアン李丘那岐 / やしきゆかり
幻冬舎 ルチル文庫
552円 (ISBN4-344-80669-7)
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【あらすじ】
 高槻春也は、養護施設で高校まで育ち、夢だった小学校教諭として働いてきた。ある日、かつていた施設の嫌な噂を聞いた春也は、証拠をつかむため施設に戻ることに。しかし施設で一緒に育った幼馴染みで弁護士の在田功誠に反対される。手助けして欲しいと頼む春也に、その条件としては功誠は「抱かせろ」と……。子供の頃から功誠のことが好きだった春也は功誠に抱かれるが――!?

【感想】
 5歳の時に両親を事故で失った春也は、天涯孤独だった為、養護施設「星楓園」で育った。園には同じ様に親が居ない子供が沢山居て、優しい園長のもと、彼らと兄弟の様に育った春也は苦学の末に、今では子供の頃からの夢であった小学校の教諭として東京で働いている。
 そんな春也の、もう一つの子供の頃からの夢は「お父さんになること」…しかし27歳になった今でも相手が見つからない訳でもないのに独身なのには理由があって…春也は同じ養護施設で幼い頃から共に育ち、今では敏腕弁護士として活躍している功誠に秘かに思いをよせていた…そんな気持ちは決して言葉に出来ないと思いながら…。
 しかし、ある日同卒で今では都内で美容師となっているサトシから「星楓園」の悪い噂話を聞き…すぐに確かめに言った春也の目に映ったのは、何処か怯えた様な園児達の姿で…。
 教諭を辞めて、園の職員として働きながら証拠を掴もうと決意する春也に廻りは反対するが春也の意志は固く…自分は内部を探るから、外から調べて欲しいと功誠に頼む春也に対して功誠が出した条件は思いがけないもので――。

 先日『くちびるに愛の歌』が予想外に面白かったので、以来一人で「李丘那岐フェア」を開催中です(笑)。
 何というか、読む度に作品の雰囲気の違う作家さんだなぁ…と思いました。いや、面白かったです。決して軽くないテーマを選びつつも、重くなりすぎない感じで、春也や功誠にサラリと心に染みる台詞を言わせてる辺りが何とも…。
 ただ、これは前に読んだ『天使たちのアフターヘヴン』でも思ったんですが、何となく終わりきってない感が残ってしまったのでした。まだまだ彼らの事を読み足りてないと言うか、話がとても駆け足すぎて、その途中に色々なエピソードが詰まっていそうな含みを感じたと言うか…。
 後は主人公以外にもとても気になるキャラが居て彼らのその後が気になるぞー!と言うのも同じでした(苦笑)。因みに今作では、春也や功誠と同じ養護施設出身で兄弟の様に育った、美容師のサトシと俳優の淳之が気になります…彼らも何かその後がありそうな雰囲気だと思ったのは私だけでしょうか…。
 今作もグイグイ読ませるパワーみたいなのがあって、一気に読めたんですが、ページが足りてない感が残ってしまったのが、面白かっただけに少し残念!続きが出てくれたら買います。

評価【★★★★★☆☆】
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