梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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小説リンクス 2006年12月号
小説リンクス06年12月号 全体的にコレ!とまで残るのは無かった感じですが、どの作品もそこそこ面白く楽しめる内容で全部読めました。
 何となく、双子物が多かったなぁ…と思ったのは双子ネタが2作品あったからですね。
 私としては、現代物よりあと1、2作ファンタジーとか歴史物とか現代物以外が読みたかったなぁ…と、結局ファンタジーが『月宮を乱す虎』のみだったので、少し物足らない感が残ってしまいました。


小説リンクス 2006年12月号
特集:『おしおき』 やんちゃなキミに愛のムチ♪
『いけない戯れ、甘美な罰』 環レン

【NOVEL】
『月宮を乱す虎【前編】』 和泉桂(佐々成美)
『オープニング』 高槻かのこ(DUO BRAND.)
『恋を知っている』 火崎勇(ヤマダサクラコ)
『ためらいは吐息に溶けて』 南野十好(一馬友巳)
『遠い花火』 可南さらさ(金ひかる)
『I love you, baby.』 谷崎泉(木村屋かこ)
『息もできないくらい』 きたざわ尋子(笹生コーイチ)
『かくも強引な彼に俺は』 義月粧子(朝南かつみ)

【COMICS】
『花は初恋に綻びる【中編】』 小路龍流(原作/柊平ハルモ)
『コルセーア Act.8』 御園えいり(原作/水壬楓子)
【「月と茉莉花」シリーズ 完結記念特集!】
『ぬくもり』 佐倉朱里(雪舟薫)

↓以下は私が読んだ作品の、勝手なあらすじと感想です。ネタバレ注意!

『月宮を乱す虎【前編】』
 『神獣異聞』シリーズ、波乱の幕開け!
 この危険な想いはどこからくるのか、この憎しみはどこへたどりつくのか
 互いの身を滅ぼすほどの熱い想念が今、交錯する――

 陽都六州の西方に位置する磬は国土の西半分が砂漠に覆われており、白虎の加護を受ける王が治める国だ。だが、前の王は白虎の加護を受けない者がなり、故に国土は荒れていた。
 そんな王を倒して新たに王位に就いた史壮達は白虎の加護も受け、少しづつだが平穏が戻りつつあった頃、王の一人息子の10歳の翠蘭は父の代理として訪れた北州県で役所で見習いをしていた16歳の劉奎真と出逢う、猜疑心の強い父の元で同世代の友達も居なかった翠蘭にとって、奎真は初めて出来た友人と言えたが、数年後再び再会した二人の立場は遠く離れてしまって――。

 2006年4月・6月号に載っていた『花を秘する龍』のリンク作と言うのは読み始めてすぐに気が付きましたが、先日読んだルチル文庫の『宵待の戯れ~桃華異聞~』とも世界設定が同じなのに、暫く気が付きませんでした…そうか、それでは『花を秘する龍』と『宵待の戯れ~桃華異聞~』もリンクしてるのね~~~と、それから気が付きました(遅)
 『神獣異聞』シリーズとのことで、シリーズ化されるみたいですね。前作はワクワク・ハラハラ楽しめて読めたんですが、今作は翠蘭が余りにも健気で、切なくて読んでる間は苦しかったです。個人的に「切ない」お話は好きなんですが(内容により、また最後には出来るだけハッピーエンド希望)…今作は「前編」という事で終わってません…。
 どーなるのか、先が全く読めないまま終わってしまいました。これで二ヶ月後まで待たないとってのは正直キツい…やはり前後作品は後編が出てから読むべきだとしみじみ思いました…でも中華風ファンタジーって好物なもんで我慢ができなかったんです。

『オープニング』
 俺の愛している恋人には、他に好きな男がいる…。
 海依華はバイト先の上司の石岡の事が一緒に働くうちに好きになっていたが、同性に対して告白できる筈もなく、片想いのまま。しかし、ある日二人で食事をしていた時に石岡が学生時代に同性の親友に片想いをしていたと聞き、「俺にしない?」と思わず誘ってしまい。石岡に重たく感じてほしくなくてつい「自分も片想い中だけど、叶わないってわかってるから、恋人ごっこしよう」と他に好きな人がいると嘘をついてしまい…。しかし、つきあい始めてしまうと、石岡は華を本当の恋人の様に接してくれて、つい幸福感から偽りの関係だという事を忘れるくらいで…ついつい兄の森に石岡を恋人だと紹介してしまって…つくつもりもない嘘を重ねるうちに、自らの言った嘘に縛られていって――。
 火崎勇さんらしい繊細な心理描写がとても丁寧な作品でした。
 こういう何気なくついた、些細な嘘が自分を苦しめていく事ってあるよなぁ…と共感できる内容で、だいたい話の筋は途中で見えましたが、それでも楽しく読めました。
『遠い花火』
 近くて遠い、愛しい存在――
 幸せなんて言うものは、いつも遠くで輝いているだけで、決して自分の手には届かない。
 まるで遠くで鳴っているだけで、姿は見えない花火みたいに(本文抜粋)
 

 安井康平は幼馴染みの矢野旭日から、大学に落ちたと聞いて愕然とすr。私立の付属大学で内部受験で成績が良かった旭日がまさか落ちるとは思っていなかったからだ。
 旭日は地元では知らぬ者のいない大きな自動車製造会社の社長を父に、元女優の母もカリスマ主婦としてTVにもよく出ている様な、いわゆる資産家の令息。一方、康平は旭日の父の会社に万年平社員として勤める父を持ち、両親と二人の兄と妹の六人で狭い社宅で暮らすごく庶民の出。そんな普通なら接点のない二人だが、小学校一年の時に社宅の夏祭りで出逢って以来、人見知りの激しい旭日が、康平にだけは懐いたのもあって、旭日の父からの覚えも目出度く今まで幼馴染みとして関係は続いている。
 大学に入学したら東京に出る予定だったが、旭日が入試に失敗したとなると、その予定も変更されるだろうと言う康平に対して、浪人しても東京には行くと言う旭日。さらに父親から康平が同居するのを条件に新宿にあるマンションを貰ったので、家賃はタダでいいから一緒に住んで欲しいと言われ…承諾する康平の心は複雑だ。何故なら康平はずっと、旭日の事が好きだったから――。

 康平の男としてのプライドと、旭日に対する先入観と旭日の性格が、少しづつお互いに対してのズレを生んでいってしまう様がその後の旭日の秘密を知った後は切なかったです。
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