梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『天使たちのアフターヘヴン』 李丘那岐
天使たちのアフターヘヴン李丘那岐 / 黒江ノリコ
白泉社 花丸文庫
571円 (ISBN4-592-87314-9)
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【あらすじ】
 工業高校に通う明るく人気者の宗像幸は、中学時代、親友の葛西亮輔や、ヤクザの息子で幼なじみの寺内織也たちと「ヘヴン」というチームでつるんでいた。だが、敵対チームの男に幸が襲われ、葛西が犯人を刺す事件が起こり、「ヘヴン」は解散し、葛西は幸を避けるようになる。今では葛西と織也はそれぞれ「ボーダー」と「吉祥」というチームを率いているが、最近、対立を煽る嫌がらせが頻発し…。

【感想】
 宗像幸の住む街は、大きな川を挟んで東地区と西地区とに別れている。東地区は私鉄の始発駅を中心とした商業の街で、辺り一帯の流行発信血と言っても過言ではなく、買い物客や近隣の地域からの人混みで常に賑わっているが、それらの人はみな他人といった何処か冷めた気風の地区だ。対して西地区はJRの基幹駅を抱える大きな街で、表面的には無機質なオフィス街だと思われがちだが、少し奥に入ればお祭り好きな、歴史の古い職人の町という顔を持ち、人の結びつきが強い地域でもある。
 幸はその西地区に住み、地域で一番ガラの悪い舞浜南商業高校の建築科に通っている。同じクラスの寺内織也とは家が隣同士で幼馴染み、その他、葛西亮輔と丹沢と、あと一人、矢田と言う現在は進学校に通っている5人は中学時代、公園の片隅で「ヘヴン」というチームでつるんでいた、しかし中学三年の時に葛西がシメたグループの男から逆恨みされ、幸が襲われた事件を契機に葛西は幸から一定の距離を置くようになって…。以来グループは自然解散となり、今では葛西と寺内はそれぞれ東と西のチームのリーダーとなっている…。
 襲われた事件を過去の出来事として、乗り越えられた幸と、未だにそれに囚われている葛西。なんとか葛西にも乗り越えて欲しいと願う幸だったが――。

 「チーム」とか「不良」とか、拳と拳での勝負とか…なんだか昔の少年漫画を読むような、懐かしい香りのする作品でした。
 未だにこういう不良クン達っているんでしょうかね。私はこういう雰囲気の作品、大好きなんですが…。何となく、吉原理恵子さんの作品を彷彿とさせると思ったのは『渇愛』とかの雰囲気に通じる感じを受けたのかも。
 李丘那岐さんは先日読んだ『くちびるに愛の歌』が面白かったので他の作品も読んでみたくなり購入。この作品も面白くて一気に読んでしまいました。
 今作では、チームで一番のベビーフェイスで可愛くて、でも腕っ節は一流、性格も男前な幸と、見た目はライオンの様なお洒落でこれまた喧嘩に強い、でも過去の出来事に何時までも囚われてしまっている葛西との関係が面白く、その他にも幸の幼馴染みでヤクザの跡継ぎだから進学校にも通える頭脳を持ちながら、工業高校に進学した、寝る時に着物を着てる様な織也…強面の彼の事を幼馴染みの幸だけが「しぃちゃん」と呼ぶのもツボでした…や、情報通の丹沢と、グループ内で一番腕っ節は無いけれど、ずば抜けた頭脳を持ち、何故か常に敬語で話し日本人形の様な容姿を持つ矢田と言った「ヘヴン」の5人のメンバーそれぞれがイイ味を出していて読んでいて飽きませんでした。
 私としては、彼らの話はもっと読んでみたいナァ…次は是非とも織也の話を!!矢田とくっついてくれたらナァ!!と、読後に色々思ってしまいましたが、続編はもうないですかね…。

評価【★★★★★☆☆】
コメント
はじめまして
はじめましてこんにちは。
いつもロムらせてもらってますが、カキコは初めてになります。
私もこの本好きです。
最初は挿絵買いだったんですが、不良とかたまり場とか幼馴染とかいう設定が大好きなので、まんまとつぼにはまりました。
出版されてけっこうなりますが、ずっと心の中でシリーズ化希望してました。
もう、無理かなあ。
同著者なら『くちびるに愛の歌』も読んでみたいです。
2006/11/09(木) 12:01:44 | URL | 霜月うまれ #mQop/nM.[ 編集]
はじめまして!
>霜月うまれさん

初めまして、カキコありがとうございます!URLから霜月さんのブログ確認させて頂きまして、私もコッソリお邪魔していたサイト様でした。ご挨拶が遅れましてスイマセン;;
特に「好きなBL作家」さんのコメントは、好きな作家さんが沢山被っていて、更に各作家さんへのコメントがとても的確で読みながら唸ってしまいました!

李丘さんの作品は『くちびるに愛の歌』が良かったので、今作も読みましたが、カラーが全く違って少し驚きました。でもどちらも読ませる力みたいなのを感じてグイグイ読めてしまいました!
今作は、まさしく不良とかたまり場とか、幼馴染みとか私的に美味しいネタが沢山!で思いがけず面白かったです。こういう見るからに「不良!」なお話って最近は滅多にみなくなりましたねぇ…。
続き!私も是非読みたいです。特に織也さんと矢田クン(敬称が何故か変わってしまう)のお話が読んでみたいです。幸と葛西のその後も気になってしまう。
なんだか1冊では、まだまだ物足りない感じが残ったんですが…発行から4年ですね…もう無理ですかぇ。

あぁ、嬉しくてついつい長々と書いてしまいました。
今後とも宜しくお願い致します~m(_ _)m
2006/11/11(土) 00:02:35 | URL | 梅娘@管理人 #wygDBGUg[ 編集]
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