梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『ワイルドでいこう』 高岡ミズミ
ワイルドでいこう高岡ミズミ / 紺野けい子
徳間書店 Chara文庫
514円 (ISBN4-19-900413-0)
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【あらすじ】
 子犬のようだった弟分が、十年後は獰猛な猟犬になっていた――!?
 実家が詐欺に遭い、呆然とする壱矢の前に現れたのは、子供の頃別れたきりの幼なじみ・隆充。昔は可愛かったのに、今では手下を従えてヤクザ同然の整理屋稼業!!
 その変貌に驚きながらも、再会の喜びに心揺れる壱矢。けれど隆充はなぜか壱矢に冷たい。しかも「俺はそんなに従順な飼い犬だったか?」と突然押し倒してきて!?

【感想】
 27歳の薗田壱矢は普通のサラリーマン。そんな壱矢がある日突然、親戚からの連絡で実家の定食屋「薗屋」が詐欺にあって土地の権利を騙し取られてしまったという連絡。慌てて駆けつけた壱矢だが、両親の行方はわからず…
 呆然とする壱矢の耳に飛び込んで来たのは木津隆充と言う懐かしい名前で…二歳年下の隆充は十年前のある日、突然夜逃げの様に彼の父親と姿を消すまでの十五年間、弟の様に壱矢に懐き可愛がってきた男の名前だった――。
 だが、思いがけず十年ぶりに再会した隆充は“整理屋”と言う、一介のサラリーマンの壱矢には存在さえよく知らない職業についていて…隆充は壱矢の両親の土地を取り戻してくれると言うが――。

 二歳年下で弟の様に可愛がり、また相手も懐いていた相手と長い年月を経て再会すると、可愛かった男は鋭い眼差しの男に変身していた、と言う設定は私のツボを刺激してくれました。また、普段は硬派で通っている男(隆充)が壱矢の前では可愛くなってしまうと言うのも面白く。隆充の整理屋という少しアウトローな稼業も作品の中でよいスパイスになっていたかなぁと思います。
 ただ、最後の方で、いくら隆充をヤクザにしたくないからと言って、壱矢までが整理屋稼業の片棒を担いでたのには…少し違和感と言うか、壱矢には最後まで普通のサラリーマンでいて欲しかったなぁ…と思ってしまったのでした。別にだからといって話の流れがどうとか言う物ではないんで、ごく個人的な好みでの感想なんですが、壱矢にはストッパー役みたいな感じで居て欲しかったんで…その辺りだけは少し戸惑ってしまいましたが、全体的にスピード感がある作品で一気に楽しく読めました。

評価【★★★★★☆☆】
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