梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『青菫館のはなびら』 周防芳音
青菫館のはなびら周防芳音 / 佐々木久美子
雄飛 アイノベルズ
850円 (ISBN4-902543-55-9)

【あらすじ】
――睦言とは、密やかに語るものだ
 貧苦に悩む名門・芹沢伯爵家当主のはある日、観梅の宴で一人の男と出会う。男の纏う刃のような鋭さと凛々しさに心奪われ、別れた後も彼を忘れられずにいた薫。そこへ、芹沢家を救う一報が届く。赴いた先に待っていたのはあの男――彼は過去に芹沢家と因縁のある月岡男爵家当主・敏弥だった。有る条件の下、敏弥が『買った』もの、それは芹沢家所有の館・青菫館と、薫自身であった…!
【感想】
 大正八年初春、22歳の芹沢薫は父がシベリアの地で戦死し、父が遺した会社が倒産したことにより膨らんだ債務と、病に倒れた兄の療養費用の捻出の為に、伯爵と言う地位にありながら金策に頭を悩ませる日々。
 しかし、銀行からは現在の融資の返済が無ければ新たな融資はできないと断られ、今や薫に残されたのは可憐で優美と言われてきた代々の伯爵家の館であった青菫館のみとなる。
 愛する兄の為、館を売る事を決心した薫だが、手放すには芹沢家に代々伝わる当主の証の印章…本来なら父から受け取る筈のものだが、急死した父が館の何処かに隠したソレを見つける必要があり…その為手放した後も、薫が一定期間住み続けると言う条件を了承した買い手は何と芹沢伯爵家とは禍根のある月岡男爵家の当主で――。

 佐々木久美子さんのイラストに釣られて購入しました。全体的にセピアの色合いに少しの紅とタイトルの菫色が印象的な表紙です。
 話の設定は魅力的で、文章も雰囲気があってよかったです。
 ただ、幾つか少し説明不足な所があったように感じたのが残念でした。例えば、印章が必要なのは何故か…伯爵の当主の証明の為?そこの所が少し解りにくかったり…。あと芹沢伯爵家と月岡家の確執の本質がいまいち見えてこないなぁ…とかそう言った所が気になってしまい話の方に集中出来なかった感じになってしまったのが残念です。

評価【★★★☆☆☆☆】
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