梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
小説リンクス 2006年10月号
小説リンクス06年8月号 今回は全体的に無難に纏まっている作品が多かった気がします。楽しんで読めるけど、前号での『愛と禁欲の千夜一夜』ほど気に入って何度も読み返した作品はなかったです。
 あと全然関係ありませんが、気になったのは各話の表紙に書かれてるあおり文句(緑で書いてる部分)が名前違いやら漢字違いになっていたのがいくつかあって気になりました…ってそんな所まで言うのは小姑ですかね(でも話が違ってきたりしますよ)


小説リンクス 2006年10月号
特集:『楽園』 愛が溢れ、愛で煌めく。

【NOVEL】
『闇の王と彼方の恋』 六青みつみ(ホームラン・拳)
『片想いにもならない』 はるか真朝(カワイチハル)
『上海夜啼鳥【後編】』 華藤えれな(真生るいす)
『純愛は嘘に濡れる』 あすま理彩(霜月かいり)
『愛を調教(おし)えて』 皐月かえ(亜樹良のりかず)
『もう一度、キスからはじめて』 絢谷りつこ(かんべあきら)
『ただ甘いだけじゃなく』 神楽日夏(陵クミコ)
【COMICS】
『花は初恋に綻びる【前編】』 小路龍流(原作/柊平ハルモ)
『空中庭園』 ホームラン・拳
『ぼくは魔法使い☆第19話』 ゆのはら棗子
『コルセーア Act.7』 御園えいり(原作/水壬楓子)
【華藤えれなミニ特集】
『スレイヴァーズ・ポイズン(「スレイヴァーズシリーズ」短編)』 華藤えれな(雪舟薫)
『コラゾン(「サウダージ」短編)』 華藤えれな(円陣闇丸)
『密葬(「シナプスの柩」短編)』 華藤えれな(佐々木久美子)

【「夜ごと蜜は滴りて」ドラマCD発売記念ミニ特集】
『夜ごと蜜は滴りて-珠玉の戯れ-』 和泉桂(円陣闇丸)

【「ためらう彼の唇」ミニ特集】
『ポジション』 高槻かのこ(あさとえいり)

↓以下は私が読んだ作品の、勝手なあらすじと感想です。ネタバレ注意!

『闇の王と彼方の恋』
 人間離れした不思議な魅力を持つアディーン、
 異世界の住人である彼に出会った悠は、逃れられない運命に導かれ――

 二十年前に突然都心に現れた『門(ゲート)』そしてそこから現れる『外来種』と言われる存在…外来種は大半が凶暴で醜悪な外見を持ち、人間を襲う。ために害獣とされているが、その撃退方法等は未だ確率せず、昼間は現れない外来種は夜になると現れる…。そんな世界で高校生の羽室悠はある日、人の外見をしていながら、外来種の特性を持つ青年・アディーンと出会う。彼の存在に何故か悠は懐かしさを感じて――。
 異世界&近未来物でございましたが、設定の割にはページ数が少なすぎた印象です。設定の説明をしてると人物描写が大急ぎになり、更にストーリー展開はもっと早足で…物語りに入り込む前に終わってしまいました。ファンタジーは好きなんですが、これはちょっと残念でした。
『片想いにもならない』
 高校生の頃、同級生の宇一に失恋した一穂。
 大人になってもその恋をひきずっていた一穂は、宇一に出会い……

 親のアメリカへの単身赴任に付いていかずに、祖父母の元で暮らし始めた大森一穂が、高校に入学して出会った江原宇一と彼の幼なじみの高岡優。彼らは友達を作るのが苦手な一穂にとって高校三年間に得た数少ない友人で…でもある日、放課後の教室で優が宇一に告白しているのを聞いた一穂は宇一が、優に「ゴメン」と断った事に何故か安堵していて…なのに、その事を深く考えず…しかし、高校の卒業式の後、彼らが親密に抱き合う姿を目にした一穂はそこで初めて宇一への恋心と失恋を自覚し…。
 そのまま二人の前から姿を消して十年が経ち、祖母の葬儀の為に戻ってきた一穂は、優と宇一と再会して――。

 ううん、再会愛なんですが、シチュが祖母のお葬式というのが何だか気になって…イマイチ話にのりきれませんでした。
『上海夜啼鳥(シャンハイ・ナイチンゲール)後編』
 李から相馬を裏切るよう命じられた小鈴は――!?
 革命で家族を失い、娼館で男娼として働いていた小鈴。相馬に買われて一夜を共にした後に身請けされる。しばらく相馬と穏やかに日々を暮らしていた小鈴だが、小寒の経営者で黒龍幇という中国マフィアの一員である李から、相馬が手がける設計図を盗み出せと命じられる。いつしか相馬に思いを寄せていた小鈴は、死を覚悟で相馬を裏切らないことを決意していたが…。(雑誌掲載あらすじより)
 ロシア革命で国も家族も失った侯爵家の嫡子だったリェーリャ、今は娼館で与えられた小鈴(シャオリン)と言う名前で生活している。そんな過去を失った小鈴と、何かの訳で家族の居る日本から逃れてきた相馬。そんな寂しい心をもった彼らが魔都・上海で出会って…。
 小鈴が相馬を好きになって、でも彼には日本に妻子が居て…と切ない想いが伝わってきました。
 戦前の上海と言う場所を舞台にロシア貴族の末裔と日本人建築と言う設定も面白く、雰囲気もよくて読み応えがありました。
 最後にはお互いの気持ちを確かめ合って…とホッとしましたが、その後どうなるのか…彼らは何処に行くのか…というのが解らず、その辺りが気になって読後感がよかったとまでは言えなかったのが残念。
 でもこのお話の続きが出たら間違いなく買います。
『純愛は嘘に濡れる』
 身代わりでいい――あなたの傍にいられるのなら……
 水上円(まどか)は双子の弟の和(なごみ)が羨ましい。自分と同じ容姿を持ちながら、明るく快活で物怖じしない性格をしていて、一方自分は暗くて引っ込み思案で…。そんな劣等感とも取れる羨望の気持ちを一番強く抱いたのは、和が理学療法士として勤める病院の外科医・渡辺達也と付き合っていたが別れたと聞かされた日だった…なぜなら、渡辺は円が好きだったから…。そんな和は渡辺と別れた直後から一ヶ月間、アメリカへ研修に行った直後、倒れた円を介抱したのは渡辺で…倒れたショックで一時的に記憶を失った円を渡辺は和と思い込み「君の名前は和…君は僕の恋人だよ」と言われて――!?
 告白して、振られたにも関わらず記憶を失った円を和だと思い「自分達は恋人同士」と嘘を告げる渡辺の思い。すぐに記憶を取り戻しておきながらも、秘かに想っていた渡辺に和だと想われていても傍にいたいと想ってしまう円の思い。
 すれ違う思いが切なかったです。
『愛を調教えて』
 会社社長の知哉は、かわいい恋人もいて順風満帆な生活をおくっていた。
 だが突然、部屋に美貌の青年が現れ、知哉は抵抗虚しく抱かれてしまい――!?

 中島知哉は大学時代に起業した弁当屋を8年経った今では、ケータリングからファミレス、一般店舗向けの食品輸入まで多岐に渡って手がける外食系企業に急成長させた実業家。仕事は順調、一年前に男性向デートクラブの客と男娼として出会って付き合いだした恋人の侑は浪費がちだが可愛いし、生活に文句はない。
 だがある日、知哉が帰宅するとそこに侑の姿はなく、代わりに居たのは、何処か色気のある見知らぬ男が居て…。直樹と名乗った男は、知哉が侑と出会ったデートクラブから侑に呼ばれて来たと言い、侑が不在と言っても「相手が誰でも関係ない」と侑の代わりに知哉を蛇行として――!? 

 なかなか面白かったです。若くしてトントン拍子に仕事で成功し可愛い恋人も居る攻め男が、ある日突然現れた年下の男に抱かれてしまうと言う展開は新鮮でした(笑)。
 しかも年下攻め…ツボです。
 話の設定というか、知哉の会社の設定の説明も面白かったのですが、少しページ数的にそちらに場所を取られすぎてたと言うか本筋に繋がらない部分の説明が多かった期がしたのは、直樹についての説明がイマイチ物足りなく感じてしまったからかも。
『もう一度、キスからはじめて』
 辛い恋から逃れるために転勤してきた大阪で、ちょっと軽めな年下の岳人にナンパされた望は…
 27歳の井上望は、自分以外にも常に相手の居た恋人・康成との恋愛に疲れ、終止符を打ちたくて転勤の打診に逃れるようにして大阪に来たが…康成からは復縁の連絡が絶えず来て。しかも大阪の人間は東京とは違いなかなか馴染めず…気持がどんどん憔悴していく望にある日声をかけてきたのは、軽薄そうな服に身を包んだ年下の男で…その男・高村岳人は初対面の望にあれこれと話かけてきて。最初はそれを鬱陶しいと思ってきた望みだったが――。
 望の揺れ動く気持ちが上手く描かれていたと思います。
 派手さのない作品だと思いますが、その分しっとりと描かれていて読後感はよかったです。
『ただ甘いだけじゃなく』
 心に住み続ける元恋人と、思いがけず再会し――
 森島希生は24歳と言う若さで洋菓子店のオーナーシェフとして横浜に店を出して1年だが、開業時のメンバーが次々と辞めていき一人では回していけなくなり、恩師の取り持ちで店の権利を売り、そのまま雇われパティシエとして再出発をする日。希生の前に現れたのは七年前、高校時代に二ヶ月だけ付き合った元恋人で今では天才パティシエとして活躍している鷲見一晟だった――。
 ケーキが色々と出てくるのはとても美味しそうで、希生と一晟との出会い、希生がパティシエを目指した理由なども丁寧に描かれていたと思うのですが…どうも希生が24歳でオーナーとか言う辺りが気になって話に入り切れませんでした。
 若すぎるとも思わないんですが、でも若いですよね。
 そこら辺は物語なんだし…と思いつつも、ただでさえ童顔と言う設定の希生なのでどうにも違和感が残ってしまいました。(タダ単に私が年上好みなだけかも)
コメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved. template by kayoEgawa
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。