梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『アット・ハート』 松永也槻
アット・ハート松永也槻 / 高久尚子
幻冬舎 リンクスロマンス
855円 (ISBN4-344-80209-8)

【あらすじ】
 顔立ちは整っているが、雰囲気が地味な劇団俳優の中園慧輔は、ひとまわりも年上で、天才的な演技力をもつ人気俳優・浅居祐刀と恋人関係。浅居に強引に口説かれて始まった同性も早二年になる所だった。
 そんな折、浅居の息子がTVの制作発表会で『小劇団あがり』と浅居をこきおろす。激昂する浅居と複雑な心境の中園だったが、その子供が突如現れ、一緒に暮らすことになり――!?
 全編書き下ろしで登場!!

【感想】
 演劇界では知る人ぞ知ると言うカルト的な人気を誇る劇団「グットラック・コイン」。知る人ぞ知ると言う事は知らない人は知らない劇団で俳優として10年以上過ごしてきた26歳の中園慧輔は、雰囲気も地味なら演技も地味で、中途半端に整った容姿は逆に芸能の世界では目立たない存在だ。
 しかし、そんな慧輔が同棲をしている同じ劇団の浅居祐刀は全く逆の存在。真っ正面から見たら目が潰れそうな程のハンサムで、一目で解る芸能人オーラを放ちまくり、劇団の看板役者として意外にもテレビなどにも頻繁に顔を出し。36歳の今では高額納税者芸能人部門のトップに位置する売れっ子。
 そんな浅居の演技に憧れて演劇の世界に入った慧輔だが、付き合い出したのはこの二年ほど。二人の同棲生活も穏やかに過ぎて言っていたが、ある日突然浅居の息子と同居することになって――!?

 エクリプスロマンスから出ていた『アット・ホーム』の続編になるそうなんですが、そちらを読まずに読みましたが、十分に楽しんで読めました。
 まず、慧輔の地味さは自分を過小評価してる地味さが多分に出ていたのが面白かったです。自分ではイケてると思ってる服装を『変装』と言われてしまうほど、私服がオタク臭いのが何とも…ツボでした(笑)
 まぁ、見た目と同時に性格も控え目で趣味もオタク気味なんで、全体から醸し出されてる雰囲気なんでしょうが…普段は芸能人には全く見えませんでした(苦笑)。
 一方の浅居は演技と言う才能が無ければ、ちょっと…と思えるほどの人格破綻者ぽくて、自分の子供よりも子供っぽい所のある36歳の売れっ子俳優…しかし、演技は神業と言うのも面白かったです。
 二人の生活に入り込んできた息子の彰刀君も最初は生意気な子だなぁ…と思っていたら、読み進めていく内にだんだんと可愛くなってきて、登場人物が全員生き生きとしてよかったです。
 ストーリーは慧輔視点で進みますが、各所にプッと笑わせてくれるシーンが織り込まれていて終始楽しんで読めました。
 勿論これ一冊だけでも楽しめましたが、物語の端々で出てくる前作のエピソードが大変気になったので、前作も是非読みたくなってしまいました。

評価【★★★★★☆☆】
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