梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『ギャルソンの躾け方』 榎田尤利
Amazonへ飛びます榎田尤利 / 宮本佳野
徳間書店 Chara文庫
533円 (ISBN4-19-900404-1)

【あらすじ】
 大財閥グループの御曹司・篠宮は、自慢のカフェの経営を楽しんでいる。そんな彼に共同経営を持ちかけられた水樹。小さな珈琲店主の水樹は、ネルドリップの天才で勝ち気。余裕のある紳士然とした篠宮が気に入らず猛反発!
 そんな水樹を篠宮は「君には躾が必要ですね」と柔らかだが、否とは言えない口調で追い詰めてきて!?
 お仕置きは愛の証♪センシティブLOVE。

【感想】
『ギャルソンの躾け方』
 『石花珈琲店』は藤井沢周辺で最も古い喫茶店だ。カウンター関だけの小さい店だが代々地元に愛され、遠方からもそのコーヒーの味に魅了された人々の訪れる店だった…以前は…現在の三代目・石花水樹には店に対して全くやる気が見られない…。
 それもその筈、10歳にして母を亡くした後、有る出来事から父を激しく憎むようになった水樹は、高校を卒業すると直ぐに家を出て、父とは音信不通の生活をしていたからだ…。しかし父が卒中で倒れたと連絡が入り不本意なまま店に経っている水樹にやる気は見られない。水樹の激しいチェーンスモークによって店は黄ばみ、やに臭くなり…今では近所の数少ない常連が訪れるのみ。
 だが、祖父直伝のコーヒーの味だけは手を抜かず、何時も最高の味を提供している。
 そんな水樹の前に現れたのは最近、藤井沢駅前にOPENしたカフェ『ruffle』のオーナー店長の篠宮。彼は水樹のコーヒーの味に惚れたとスカウトしてきて…断ると金銭的に苦しい水樹を断ると共同経営、果ては資金援助まで申し出てきて――!?

 水樹の中にある父への憎悪、その原因となった事への心の傷…それらを持て余しながらも、父の店を継いでいる。相反する気持ちに揺れ動く様子がとても上手く描かれていたと思います。
 お父さんに対して、とても残酷な言葉を並べる水樹が、何故そこまで父を憎んでいるのか…またそうであるなら何故、憎い父の大切にしている店を守っているのか…。そういった不可解な水樹の行動が物語りを読み進める内に徐々に理解できてくるのですが、最後には水樹の中に、傷ついた少年が居るのを感じられて、その子が少しずつ癒されていく様子が感じられてヨカッタです。(でも作中は水樹の切なさが伝わってきて、途中少し泣けてしまいました。)
 水樹のお相手の、お金持ちの篠宮については…どうも私的に少し好みから外れていたようで…あんまりコメントはありません…(苦笑)。今作は主役はあくまで水樹で篠宮は明和規約なイメージでした。

『ギャルソンの騙し方』
 『ギャルソンの躾け方』の続き。
 父との関係も取りあえず折り合いをつけられた水樹は『石花珈琲店』の店長の座を父へ譲り、今は交代で店に立ちながら、週に四日は『ruffle』でチーフとして働いている。
 今までコーヒーを入れる事に関しては自信があるが、それ以外の経理などは素人同然…こんな自分が共同経営者でよいのだろうか…と悩む水樹に篠宮が新たに依頼してきた仕事は、新人の教育で、最初は自分にちゃんと指導できるのかと不安になった水樹だが、この新人・林恭一は挨拶はいいのだが、配膳をさせれば皿を落とし、厨房にまわせばむしろ邪魔と、何をやらせても失敗だらけ…本人にやる気はある様だが全て空回りの人物で…けれど少しでも『ruffle』の、ひいては篠宮の役に立ちたいと一生懸命、親身に指導する水樹だが…。
 そんな折り、藤井沢駅周辺には立て続けにコーヒー店が出店し、中でも『manor house』は『ruffle』と雰囲気が似ていて――。

 表題作ほどのインパクトはなかったですが、それでも水樹の健気な所が満喫できました。
 話が進むたびに水樹が可愛く思えてくるのは、篠宮の普段は紳士然と温厚な人物で、しかしその実ベッドではサド…の相手だからでしょうか…でも何故か、この篠宮が私のツボを全く刺激しなくて…前作に引き続き、やっぱり影が薄かったです(苦笑)
 所で、あとがきを読んで初めて気が付きましたが、この作品「藤井沢商店街シリーズ」というシリーズ作品だったのですね。前作2作とも読んでいたのに気付かない自分に少し呆れました…。

評価【★★★★☆☆☆】
コメント
 梅娘さん、こんにちは。

 水樹のお父さんと小嶋さんの設定はインパクトありましたね。…隠し子とかじゃだめだったのかな?(汗)
 わたしも篠宮にはなぜかあまり萌えませんでした。水樹はいい子でしたね。

 TBさせていただきました。よろしくです。
2006/09/09(土) 18:39:40 | URL | 恩夢 #-[ 編集]
>恩夢さん

こんにちは!

水樹のお父さんの設定は、ちょっと驚きました(苦笑)。基本的にオヤジ受とかは好きなんですが、でも脇キャラで「そうくるか!」という感じで…。ちょっと微妙な空気が読みながら流れてしまいました…。そりゃ子供としてはショックですよね。。。

トラックバック有り難うございます!当ブログ初のTBでございます!ヽ( ´¬`)ノ
2006/09/10(日) 05:59:41 | URL | 梅娘@管理人 #wygDBGUg[ 編集]
はじめまして☆
梅娘さん、はじめまして&こんばんは。

BLにはまって2ヶ月半の月子と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

私も、水樹のお父さんの設定はすごい驚きでした。
水樹がああなった原因ってなんだろう?っていろいろ想像していたんですが、まさか「それかよ!!」って思いました(笑)
私は、主役カップルより、お父さんと小嶋さんカップルの方が気になっちゃいました(汗)

ではでは今後ともどうぞよろしくお願い致します。
TBさせてください☆
2006/09/15(金) 21:19:02 | URL | 月子 #-[ 編集]
>月子さん

こんにちは、初めまして。 
実は先日ブログの方はコッソリ遊びに行かせて頂いておりました。
本館・裏を併せて読書量の豊富さには脱帽です(@Д@;)
特にBLはハマられてからまだたったの2ヶ月とは思えないです…凄い~~。
コメント頂けて嬉しいです!
コチラこそどうぞヨロシクお願い致します!

水樹のお父さん設定は、本当に予想外でビックリでした(苦笑)
「そうくるかぁ~~~」て感じです。正直オヤジ受は好物なのでその設定そのものは、いいんですが…ただ、あの設定で話の展開とかが全て頭の中からぶっ飛んでしまった感があります…Σ(´Д`;)衝撃が強かったというか…。
うん、いっそお父さんカップルの方で話を描いて貰った方が楽しめたかも~と思ってしまいました(^^;)

TBのお申し出ありがとうございます!
当方からもさせて頂きますね~。

こちらこそ、今後ともヨロシクお願い致しますm(_ _)m
2006/09/16(土) 11:09:37 | URL | 梅娘@管理人 #wygDBGUg[ 編集]
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ギャルソンの躾け方榎田 尤利 (2006/08/26)徳間書店 この商品の詳細を見る この本を読みながらまず思ったこと。 あぁ、コーヒーが飲みたい…! ネルドリップの天才・水樹が淹れるコーヒーはさぞ美味かろうな。
2006/09/09(土) 16:34:48 | 夢中にさせないで
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