梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『しもべと犬』 玄上八絹
しもべと犬玄上八絹 / 竹美家らら
幻冬舎 ルチル文庫
552円 (ISBN978-4-344-81408-0)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられ、組むことに。
 自らが傷つけられることなどものともせず、危険の中に飛び込む信乃。「主人」である智重を恋い慕う信乃に、智重は冷たい。時には身体を繋ぎながらも、信乃は智重との距離に心を痛めているのだが……。

【感想】
 捜査一課・第二特殊犯捜査第五係、公式には四係までしかなく、ないはずの内部でも限られた者しか知ることとのない、闇の部分に非公式に存在するるのが五係――要人の、身を滅ぼしかねない個人的醜聞に発展すると予想される事件を、非公式に出動し解決することから付いた渾名が《スキャンダル課》だ。
 そんな五係に配属されるのは、どれも人には言えない過去を持つ人物達。
 その一人、奥村智重の相棒・石凪信乃は人間ではない。人をベースに、犬の能力を組み込んで造られた存在…。犬として一途に智重の愛情を欲する信乃だが、智重はそんな信乃につめたくあたり――。


 過去に傷を持つ智重と、そんな彼を一途に慕う人造人間の信乃という二人の設定は面白そうだったので手にしました。
 しかし、なかなか事件の詳細も見えてこず、智重と信乃の関係も鬱々としてるし、智重のトラウマもハッキリせず…ようするに話が全然見えなくて、読んでいても全然楽しくありませんでした。
 でもって、前降りが長く感じた割には展開は急だったように感じました。
 最後に智重と信乃のラブラブな様子が見られたので読後感は悪くないのですが、途中までが読むのが本当に辛かったので★は低め。
 
評価【★★★☆☆☆☆】
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『世界が終わる7日前』 中村 かなこ
世界が終わる7日前中村 かなこ (Nakamura_Kanako)
リブレ出版 ビーボーイコミックス
571円 (ISBN978-4-86263-662-1)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 人の余命が見える葉山は、幼い頃から周りの人間に気味悪がられ、孤立していた。だが恋人の真島だけは、感情を顔に出せずツレない態度の葉山を理解し、大切にしてくれている。ラブラブな生活を送るある日、葉山は真島の余命をみてしまい…!?
 信じる気持ちに胸を打たれる表題作他5編を収録したピュアラブ作品集、描き下ろし付き!

【感想】『雪息子』
 雪息子は不死身の雪女族。人間の精気を吸って生きる。口元に唇を寄せて息を吸うように軽く一口、もし人間に正体がばれたら…その人間を、殺すという一族の掟がある。
 しかし、ある日、街中で精気を貰った人間が酒を飲んでいて、アルコールに弱い雪息子は酔いつぶれてしまい。介抱してくれた男・奈川に酔った勢いで正体をバラしてしまって…!?


 100年以上、一人で生きてきた雪息子の寂しさが切なかった。
 奈川の設定が今イチ解りづらかった(部屋を借りてる条件とか)気がしないでもなかったり、唐突に現れた感のある巨人とかがちょっと戸惑ったけど、終わり方は暖かかった。

『花の恩返し』
 花にはイシキがあります。道端に咲くたんぽぽは、ある日、道行く人間が自分に水をくれた事に衝撃を受け、思わず両手を合わせて強く願った。「お礼がいいたい。この…うれしい気持ちをあの人に返したい」そう願った瞬間、たんぽぽの姿から人間に変身していて…。
 
 何気なく水をやったタンポポ・花に恩返しをされる男・売木の最初は何処か淋しげな様子が、花と触れあっていくうちに癒されていく様子がよかった。
 人間の生活を何も知らない花の、様々な事に対する驚きもよかった。最後はどうなることかと思ったけど、とにかく偉い方、グッジョブ!!この一言につきるかと(笑)


『ランプに3つ目の願い』
 美和は人の胸元にランプが見える。ランプには3つの光る玉が入っていて、強い願いで人は無意識に玉を消耗…たいていは子供時代に使い果たす。美和は最後の1つを使わずにとってある。最後の願いはもう何年も決めかねている。ランプが見える事を子供の頃に人に話して以来、からかわれる中、同じ野球部の後輩・旭涼太は一言も茶化したりせず…。

 願い事をかなえてくれるランプが見えながら、そのランプに本当に大切な事は願わずに自力で得ようとする姿が微笑ましかったです。
 ちょっぴりメジャーリーガーな所とかも見てみたかった気もするけど、二人一緒に居られるのが一番大切な事なんだなぁ…と思った。

『世界が終わる7日前』
 葉山には人に見えない物が見える。それは人の余命。一週間前からカウントダウンが始まり、顔に現れる数字が「7」から毎日カウントダウンされ、最後の日は「0」となる。
 そんな葉山の恋人・真島の顔にある日「7」の数字が現れて…!?


 不思議な能力のせいで、子供の頃から孤独だった葉山と、そんな彼を愛おしく思ってしまう真島。二人の関係が暖かくて、最愛の恋人の死期がわかってしまった時の葉山の動揺と絶望、そして彼がとった行動が切なかった。
 最終的には愛の力って偉大だね。と思わせるラストでよかった。


『苺の家』
 青葉鷹は10年近く連絡の取れない父から、ある日突然送られてきたハガキで依頼された墓参りに行くことになった。
 墓参りのをする藤さんは鷹が小さい頃に一年間だけ父と三人で同居した人物だった。
 書かれていた住所に出向いた先には、藤さんの息子で一朗と名乗る高校生が応対してくれて。藤さんの墓参りをした鷹に「ウチの親父と、青葉さんのお父さんはデキてたらしいですよ」と衝撃の告白をサラリとしてくれて…!? 


 父親の頼みで墓参りに行った先で、出会った子と仲良くなる二人には生まれた時のDNAから惹かれ合う物が組み込まれていたのでしょう。と言う事で、主人公の二人よりも、その父親二人の関係が猛烈に気になりました。
 一年同居して、何故別れてしまったのかとか、色々…。お父さんの話が読みたかったなー。と、本編を無視してあれやこれや妄想してしまいました。
 本編の二人はとても可愛らしい感じの恋愛模様でよかったですよ。


『カレーの家』
 21歳の春、親が離婚した。両親は一人っ子の江上真佑に家を残し、思い思いの場所へ去った。それから2年、やってこれたのは恋人の存在がいたからだったが…その恋人からも別れを告げられ一人きりになってしまった真佑は自殺を考え、遺書をしたためていた時。ふいに「検針です」と背中に手を当てられた。家の中に不法侵入してきた謎の男は、窓から出ていって空中に浮いていて…自分は人間一人一人が持つ「悪の度合計」を検針して回ってる天使だと言い…!?

 天使と人間のとても不思議な、でも心温まるお話でした。

 全体的に寂しい大人が癒されるお話が多かったように思います。
 あと、人外と人間というのも割合が多かった。
 各話とも少ないページ数の中にギュッとエッセンスを押し込んだような感じで、とても読み応えがありました。
 また読後感がどれもホンワカしててよかったです。
 各話の後についてる1頁の描き下ろし4コマ漫画も読後感をより一層温かな物に変えてくれました。

評価【★★★★★☆☆】
『ゆっくりまっすぐ近くにおいで』 渡海奈穂
 先程書いた日記を取り下げました。
 
 このブログを見てくださっている方は本好きの方なんだろうな…と思うと、やはり気持ちの良い内容ではなかったと思うので。

 かわりに何時も通りの感想をアップしました。
 
 もし先の日記を読まれた方がいらっしゃいましたら、失礼いたしました。


ゆっくりまっすぐ近くにおいで渡海奈穂 / 金ひかる
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52212-3)
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【あらすじ】
 印刷会社営業の稲田は自社の印刷機の故障で刷れなくなった緊急の印刷を、町の小さな印刷屋で引き受けてもらう。そこの社長・大内は口が悪いが懐が広く、初対面の稲田が見とれるほどの美形。たちまち恋に落ちた稲田は、以来せっせと彼のもとに通い口説きまくるが、大内は拒否こそしないが受け入れてくれるわけでもなく……?
 年下ワンコ攻×クールビューティー受。商業誌未発表作をHシーン含め大幅加筆で文庫化!

【感想】
 稲田志郎はデザイン、製版、印刷などを請け負う会社の営業になって二年の若手。多少強引でも仕事をとってくれば会社のためになると信じて働いてきたが、どうも同僚からは受けがよくないらしく、ある日、明日には納品しなければならない品があるというのに、社内の印刷機が止まっていて使えないという状況を知らされたのは夜になってからという苦境に立たされる。あちこち頼み込んで唯一受けてくれたのが町の印刷屋の社長の大内双葉だった。救いの神の大内の、その整った容姿や懐の深さに魅了された稲田は、大内の元に通い詰めるが――。

 印刷という職種をメインにした中堅の印刷会社の若手営業と、町の小さな印刷屋さんの社長という設定やワンコ系の稲田や、年齢不詳な美貌の男前社長という設定は面白そうだったんですが…全体的に盛り上がり所に欠けた感じの読後感でした。
 文章の些細な言い回しで数ヶ所、不自然に感じるところがあったりと細かい部分が気になったりしてしまい、話に集中しきれなかったような感じもありました。また年齢不詳な設定の大内さんは結局、お幾つなんでしょうか?作中見つけられず…そういった所もちょっと気になりました。
 結局、最後の最後、後書きで書かれていた作者のバイト先の社長に全部持って行かれた感がある作品でした(苦笑)。
 
評価【★★★☆☆☆☆】
『おとなりさま』 七織ニナコ
おとなりさま七織ニナコ (Nanao_Ninako)
リブレ出版 ビーボーイコミックス
571円 (ISBN978-4-86263-663-8)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 毎晩ゴハン作ってます。
 掃除洗濯もしてます。
 俺の服を勝手に着てかれて途方に暮れたりしてます。
 夜も一緒に寝てます。
 乗っかられてリードされましたがHだっていたしました(ちなみに俺が入れるほうでした///)コレって完全に恋人ですよね?
 それなのに意地悪でズボラで外ヅラだけは良いあの人は違うというのです;
 描下ろし40P収録!!

【感想】
 念願の一人暮らしを始めた社会人二年目の窪阪の部屋の隣に住んでいたのは、会社の上司の蓮田課長だった。
 会社ではデキる男で物腰も柔らかな大人な蓮田は、しかし家にいるときはがさつで口は悪いし、部屋は汚い子供みたいな男で…。
 そんな二重人格な蓮田に何故かか料理など世話を焼くようになっていて…。
 思いがけず蓮田にキスされてから、だんだんと意識するようになってきて――。

 
 帯の「実は俺↑が攻なんです」という文句に釣られて購入しました(笑)
 会社ではりりしくてデキる男なのに、家ではズボラで…という二重人格な蓮田もイイです!
 ただ、蓮田って結局何歳だったのか…30代くらいかなぁ…と思いつつ、作中にそういった記述がなかったので解らずじまいでした。
 なので、オヤジ受なのかどうなのかがハッキリせず。襲い受なのは面白かったんですが、全体的に蓮田の心が見えにくく、全体的に穏やかな恋で少し刺激に欠けた感じでした。

評価【★★★★☆☆☆】
『夜明けの声は甘く』 李丘那岐
夜明けの声は甘く李丘那岐 / 夏目イサク
リブレ出版 ビーボーイノベルズ
850円 (ISBN978-4-86263-635-5)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 和菓子屋店主の祐麿は、商店街のひそかな人気者。高校の時、夜逃げ同然で祐麿の前から消えた幼馴染みの一陽に、好きという言葉もなく抱かれたことがずっと胸につかえている。商店街の活性化にいまや人気ソングライターの一陽を担ぎ出そうと、悪友・孝志が祐麿さえも巻き込んで、夏祭りで新曲を披露することに。久しぶりの再会に戸惑う祐麿は、おまえのためならなんでもすると言いつつ冷たい態度の一陽に怒りだし…。切なく甘い再会ラブ♪

【感想】
 25歳の田野上祐麿は親から継いだ「和菓子舗・右月」の店主兼、和菓子職人だ。店は不動明王の古刹へと続く参道沿いにある。
 いわゆる門前商店街だが、時世に伴い寂れがちである。
 そんな商店街主催で行われる「お不動さん夏祭り」を活気ある祭りにして、不動商店街の知名度を上げよう。という企画が持ち上がり、その目玉として、商店街に数年前まで住んでいた祐麿の幼馴染みで、今や人気ソングライターとなったkaiを呼ぼうとなり…。
 kaiこと阪出一陽は八年前まで祐麿の隣に住んでいたが、一家が借金で夜逃げ同然に街を去ってからは会ってはいなかった。その間際、一陽の思いがけない行動は祐麿を深く傷つけたが、それでも一陽にずっと会いたいと思っていた祐麿だったが――。


 幼馴染み同士で歌の上手い和菓子職人と人気ソングライターという設定は面白かった。
 また寂れがちな商店街の活性化のためにバンドを高校時代の再結成して…という所も主人公以外の登場人物も生き生きとしていてよかったです。
 ただ、どうも読み足りなさの残る感じがあり…。
 話はきちんと纏まっていたように見えるのに、なんでかなーと思うんですが、祐麿が過去のトラウマを乗り越えるのがアッサリしすぎていたような気がしたり、波乱があまり無かったような気がしたのが原因かもしれません。
 あと、もうちょっと一陽がソングライターとして活躍している様子も見たかったなぁ…と思うのは祐麿の和菓子職人としての仕事の風景が丁寧に描かれていたからかも。
 登場人物が個性豊かな感じの割には、話の方はアッサリと纏められいたように感じられたのは、ちょっと勿体ないと思いました。
 
評価【★★★★☆☆☆】
『コイビト』  椎崎夕
『コイビト』椎崎夕 / 花本安嗣
白泉社 花丸文庫
495円 (ISBN4-592-87100-6)
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【あらすじ】
 ひとつのドアベル。それが菅谷僚平の運命を大きく変えた。開いたドアの向こうに断っていたのは、3年前に別れた高階とその妻であり僚平の義姉であるいずみ、そしてふたりの子供の翔太の3人だった。僚平と3人の同居生活が始まる。すでに高階との関係は過去のものになっていたはずなのに、彼は僚平にあれこれと手を出してくる。だが、僚平には既に左右田という相手がいた。はたしてこの行方は…。

【感想】
 大学生の菅谷僚平は三年前、恋人と思っていた男・高階から母親の再婚によって義姉となっていたいずみとの結婚を告げられる。しかし高階は結婚後も二人の関係は変わらないと不誠実な事を言われ…勿論関係を続けていく事も出来ず、事故で母親を亡くし、大きな足の怪我をしてしまい陸上の特待生として通っていた学校にも転校しなければならず、父親の元へ行く決心をしてから三年間、高階夫婦とは音信不通で過ごしてきた。
 今は父親の出向にともない、独り暮らしをしており、たまに訪れる後輩の左右田とは、身体の関係はあるが、恋人ではない。左右田は恋人であると主張しても、僚平は三年前の出来事から恋人は作らない主義を通してきた。
 そんな僚平の前に、高階といずみ、そして二人の子供である翔太がある日現れて…引っ越してきた家が家事にあい、住む所が見つからない一家を少しの間、家に置く事にしたが…高階といずみの間はどこかギクシャクしていて――。


 表紙が清々しい雰囲気だったので、手に取りましたが、中は結構ドロドロしていた感じで。
 人物の相姦が入り乱れ気味に感じてちょっと解りにくい所もあり。
 ただ、徹頭徹尾に高階が嫌な奴(一部、回想ではいい人でしたが)だったので、その点ではスッキリした感じなんですが…最後に吹っ切れるまでの義姉(この義姉という表現も紛らわしくて、別に親の再婚でも姉でいいんじゃない?と思ったりも)・いずみさんの精神の不安定さが読んでいてちょっとしんどかったなぁ。
 左右田がとにかく格好良くてその点は好評化ですが、作中の主人公にあんまり関係ない(ように思えた)高階夫妻のドロドロがしんどかったので、評価は低めです。
 
評価【★★★☆☆☆☆】
『砂漠の従順』 桧原まり子
砂漠の従順桧原まり子 / 水貴はすの
フロンティアワークス ダリア文庫
533円 (ISBN978-4-86134-269-1)
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【あらすじ】
 外務省に勤務する柏原信夫事務官に課せられた特命。それは来日する中東某国のスハイル王子の接待、というのは建前で実は2016年のオリンピック開催地が日本になるよう王子を通じて競合国を懐柔すること。しかもスハイル王子はアニメ大好きのオタクという変なヤツ。初の大仕事に張り切る柏原たったが、ホテルに到着早々、王子に服を脱げと命じられ、伽を申し付けられてしまい――!?

【感想】
 外務省に入省六年目の柏原事務官は、未だ国家の存亡に関わる任務に就くこともないが、外交に携わる者としては常日頃から危機管理に備えておくべきである、が信条だ。同僚からは「真面目すぎる」と評される彼にもついに重要な極秘任務を指示された。
 内容は首長国連邦の一つ、ザファールの第五王子・スハイル・ビン・ハーリド・アル・ザハーリ殿下が指摘な用事で来日する、その彼の接待役だった。しかしそこには2016年に日本が獲得を狙っているオリンピック開催の為の布石もあって…。
 日本のアニメオタクという王子の為に、様々な情報を用意して望んだ柏原だったが、ホテルへ到着早々に、夜伽を命じられて――!?


 先日読んだアラブ物が大変ツボだったので、秘かにアラブ熱が出ていた様で思わず手に取ったこの作品。王子が王族らしい傲慢さと強引さとで柏原を翻弄する様子や、彼らの間での意思疎通がすれ違いまくる様子は読んでいて楽しかったです。
 ただ、購入のポイントになった王子のオタク度ですが、期待していた程ではなかったのはちょっと残念。もうちょっと殿下は電波系でもよかったのでは…と思ったり。
 半分以上が日本が舞台だったので、本当のアラブとは違う気もしますが、軽く、楽しく読めました。

評価【★★★★☆☆☆】
『王子と小鳥』 山中ヒコ
王子と小鳥山中ヒコ (Yamanaka_Hiko)
芳文社 花音コミックス Cita Citaシリーズ
619円 (ISBN978-4-8322-8632-0)
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【あらすじ】
 貧乏美大生・鈴木圭一が目覚めると、そこは砂漠の国のオークション会場だった。
 借金のカタに奴隷として出品された彼が、強欲な第一王子の手におちようとしたその時、その弟であるハーリド第二王子によって買い上げられる。
 ハーリドの奴隷となった鈴木は日々逃亡を企てるが、王子の優しさに少しずつ惹かれはじめ…。
 表題作の他、心の欠けた大人と、彼に買われた少年の恋を描く「淋しさの値段」を収録。
 苦悩しながらも真実の愛を手に入れる恋人たちのドラマチックコミックス!!
 王子と鈴木の後日談描き下ろしつき♪

【感想】
 美大生の鈴木圭一が祖父の残した借金を返そうと思い、競馬で何回か大負けして、3回くらい拉致をされた結果、船に乗せられて行き着いた先は中東の砂漠の国の奴隷オークション。10年前に2ヶ月だけアイドル事務所に所属していた経歴からアイドルとして競りに出されても買い手はつかず…知らず知らずに窮地に立たされた鈴木を救ったのは、第二王子のハーリドで、彼に引き取られて抱かれる覚悟を決めても一向に手は出されなくて――。
 
オススメ!
 ムーディーなフェロモン系のハーリド王子がステキです。
 決して美形ではない、むしろタレ目でちょっぴりイケてなくて普通のお兄ちゃん風な鈴木もツボ。
 最初はカタコトでしか意思の疎通が出来なかった二人が、徐々に惹かれ合う様子がとてもイイ!
 でも正直、読み足りません。「淋しさの値段」を収録するなら、ハーリドと鈴木の話をもっと!!(「淋しさの~」は別の短編集で読みたかった!話が少しかぶってるように感じたので「王子と小鳥」の後で読むと、ちょっと物足りなく感じてしまって…。)
 最後に再会出来た二人だけれども、結局あの強欲で意地悪な第一王子もまだ居るだろうし、ハーリドには結婚が待ち受けていたりしそうだし、彼らの先行きにはまだまだ波乱がある感じで…。何よりも私が彼らをまだまだ堪能しきれてないので!
 脇で良い味を出していた可愛いハーリドの弟王子・ミシャーリも最後の方はあまり出番がなかったのも心残りだし…。鈴木の美大生という設定も殆ど活躍しなかった(最初にチョロッとだけしか使われていない技能)のも勿体ないし。話の内容も、少し荒削りで結局、よく解らなかった点もいくつか残ってしまっていて…(鈴木が最初に飲まされていた薬は何だったのか?とか、最初にハーリドが婚約破棄をしたのは何故?とか話の本筋には関係ないであろう諸々…)話が面白かっただけに、そういう所などももう少し深く知りたかったなぁ…と思ってしまいました。
 王子は21歳という設定とのことで、今でも十分いい男なので、あと数年経てば!!!是非とも続編希望ですが…無理かなぁ。
 あと、鈴木の間違った日本語教育を受けた、ミシャーリの行く末も気になる所…。

評価【★★★★★☆☆】
拍手のお礼とHPの更新
 拍手のお礼に関して、どうする形が一番いいかを考えていましたが、ブログとは別に気軽にコメントをアップできるようにサイドバーにcgiを入れました(プロフィールの下に設置してあります→)。
 本当はブログバーツを使いたかったんですが…私が愛用しているテンプレートはプラグインが非対応のもので…アレコレ試行錯誤して一応、なんとかプラグイン対応にしてみましたが、表示が上手くいかずorz

 結局、使い慣れたHTMLを埋め込むことにしました。
 で、cgiは本館のHPのTOPに使ってる物を流用。
 
 プラグイン対応にするのに数時間かかって、結局設置が数十分で完了するHTMLに落ち着くという…何という時間の無駄。その時間があれば本が一冊は読めたのに…。

 常にこんな感じの回り道をしている気がする今日この頃。



 HPの方はリンクにちるちるさんを追加しました!
 あと、気付いたリンク切れサイト様を外しました(ありがとうございました)。

 その他、HPの方は一年以上前のASSAMURUHUNAのcgi(最近本)をHTML化(作家別)しました。
 
 HPのTOPのカウンターがどうも回ってない感じだったので、新しく付け直しました。

 と、一年近く放置していたものをちょこちょこ手を入れております…それでもまだまだ、追いつけてない感じですが;
 マイペースに手直ししていきたいと思います。
『太陽は夜に惑う』 真瀬もと
太陽は夜に惑う真瀬もと / 稲荷家房之介
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52185-0)
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【あらすじ】
 紅砂の国ザハナを訪れた朔人。エキゾチックな街並みで、映画から抜け出した“シーク”のような男アーキルと出会った。彼に連れられて行ったのは、喪われた砂漠の都スツ。その廃墟のなかで、朔人はアーキルに情熱的に抱かれる。ところが初めての恋を自覚した途端、アーキルがザハナの王族であること、そして十年前に朔人の兄を氏に追いやった仇であるかもしれないことを知り……。
 オール書き下ろしラブinアラブ!!

【感想】
 1926年、アラビア半島の首長国ザハナの都アブカディル。
 映画監督の義父に連れられて、イギリスからこの国に休暇を取材で訪れた16歳の森下朔人は街中で以前、映画の主人公役にピッタリだと思った人物を偶然見かけ、思わず声をかけてしまった。
 年は三十歳前後。男はアーキルと名乗り、食事に招待されるが、そこで酔いつぶれて寝てしまい――。


 面白そうなエッセンスは沢山溢れていたのに、どこか活かし切れてなかった感が残りました。
 アーキルが喪われた王国・スツの末裔であると言うのも魅力的だったし、朔人の養い親で映画監督のレヴィの職業も面白そうでしたが…どれも中途半端な感じの印象が残ってしまい。また6歳から英国で育ったと言う朔人が、日本人であった必要性があまり感じられなかったと言うのも…。
 個人的にはイスラム教国ではなかったというスツという国の話が読みたかったり、最後にチラリと出てきたレヴィとプロデューサーとの関係が気になったりと、本筋から逸れた所ばかりが心に残ってしまいました。

評価【★★★★☆☆☆】

以下は拍手のお礼です。
[『太陽は夜に惑う』 真瀬もと]more...
『姫君の輿入れ』 和泉桂
姫君の輿入れ和泉桂 / 佐々成美
大洋図書 SHYノベルズ
860円 (ISBN4-8130-1113-6)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 「私のためだけに咲き、私のためだけに散ればいい」
 今をときめく左大臣の一の姫にして、帝に入内を心待ちにされている姫・狭霧には、誰にも知られてはいけない秘密があった。
 それは、実は男子であるということ…狭霧はとある事情により、男でありながら生まれたときから姫として育てられていたのだ。
 そんなある日、光源氏に喩えられる遊び人で、父の政敵でもある宰相中将・源実親が狭霧の許に突然現れて!?
 貴公子と少年、平安の華麗なる婚礼奇譚、誕生!!

【感想】
 奈良の地から京に遷都され二百年が経過し、時は五条帝の御世。
 朝廷で随一の権勢を誇る時の左大臣・藤原正光の一の姫・狭霧は十五になっても結婚も未だせず…その身に重大な秘密を抱えて、邸の奥底でひっそりと暮らしてきた。
 しかし、ある日そんな狭霧の元へ遊び人と名高く帝の異母弟でもある宰相中将・源実親が忍んできて…しかも決して人に知られてはならない秘密をも知られてしまい――!?


 二段組みでぎっちり書かれていたので読み応えは十分。
 この時代の風俗もしっかり調べられていた感じで、文体も落ち着いた中にも品があり、絢爛豪華な絵巻物を読んでいるようでした…が、物足りなさが残る読後感があり…。
 狭霧は正しく、平安時代にお姫さんとして育てられたらこういう少年になりそうだという人物だったんですが…どうもアクというか個性があまり感じられず…自らが男性である!という執着や主張もか弱く…。流されすぎな感を受けてしまい、今ひとつ感情移入できませんでした。
 対する実親は見事な貴公子っぷりでしたが、これまた貴公子すぎて人間味が物足りない感じでした…。
 平安時代は大好きな時代設定で、女装物もツボだっただけに残念。
 主役二人が今ひとつツボにはまらなかった私の、個人的お気に入りは実親の親友で書物の虫の小野朝家さん。彼が作中、一番人間味があって生き生きしていたように感じました。

評価【★★★☆☆☆☆】
2009年8月の読書メーター
 先月からひっそりと読書メーターを始めました。
 本は読んだけど、ブログに書くのに時間がかかったりする事が結構あって、何やかやしているうちに結局、感想を書かない…という事が多々あったりするので、これは手軽でいいです。

 取りあえずこちらに、一言感想を書いてから、改めて書くものはブログでアップしていきたいと思います。ので、重複するものもあります。

 しかしまとめをブログにアップするのも手軽でいいですね!
 それに伴い、今まで自前で各月エントリーをまとめていたのを辞めます(続かない事が判明したので…)そのかわりそのカテゴリーに読書メーターのまとめをアップしていこうと思います。

 取りあえず8月のまとめを見てみたところ…見事にBLしか読んでない。
 
 本当に偏った読書量であります。(´・ω・`)



8月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:2165ページ

ナルシストの憂鬱 (ビーボーイノベルズ)ナルシストの憂鬱 (ビーボーイノベルズ)
評価【★★★★★☆☆】人物描写が良く、グイグイ読ませる力のある作品でした。
読了日:08月10日 著者:西江 彩夏


ハニートラップ (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)ハニートラップ (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】3作品、それぞれカラーが違う感じの作品で楽しめました。
読了日:08月11日 著者:高井戸 あけみ


猿喰山疑獄事件 (ビーボーイコミックス)猿喰山疑獄事件 (ビーボーイコミックス)
評価【★★★★★☆☆】大企業のトップと詐欺師のお話。読後感が深くて好き。彼らがあの後どうなったのか、凄く気になるけど、このお話はあの終わり方がベストだと思わせる終わり方。
読了日:08月11日 著者:遙々 アルク

満員御礼 上巻 (ミリオンコミックス 56 CRAFT SERIES 31)満員御礼 上巻 (ミリオンコミックス 56 CRAFT SERIES 31)
評価【★★★★★☆☆】もともと相撲は結構好きで、良くテレビで見ているので、好印象。主人公はお相撲さんではなく、呼出しさんのお話ですが、とても楽しく読めました。今から続きが楽しみ。主人公のお話も気になりますが、同時にお相撲さんのテツさんと舎弟の二人も気になる所。
読了日:08月13日 著者:真生 るいす

永遠と一瞬 (白泉社花丸文庫)永遠と一瞬 (白泉社花丸文庫)
評価【★★☆☆☆☆☆】芸能人と一般人で幼馴染みという設定買い。ちょっと色々と取って付けたような感じを受けて感情移入がどのキャラにも出来ず、読んでいてあまり楽しくなかったのが残念。
読了日:08月14日 著者:西門

地獄めぐり 上 (バーズコミックス リンクスコレクション)地獄めぐり 上 (バーズコミックス リンクスコレクション)
評価【★★★★☆☆☆】公務員が地獄担当で週に何度かは地獄で勤務という不思議設定はなかなかに面白かったです。上巻と言うことでこの話がこの後どうなるのかが凄く気になります。
読了日:08月15日 著者:九重 シャム

征服者は貴公子に跪く (新書館ディアプラス文庫 219)征服者は貴公子に跪く (新書館ディアプラス文庫 219)
評価【★★★★★☆☆】困窮した貴族とその家財を買い取る金持ち(日本人)という設定は他でもチラホラ見る気がしますが、それだけに終わらないのがいつき朔夜さんの力でしょうか。ドイツの雰囲気がとても上手く描かれていて、主人公達の心の動きだけでなく、その他の登場人物達も生き生きとしていて、読んでいてとても楽しかったです。
読了日:08月16日 著者:いつき 朔夜

カンゴク69 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)カンゴク69 (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
評価【★★★★☆☆☆】ピアスシリーズと言う事もあって、エロス全開でした。各所に少女漫画的表現が多用されていて、軽くて明るい雰囲気で楽しく読めました。特に「ナイチンゲールは夜に啼く」が読後感がよくて好き。「カンゴク69」は主人公二人よりも脇の三つ子がツボでした。
読了日:08月17日 著者:阿仁谷 ユイジ

顔のない男 (キャラ文庫)顔のない男 (キャラ文庫)
評価【★★★★★★☆】俳優として、親密すぎる兄弟の役を同居して演じるという、自己と役柄との境界線が曖昧になっていく中で、お互いに惹かれ合っていくという話の流れがとても上手く描かれていてとても読み応えがありました。
読了日:08月17日 著者:剛 しいら

ワンダフルライフ (GUSH COMICS)ワンダフルライフ (GUSH COMICS)
評価【★★★★☆☆☆】ヘタレ攻×エリート受のお話。ラブラブなのに、些細な事ですれ違って、でもすぐに分かり合ってと、とてもほのぼのとしたお話でした。しっかりと話が作られていて安定感がありました。軽く読めるので、ふと読み返してしまう1作です。
読了日:08月18日 著者:やまかみ 梨由

番人 (ビーボーイコミックス)番人 (ビーボーイコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】表題作の「番人」や「空の裏側」など落ち着いた雰囲気の何処か影のある作品があるかと思えば、最後に「めぐり逢い…COSMO」を持って来るという…正直、この作品をこの本の最後に持ってくるのはどういう訳なのか(苦笑)…まぁ暗くなりすぎなくて、よかったのかも知れません。
読了日:08月18日 著者:国枝 彩香

初恋横丁 (キャラコミックス)初恋横丁 (キャラコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】生まれたときからご近所付き合いの幼馴染みで初恋の淳が留学先から帰国して、改めて彼の事が好きだと思う修介の一喜一憂が読んでいて楽しかったです。麻々原絵里依さんの絵が大好きなので、それだけで好感触なんですが、今回はそれに加えて商店街のほのぼのとした雰囲気がとてもよかったです。
読了日:08月19日 著者:麻々原 絵里依

媚の椅子 (スーパービーボーイコミックス)媚の椅子 (スーパービーボーイコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】シリアスとギャグとスピード感が絶妙。特に表題作は最初シリアスすぎるほどにシリアスにハードだった物が、最後はとても可愛らしく終わって読後がとてもよくて好きです。その他も何処か笑いが入っていたりして楽しく読めました。
読了日:08月19日 著者:池 玲文

見知らぬ男 顔のない男(2) (キャラ文庫)見知らぬ男 顔のない男(2) (キャラ文庫)
評価【★★★★★★☆】1巻では今イチ物足りなかった、飛滝が音彦の事をどう思っているのかなどの部分がよく見えてきて、更に降りかかる試練も二人で乗り越えていく様子などがとても生き生きとしていて読み応えがありました。
読了日:08月19日 著者:剛 しいら,北畠 あけ乃

時のない男 ―顔のない男(3) (キャラ文庫)時のない男 ―顔のない男(3) (キャラ文庫)
評価【★★★★★☆☆】「愛のない男」と「時のない男」と2作収録されてましたが、どちらも本編というより番外編とか幕間的な感じを受けました。それはそれでよかったですが、是非とも彼らの話がまたじっくり読みたい!と言うことで、続編希望ですが、もう難しいですかねぇ…。
読了日:08月20日 著者:剛 しいら

螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)
とても独特の雰囲気のある画風で、それが大正時代という設定と相まって味がある、まるで昔のJUNE作品を読んでいるように思いました。話の設定も面白かったんですが、どのお話も終わらせ方が唐突で、後味がどうも味気ない感じになってしまったように感じたのが残念。
読了日:08月21日 著者:会田 薫

ダブルミンツ(EDGE COMIX)ダブルミンツ(EDGE COMIX)
評価【★★★★☆☆☆】みつおとミツオ、文字違いの同姓同名、静と動、黒と白、SとM、対極にありながら惹かれ合う二人。繊細な作画の淡々とした雰囲気の中で物語が進んでいく。甘すぎず、痛いばかりでもなく、それでも最後にはビターな救いがある。読後感は悪くないですが、表題作は個人的にツボを押されない感じで、良い作品というのは解るんですが…読んでいてあまり楽しめなかったので★は辛め。同時収録の『温室の果実』の方がむしろ好みでした。
読了日:08月21日 著者:中村 明日美子

千夜一夜-しとねのひめごと (ビーボーイコミックス)千夜一夜-しとねのひめごと (ビーボーイコミックス)
評価【★★★★★★☆】大変読み応えがありました。千夜一夜物語を絡めて、語が進んでいくのがまず面白い。また葵の過去が解っていくうちに、その千夜一夜とのリンクも理解できていき、過去に傷ついて半分壊れた男の再生物語としても、心理描写が丁寧で話にグイグイと引き込まれていきました。書き下ろしも、いい男夫婦のお話でした。個人的には後書きでチラッと書かれていた35歳×46歳の熟年夫婦のお話も読みたいし、その更に10年後のシルバーラブとかも是非とも読みたい!彼らがどう生きていくのかが気になります。
読了日:08月23日 著者:岡田屋 鉄蔵

おいてけぼりブルース (バンブー・コミックス 麗人セレクション)おいてけぼりブルース (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
評価【★★★★☆☆☆】様々なリーマンの恋物語。どのお話もよかったけど、特に表題作の「おいてけぼりブルース」が一番好き。この二人のお話をもっと読みたかった。あと最後の「さようならはもういらない」の攻が泣くシーンが好き。いい大人が外聞なく泣けるって、それだけでキュンキュンしてしまう。
読了日:08月23日 著者:ユキムラ

非合法純愛 (キャラコミックス)非合法純愛 (キャラコミックス)
評価【★★★★☆☆☆】エリート検事と弁護士という美味しい設定。いい男ばかりが出てくる不破慎理さんの作品はキラキラしていて読んでいて楽しくて好き。話の展開もテンポがよくて、続きが今からとても楽しみ。
読了日:08月24日 著者:不破慎理

リピート・アフター・ミー? (ビーボーイコミックス)リピート・アフター・ミー? (ビーボーイコミックス)
評価【★★★☆☆☆☆】各国の様々なイケメン講師が登場する割には、彼らが殆ど活躍せず…主役の二人の話だと言えばそれまでだが、何となく消化不良な感じ。雄之介が英語学校に通うのはわかるとして…あの学校、受講料は幾らなのか…そんな受講料をポンと出せる雄之介の勤務先は太っ腹とかそんな所ばかりが気になった。
読了日:08月25日 著者:不破 慎理

姫君の輿入れ (SHYノベルス145)姫君の輿入れ (SHYノベルス145)
評価【★★★☆☆☆☆】二段組みでぎっちり書かれていたので読み応えは十分。落ち着いた中にも品のある文体で、絢爛豪華な絵巻物を読んでいるようでした…が、物足りなさが残る読後感があり…。狭霧も実親も正しく、平安貴族という感じだったんですが…どうもアクや人間味があまり感じられず…今ひとつ感情移入できませんでした。
読了日:08月26日 著者:和泉 桂

トラさんと狼さん (花音コミックス)トラさんと狼さん (花音コミックス)
評価【★★★★☆☆☆】とても可愛いお話でした。狼兄さん男前、トラさんは一途で可愛い。個人的にはトラさんの子供の頃の話をもっと読みたかったなぁ。
読了日:08月27日 著者:春野 アヒル

太陽は夜に惑う (新書館ディアプラス文庫)太陽は夜に惑う (新書館ディアプラス文庫)
評価【★★★★☆☆☆】面白そうなエッセンスは沢山溢れていたのに、どこか活かし切れてなかった感が残りました。個人的にはイスラム教国ではなかったというスツという国の話が読みたかったり、最後にチラリと出てきたレヴィとプロデューサーとの関係が気になったりと、本筋から逸れた所ばかりが心に残ってしまいました。
読了日:08月30日 著者:真瀬 もと

読書メーター
『千夜一夜-しとねのひめごと』 岡田屋鉄蔵
千夜一夜-しとねのひめごと岡田屋鉄蔵 (Okadaya_Tetuzoh)
リブレ出版 ビーボーイコミックス
571円 (ISBN978-4-86263-644-7)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 偶然見てしまったSEX――穏やかな笑顔で人気のバーテンダー・の気が向いた時だけ、彼を抱くことを許された翔太。濃厚な愛撫で激しく誘うくせに、自分がキモチよくなろうとはしないのがなぜなのか。謎の多い葵に翻弄され続けるが…。カラダだけでなく、ココロの奥まで結ばれる愛をあんたにあげたい。大量描き下ろしアリ!

【感想】
 木梨翔太は便利屋と言う名のフリーマンで24歳。 今は都心にある場末のバーで用心棒を兼ねた雑用係のような事をしている。
 と言っても大した小さなバーで大したトラブルもなく面白みも無い仕事を続けている理由はひとつ、バーにいるバーテン・鬼塚葵が居るから。
 葵は30代後半、バーテンをしている時は物腰が柔らかで気遣い上手な人柄だが…一歩店を出ると、とてつもなく柄が悪くなりやたらと喧嘩を売る凶暴な人格になるという二面性を持っている。
 そんな葵にうっかりと惚れてしまった翔太は、偶然葵が男性とSEXをしている場面に遭遇し、以来彼との肉体関係を持つようになるが、恋人という程の関係にはなれず…。葵にはある一線以上には踏み込めない何かがあって――。

 
オススメ!
 大変読み応えがありました。
 千夜一夜物語と絡めて、語が進んでいくのがまず面白い(シェヘラザードが男だけど)。
 また葵の過去が解っていくうちに、その千夜一夜とのリンクも理解できていき、過去に傷ついて半分壊れた男の再生物語としても、心理描写が丁寧で話にグイグイと引き込まれていきました。
 
 描き下ろし「おはよう、おやすみ」と「asala;m alaikum」は二人の仕事の設定が解らなくてちょっと戸惑いましたが、最後の後書きにその後の二人の設定が書かれて理解。いい男夫婦のお話でした。
 個人的には後書きでチラッと書かれていた35歳×46歳の熟年夫婦のお話も読みたいし、その更に10年後のシルバーラブとかも是非とも読みたい!彼らがどう生きていくのかが気になります。

評価【★★★★★★☆】
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