梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『ダブルミンツ』 中村明日美子
 なんやかやと、更新しはじめると真面目(?)に更新し続けて8月も終わり。
 でも9月は読む時間が限られそうなので、ペースは落ちると思います。

 数日前に書いていた本の感想を、ウッカリと削除してしまい、思った以上にダメージ大です。
 私の本の感想は特段長くもなく、大した内容を書いている訳でもないんですが、コレが書くとなると思った以上に時間がかかっていたりします。ヒドい時は数時間、PCの前で本を片手にボーッとしていたり。思考がフリーズとか逃避とかしてる模様(苦笑)。
 ツボな作品に出会えた時は、凄いスピードで書けるんですがねぇ。
 ネタバレを出来るだけせずに、その作品の事を書くのって意外に難しい。あと、自分粗筋を感想の所に灰色で書いていますが、コレが一番に時間かかります。これまたネタバレせずに…となると…。そう考えると出版社の方は凄いなぁ…と思ったり。たまに実際に読んでみると「え?話が全然違うんですが?」とか思ってしまうあらすじとかがあったりしますが、それでも凄い。

 拍手チラホラと頂いています。ありがとうございます!
 とても励みになります!!
 お礼を毎回した方がいいとは思うのですが、何しろマイペース更新なので、都度できておらず申し訳有りません。でもとても嬉しく思っております。
ダブルミンツ中村明日美子 (Nakamura_Asumiko)
茜新社 EDGE COMIX
619円 (ISBN978-4-86349-088-8)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 二人一緒じゃなきゃ、生きてゆけない、お前は俺の半身。
 『女を殺した――』電話の向こうから聞こえてきた高飛車な声は、高校時代の同級生・市川光央だった。同じ名前を持つ男・壱河光夫の胸中に、かつての隠微な記憶が蘇る。忘れていた過去が、再び光夫を熱情の中に引き戻す。共犯者として再会を果たした二人の主従関係は、少しずつ新しい形へと姿を変えてゆく……。実力派作家が挑む、DEEP LOVE。

【感想】
 ミツオとみつお、SとM、あるいは魂の共犯者。
 チンピラと技術者。交じり合うことのない同級生の人生が、ひとつの事件を契機に再び出会いを果たす。求め合ったのは偶然か必然か。同じ名を持つ二人の男の運命の物語。(帯より)

 
 みつおとミツオ、文字違いの同姓同名、静と動、黒と白、SとM、対極にありながら惹かれ合う二人。繊細な作画の淡々とした雰囲気の中で物語が進んでいく。甘すぎず、痛いばかりでもなく、それでも最後にはビターな救いがある。
 読後感は悪くないですが、個人的にツボを押されない感じで、読んでいてあまり入り込めなかったのは、本当に個人的な嗜好なんだと思います。
 絵も文章もとても丁寧に作られたと感じられるお話でした。

評価【★★★★☆☆☆】
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『時のない男―顔のない男(3)』 剛しいら
時のない男―顔のない男(3)剛しいら / 北畠あけ乃
徳間書店 Chara文庫
533円 (ISBN4-19-900362-2)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 天才俳優・飛滝に海外ドラマから出演依頼が!
 三ヶ月をイギリスで過ごす飛滝を追って、飛滝の秘密の恋人で、新人俳優の音彦はロケ地へ飛ぶ。今度の飛滝の役どころは歴史大作の準主役で、フロックコートの似合う男「男爵《バロン》」。百年前の男になりきった飛滝の邪魔をしたくなくて、見守るだけのつもりだった音彦。けれど撮影現場の事故で急遽、飛滝と共演することになってしまい!?

【感想】
『愛のない男』
 篁音彦は新人とも呼べなくなったデビュー三年目にして、飛滝と共演した映画を足がかりに、やっとテレビドラマで主役を張れ、CMにも起用されるようになった。
 そのCMの打ち合わせに行った所、共演する事になった子犬を何故か撮影日まで預かる事になり…しかも連れ帰った先では、恋人の飛滝は大の犬嫌いと解り――。

 
 ほのぼのとした雰囲気の中で、子犬と格闘する飛滝の人間味が各所に垣間見えてきて、読んでいてとても楽しかったです。
 ただ、終わり方が唐突というかあっけなくて、私としては音彦が心配で撮影現場に着いてきた飛滝の様子なども見たかったと思ってしまいました。ページ数の関係なのかもしれませんが、ちょっと物足りない感じが残ったのが残念。

『時のない男』
 若手俳優の篁音彦が恋した相手は、カリスマ俳優の飛滝惣三郎。役に入ると人格まで変わるという、天才型の名優だ。一度の共演によって付き合う事になり、今では音彦が飛滝の自宅に入り浸り、半同棲のような生活を送っている。
 そんな飛滝が国際的な大作ドラマの撮影の為にイギリスに三ヶ月行く事になり…。付き合いだしてから、初めての長い別離に我慢できず、仕事のオフを使ってイギリスへ渡った音彦の前に現れたのは、恋人の飛滝ではなく、そこにいたのは役柄のままの150年前の人物「前田男爵」そのもので――。


 2巻で出ていた伏線の一つ、イギリスでのドラマ撮影が見れて嬉しかったです。
 役に入り込むと、その撮影が終了するまで、撮影時以外でもずっと役になりきるという飛滝の本領が発揮されていました。ので、何だか殆ど音彦と前田男爵との絡みぽく…たまにチラチラと前田男爵の中に飛滝の意識が垣間見えるチラリズム的な登場で殆どの話が進行したので…うーん、少し飛滝の出番が少なく感じてしまいました。いや、前田男爵としては出てるんですが…。
 話の方も音彦が飛滝がどれだけ好きかと言うのはよくわかったんですが…飛滝は役柄に入り込みすぎて、実際の彼ではない時が多すぎて…前田男爵と音彦の絡みも面白かったんですが、それよりも私としては飛滝が音彦を溺愛するのを見るのが好きなので、そこも少し物足りなく。
 物語中に波乱らしい波乱もなく…(いや、一応あるんですがアッサリと終わるので…)。
 3巻は本編というより番外編とか幕間的な感じを受けました。
 この作品の二人の関係がとても好きなので是非、本編をまた読みたいなぁ…と思いますが…続編、もう無いですかねぇ…。

評価【★★★★★☆☆】



 発売された時からこの『顔のない男』シリーズは好きな作品の一つだったんですが、今回改めて一気に読むと(途中、2巻がどーしても見つからなくて慌てて買い直したりしましたが;)更に作品にグイグイと引き込まれてしまって、特に私は溺愛系が大好物なので、飛滝が音彦を全身で溺愛する様子が読んでいて楽しくて楽しくて…と言う事で『顔のない男』熱が冷めなくて、フラフラと剛しいらさんのHPを見に行ったら、なんと同人誌が出ているとか!でももう本は完売していたのですが、救済策として電子書籍化されていると言う事を知り!早速ダウンロード購入しました♪
 
 ショートが何作か収録されていましたが全体として『時のない男』の補完という感じで、これを読めば『時のない男』で物足りなく思っていた部分も補えました。
 でもやっぱりまだまだ彼らが読みたいと思う気持ちは薄れず…是非とも続編を期待したい作品の一つです。
『見知らぬ男―顔のない男(2)』 剛しいら
見知らぬ男―顔のない男(2)剛しいら / 北畠あけ乃
徳間書店 Chara文庫
514円 (ISBN4-19-900298-7)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 天才俳優・飛滝の新作の役柄は、非常な殺し屋。そんな彼を追う主役の新米刑事に抜擢されたのは、飛滝の恋人で新人俳優の音彦。初の主役は嬉しいけれど、完全に役になりきる飛滝と、憎みあう芝居をするなんて…。飛滝が役に取り憑かれることを心配する音彦。その予感は的中、リハーサルに現れた飛滝は危険な匂いのする、見知らぬ男になっていて!?バックステージLOVE。

【感想】
 新人俳優の篁音彦が、ベテラン俳優の飛滝惣三郎と映画で共演し、二人が恋人同士になってから半年。それまで端役しか回ってこなかった音彦にもついに主役のオファーが来た!人気コミックのドラマ化で熱血新米刑事役だ。それには相手役が飛滝で、役柄は「冷酷な殺し屋」というもので…役に完全に成りきる飛滝と、音彦の仲を引き裂こうとする思惑が見え隠れしていて…オファーを受ける事を躊躇う音彦に、飛滝が出した条件は、五日間二人だけでリハーサルをしようと言うもので――。

オススメ!
 表題の「見知らぬ男」とういフレーズが作中、各所で様々な意図で使われていてとても印象的でした。
 前作では今イチ物足りなかった、飛滝が音彦の事をどう思っているのかなどの部分がよく見えてきて、更に降りかかる試練も二人で乗り越えていく様子などがとても生き生きとしていて読み応えがありました。
 何より、この作品で好きなのは音彦の素直さと、そんな音彦を目に入れても痛く無い程、溺愛する飛滝の様子が堪能できて満足です。
 作中、色々と伏線のような感じのエピソードがチラホラあったので、今から次作を読むのが楽しみです。

評価【★★★★★★☆】
『顔のない男』 剛しいら
顔のない男剛しいら / 北畠あけ乃
徳間書店 Chara文庫
533円 (ISBN4-19-900273-1)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 新人俳優の音彦に、大手映画会社から出演依頼が舞い込んだ。相手役は天才俳優と名高い飛滝。けれど、出演条件は飛滝と同居すること!?
 映画の設定通り、兄弟として暮らし始めたとたん、“兄”として必要以上に甘やかし、触れてくる飛滝。毎夜“弟”を抱きしめて眠る飛滝に、音彦は不安を募らせる。
 そしてついに、兄弟の一線を越える夜が訪れて!? バックステージ・セクシャルLOVE。

【感想】
 篁音彦は大学時代に映画会社の新人オーディションに合格し、俳優になって三年。人より秀でた顔とプロポーションには自信があるが、それだけ。芸能界で生き残る為に必要な華や強烈な個性、アクといった物がなく、カリスマ的なオーラもない。大学を中退してまで芸能界に入ったが今の所、目立った役を貰えた事もなく、このままその他大勢で終わっていくのではと思う気持ちと、何時か必ず訪れるであろうチャンスを待っていた。
 そんな音彦の元に、若手トップの映画監督・桐野からオファーがあり。呼び出された先で桐野から出された条件は、撮影が始まるまで用意されたマンションで役になりきって生活してほしいと言うもので…。そしてそれは相手役の俳優との共同生活と言われ…。
 音彦の役の兄役で、映画の主演俳優は過去に主演男優賞を獲った事もある実力派俳優・飛滝惣三郎で…。
 最初は監督の突飛な条件に戸惑う音彦だったが、こんなチャンスは二度とないとオファーを受けた音彦の前に現れた飛滝は役柄のまま完璧で弟を溺愛する兄そのもので……。


オススメ!
 随分前に購入して読んでいた本ですが、思い出しては読み返したくなる作品の一つです。
 自分の顔を持たないかのように、何にでもなれる飛滝という男は印象的でした。
 また共依存の様な親密な兄弟の役柄に成りきる飛滝と、現実とフィクションの狭間で揺れる音彦の心の動きは読み応えがあり、それだけで一つの映画を見ているかのようでした。
 ただ、役柄になりきるという非現実な中で生まれた恋が、この後どうなるのか…という心配が読後にありましたが、その点は続編が出たのでそちらで楽しみたいと思います。

評価【★★★★★★☆】
『征服者は貴公子に跪く』 いつき朔夜
征服者は貴公子に跪くいつき朔夜 / 金ひかる
新書館 Dear+文庫
560円 (ISBN978-4-403-52218-5)
Amazonを見る 楽天を見る 7&Yを見る

【あらすじ】
 両親、そして財産を失い、先祖代々の居城を手放すことになったパウル
 ところが、契約書にサインを済ませたとき、売却先である日本のホテルチェーンから来た牟田は、かすかな笑みを浮かべて告げたのだ。「あなたも込みで買ったのですよ」と。男の傲岸さに最初は反発を覚えたものの、無表情ながら冷血漢ではない牟田と徐々に心の距離が近づいてゆき……?
 日本のホテル王×ドイツ青年貴族でおくる、古城の恋の物語♪

【感想】
 パウル・フォン・ヒルシュヴァルトは若くして両親を飛行機事故で亡くし、20代続いたヒルシュヴァルト侯爵家の当主当主を継いだが、成人するまでの後見だった信頼していた叔父に財産を売り払われ、更には莫大な借金まで背負わされてしまう。その返済の為に代々守り続けてきた居城であるゴルトホルン城を今、売り渡そうとしていた。
 譲渡相手である、日本でも有数のホテルチェーンの後継者という牟田慎一郎は、パウルに「私はこの城をあなたも込みで買ったのですよ」と言い…城をホテルにするにあたり、『看板』として見目麗しい王子様役をと言われ…思いがけない申し出に困惑しつつも、慣れ親しんだ城に生まれた頃から世話になっていた執事のヘルムートと家政婦のハンナも共に雇用してくれる事を条件に受け入れるが――。


 困窮したヨーロッパ貴族とその家財を買い取る金持ち(日本人)という設定は他でもチラホラ見る気がしますが、それだけに終わらないのがいつき朔夜さんの力でしょうか。
 ドイツの雰囲気がとても上手く描かれていて、主人公達の心の動きだけでなく、その他の登場人物達も生き生きとしていて、読んでいてとても楽しかったです。
 ただ、パウル視点での物語だったので、牟田の気持ちが見えにくく…また牟田が言葉が少し足りない感じの不器用人間たったので、何時からパウルの事が好きなのかとか肝心な所が今イチ伝わりにくかったのは残念。ショートストーリーででも牟田視点の話があればもっと楽しかったろうなぁ…と思ったり。

評価【★★★★★☆☆】
『ナルシストの憂鬱』 西江彩夏
ナルシストの憂鬱西江彩夏 / 金ひかる
リブレ出版 ビーボーイノベルズ
850円 (ISBN978-4-86263-597-6)
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【あらすじ】
 「絶対に恋になんかならない!」
 精悍で色男、職業・司法書士。だけど性格は、自意識過剰なナルシスト。
 藤中にとって山田は、外見だけは好みな尊大で横暴な隣人だ。しかも初めて出会って以来、お人好しで面倒見の良さが災いしてか、なぜか山田の世話を焼くはめになってしまう。
 さんざん山田に振り回されげんなりしていた藤中だが、二人の距離が縮むたびに、山田の素直で嘘を言わない真摯な言葉に心がときめいて…?

【感想】
 大手家電量販店のクレーマー対策担当窓口に勤める藤中新の目下の悩みは、隣に引っ越してきた傍若無人な自己中男・山田宏が事ある毎に言ってくる「家電が壊れた修理をしろ」と言う要求。
 家電店に勤めているとはいえ、修理班でもない藤中に出来る事はたかが知れていると言うのに、深夜二時でもお構いなしで迷惑をかけてくる山田は見た目だけなら、ゲイの藤中にとって好みではあるが、中身は横暴で、無神経なナルシストの山田はどう考えても恋愛対象にはならず、出来れば距離を置きたい存在だ。
 だのに、山田に振り回されつつ、彼の事を知っていくうちに、だんだんと彼に惹かれていって――。


オススメ!
 西江彩夏さんは以前、雑誌で作品を読んで以来、私的に要チェックの作家さんだったので、今回の単行本は大変楽しみにしていました。
 藤中や山田の心理描写がとても丁寧にされていて、最初はただただ無神経で横暴にしか見えなかった山田がその後ろに持つ不器用さや純粋さが見えてきたり、人になかなか思った事を言えない藤中の葛藤などがジワジワと理解できていくうちに話に引き込まれていきました。
 誰にでも言いたいことを言ってしまう山田と、言えない藤中。山田の寂しさや自己嫌悪と、藤中のジレンマ。少しづつ寄り添っていく二人の距離感がじんわりと伝わってとても読み応えがありました。
 紆余曲折ありましたが、読後感はとても清々しい作品でした。

評価【★★★★★☆☆】
『永遠と一瞬』 西門
永遠と一瞬西門 / 車折まゆ
白泉社 花丸文庫
571円 (ISBN978-4-592-87585-7)
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【あらすじ】
 旅行代理店勤務の田中優哉と、トップミュージシャンの高岡烈は幼なじみ。優哉は、傲慢だけど自分にだけは優しい烈に想いを寄せていた。ある日烈の依頼で、プロモーションビデオの撮影に同行することになった優哉は、烈の昔の恋人でカメラマンの小島にモデルの話を持ちかけられる。小島に「烈を君の子守から解放してあげて」と言われショックを受けた優哉だったが自立の一歩としてその話を受けることに。しかし、猛烈に反対する烈と大喧嘩をしてしまった優哉は、そのまま烈に乱暴されて……!?

【感想】
 旅行代理店に入社して四年目、26歳の勤める田中優哉はこの一年、仕事に打ち込んできた。何故なら兄弟の様に一緒に育ち中学の時からは共に暮らす2歳年上の幼馴染みの高岡烈が二年前に【R】という名前で歌手としてデビューしてから、あっという間にヒットチャートを駆け上り、今では出す曲がどれも上位になるトップミュージシャンとなり、そんな烈と自分との差を目の当たりにし、少しでも近づきたいと仕事に打ち込んできたのだ。
 上司や同僚からも認められてきた頃、突然【R】のプロモーションビデオの撮影の添乗を依頼されて…。撮影するのは、かつて烈と関係を持っていたのを見たこともある人物で――。


 芸能人と一般人で幼馴染みという設定買いをいたしました。西門さんは初めての作家さん、これがデビュー作という事でしたが…結果を言えば消化不良気味です。
 設定は色々と美味しい感じだったんですが、どれも設定ありきな感じで、とってつけたような印象が残ってしまって…。説明臭く感じる部分が多々あったり、登場人物達の行動に一貫性が見えてこなく感じたり…。
 あと、優哉がモデルをするとか…サラリーマンが堂々と副業しても大丈夫?何の記述もないけど?と本編と関係な些細な所などが気になったりして…正直、読んでいてあんまり楽しめませんでした。
 烈がシンガーソングライターや芸能人的な所も、もう一つ生かし切れてなかったような…。
 設定は面白そうだったし、イラストも好みだっただけに残念。

評価【★★☆☆☆☆☆】
『満員御礼 上巻』 真生るいす
満員御礼 上巻真生るいす(Maki_Ruis)
大洋図書 CRAFT SERIES
600円 (ISBN978-4-8130-5199-2)
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【あらすじ】
 東京は下町、両国あたり。
 土俵舞台に青春をかける青年たちが住んでいる。
 いなせで粋な名人目指す、呼出し序二段の鈴木誉もそのひとり。
 そんな誉に恋したのは、でっかい会社のドラ息子、久保田梶之助
 日々の苦楽もなんのその、角界ロマンスついに誕生!

【感想】
 鈴木誉(24)入門七年目、職業・序二段呼出し。 日々、仕事に打ち込むが、そんな誉の仕事場である大相撲の場所中、真っ昼間から枡席、四席分を貸し切り酒を片手に観覧するのは、誉の所属する部屋の谷町(ひいき筋)の一族の一人・久保田梶之助。
 誉が秘かに苦手意識を持つ中、梶之助は何故かキスをしてきたりと誉にとっては不可解なアピールをしかけてきて!?


オススメ!
 面白かった!
 出だしから、お相撲さんがアザラシになっていたりとインパクト強烈な掴みがあって、グイグイと読ませる真生さんの独特の画風に引き込まれ、途中ニヤニヤと笑えてしまう箇所が多々用意されていてとても楽しんで読めました。
 もともと相撲は結構好きで、良くテレビで見ているので、それだけでも好印象。
 主人公はお相撲さんではなく、呼出しさんのお話ですが、それもとても楽しく。何だか色々と思わせぶりな伏線が沢山あったように思うので、今から続きが楽しみです!
 主人公達も勿論気になりますが、同時に格好いいお相撲さんのテツさんとその舎弟の二人も猛烈に気になる所です。

評価【★★★★★☆☆】
ブログの不具合
 昨日、久しぶりに本の感想をアップした途端にブログが真っ白になりました…。記事の部分が全く表示されず……。
 何故?
 
 色々と試した結果、ブログのテンプレートを変えると正常に表示される模様。
 と言う事は今使ってるテンプレートがマズイのか…しかし、ブログを立ち上げて以来、ずっとこのテンプレートを愛用しているので愛着があり…実はこのテンプレート、プラグイン非対応だったりするので、前々から色々と不具合が起こったりしてるんですが…でもこのテンプレートがいい!

 しかし、記事が表示されなきゃ意味がないし、仕方ないから他のテンプレートを間に合わせに…と色々探してみても、どうもしっくりしない…。と、色々試した結果、今まで使っていたテンプレートでは表示されないけど、このテンプレートの複製(色々いじくる前の物を複製として取って置いた物)だと表示されるヽ( ´¬`)ノ

 と言うことで、慌てて複製に再度手を加えてみました。
 
 しかし未だに微妙に不具合…何故かhttp://blog5.fc2.com/umemusume/のアドレスでの表示だと最初はきちんと表示されるのに、再読込などをするとカテゴリーが崩れてしまう&BlogPeopleが表示されなくなってしまう…。

 一方http://umemusume.blog5.fc2.com/のアドレスだと再読込でも問題無しと言う………何故?

 原因も分からず、何がマズイのかが解ってないので、解決しないままですが、このテンプレートを使える限りは騙し騙し使っていきたいと思います…。


 以下は拍手のお礼です。
[ブログの不具合]more...
『相思喪曖 二重螺旋4』 吉原理恵子
 随分と長々と更新できずにいました。
 最近は余り食指の動く本が無く、読んでも感想を書くまで至らなかったり。
 小説よりかは漫画ばかりを読んでいた感じです。
 当分はボツボツ更新になりそうですが、マイペースにお付き合いいただければと思いますm(_ _;)m 
相思喪曖 二重螺旋4吉原理恵子 / 円陣闇丸
徳間書店 Chara文庫
571円 (ISBN978-4-19-900528-2)
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【あらすじ】
 常識や道《モラル》を捨てても欲しかった、実の弟・尚人の心――。それを手に入れた今、雅紀に怖いものは何もない。ところがある日、父の愛人の妹・瑞希と尚人が面識があったと知らされた上、尚人が怪我をしてしまう!!
 嫉妬と心配で苛立つ雅紀は、「二度と俺に隠し事はするな」と初めて尚人に弱音を曝して…!?
 尚人が雅紀の仕事場を訪ねる、原作書き下ろし番外編まんが「情愛のベクトル」も同時収録!!

【感想】
 連続暴行事件の被害者の一人の野上の起こした凶行によって尚人の友人・桜坂が受けた傷の衝撃や事件が報道された事での周りの騒動も落ち着いてきた頃、尚人の前には以前、無知故に彼を詰った、父の愛人の妹・間山瑞希が以前とは変わり果てた姿で現れて…!?

オススメ!
 久しぶりの「二重螺旋」、前作からは三年、その前は四年だったので、一年は早く読めたので良しとしたい所ですが…前回同様、見事に内容を忘れていた鳥頭的にはせめて一年半くらいで…と思ってしまいます。しかも今回も続いてました。
 今回は、沙也加で始まり、沙也加で終わる。この後どうなるのかが、今からもう、もの凄く気になります。
 内容は相変わらずヘビーでドロドロした物を奥底に感じてしまいますが、雰囲気的には起承転結で言うところの転辺りには来てるのかなーと思ったり。
 今回はタイトル通り相思相愛になった雅紀と尚人の甘い雰囲気というか、相変わらず尚人しか目に入ってない雅紀のブラコンぷりは凄まじく、尚人の天然ぶりも程良く、読み応えがありましたが、何より今回は末っ子の裕太が前向きに元気があって、読んでいて癒されました。
 何しろ、次作への伏線が沢山あったので、早く続きが読みたいです。

評価【★★★★★☆☆】
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