梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『華の繚乱』 秋山みち花
華の繚乱秋山みち花 / 六芦かえで
心交社 ショコラノベルズHYPERE
850円 (ISBN4-7781-0248-7)
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【あらすじ】
 元士族の青年・高石奏は、叔父から英国外交官のレンスター子爵、クリフォード・ウォーレン・ブランドンを探るように命じられる。
 叔父に逆らうことが出来ない奏は、恥ずべき行為と分かりつつも子爵の私邸に雑用係として潜り込む。生来の生真面目な人柄が気に入られ、信頼を得た奏だったが、あるパーティで叔父との会話を子爵に聞かれてしまう。
 密偵であることを知られた奏は、子爵に監禁され、淫具を使った淫らな拷問を強いられるのだが……!?

【感想】
 明治になって二十年あまりの東京。元士族の子息、22歳の高戸奏は帝国大学に通う学生だが、ある日、大叔父から目的を知らされる事なく英国公使の副官を務める男の私邸に潜り込めと言われ、意に染まない指示に抵抗する奏に対し、維新前までの主家の恩義を出されて、仕方なく出向いた先に待っていたのは、英国公使の副官にして、レンスター子爵クリフォード・ウォーレン・ブランドン…前日、奏が街中で偶然出逢っていた男だった――。

 全体的に、現実感が少し感じられないお話でした。
 いくらBLだからといって、二人が関係する過程があまりにも唐突に感じられて…「あれ?幾ら外国だからって、この時代って英国は確か同性関係は禁止では?」とか思ってしまったり…こういう作品で現実を思い出してはイケナイのかもしれませんが…。
 あと、思わせぶりなキャラが出てきた割には殆ど話には絡んでこなくて、叔父さんの指示もそうそう大事にはならず…波乱も殆どなかったので、物足りない感が残ってしまいました。

評価【★★☆☆☆☆☆】
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『キミは無邪気な同居人』 若月京子
キミは無邪気な同居人若月京子 / 佐々成美
オークラ出版 プリズム文庫
552円 (ISBN978-4-7755-0961-6)
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【あらすじ】
 売れないマンガ家のは、超格安の古ぼけた一軒家に引っ越しをしたが、その家には不思議な先住者がいた!
 移り住んだ初日の真夜中、自分を座敷童子だという着物姿の男の子が現れ、なんとふたりは同居生活を送ることに。
 そして、人間とともに暮らしはじめた座敷童子のは、だんだん性に目覚めてしまって――!?

【感想】
 大神団は大学時代にマンガ家としてデビューしてから四年、雑誌の読者アンケートではいつも下から三~四番目という微妙な立場…原稿料もパッとせず、贅沢を出来る立場ではなかったが、ふと見かけた築30年の一軒家の格安物件に惹かれ引っ越しをした当夜、子供の足音で目が覚めた団を見つけていたのは六、七歳ほどのおかっぱ頭に着物姿の子供だった。
 寝ぼけつつ、子供に声をかけた団にその子は自分の事を「座敷童子」だと言い…俄に信じられない話だったが、その子の不思議な力を目の当たりにし、信じるしかない状況だったが、特に害のある事もなく、いつしか空と名付けた座敷童子との不思議な同居生活に馴染んでいって――。


 若月さんの作品はとても久しぶりに読んだ印象ですが、とても読みやすい文章に感じました。
 団がマンガ家として少しづつ成功していく過程や、空がアシスタントをする様子は読んでいて楽しかったです。
 ただ全体的に楽しめて読めましたが、座敷童子という奇抜な設定を使った割にはさして大きな波もなく、淡々としたお話で…読み終わってから、物足りないと言うか、終わってない感が残ってしまいました。
 空が色々な事に好奇心旺盛だったり、お風呂好きだったりするエピソードは可愛かっただけに残念。
 
評価【★★★★☆☆☆】
『双月-SOGETSU-鬼の風水 夏の章』 岡野麻里安
双月-SOGETSU-鬼の風水 夏の章岡野麻里安 / 穂波ゆきね
講談社 ホワイトハート文庫
660円 (ISBN978-4-06-255975-1)
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【あらすじ】
 羅刹王との死闘から生還したと共に、<鬼使い>として一人前になった卓也は花守神社で暮らしていた。
 しかし京都に流れ込む気を調査中だった叔父・聖司が重傷を負ったことで、穏やかな日常は早くも崩れ去る。
 卓也たちの前に現れたのは、半陽鬼の青江。彼が属する今日の陰陽師組織――阿倍清明の末裔が受け継ぐ北辰門の狙いとは、何なのか!?
 人柱として囚われた透子を救うため、卓也と薫がいま、再び動き出す!

【感想】
 JR新宿駅から徒歩十分程の距離にある花守神社の宮司の息子、18歳の筒井卓也は鬼を使役する術者<鬼使い>の一人。その卓也とコンビを組むのは鬼と人間との間に生まれた半陽鬼で17歳の篠宮薫は七曜会の中でも五指の指に入る退魔師だったが、羅刹王との死闘の後、五ヶ月に渡り行方をくらませ、現在は筒井家で経過観察中の身となっている。三ヶ月後には再び七曜会に戻れる段取りになっているが…そんな彼らの元に七曜会とは別組織[北辰門]の青江と名乗る半陽鬼が、薫をヘッドハンティングに来て――!?

 昔好きだったシリーズで、岡野さんの作品でもこのシリーズだけは欠かさず読んでるんですが…。
 正直、私自身の記憶が前作から間があきすぎて話を忘れてる部分が多々あったりして内容が朧な所に、今作の時間経過が何と本編が終わった一ヶ月後のお話だったりで、前作を読み返さないまま読んだので…こう話に乗りきれない感じがありました。
 うーん、現代物なので、私とそう変わらなかった年代の彼らが、一気に今では遠い若者になってしまい…余りにも長いブランクからか、当時は素敵に感じていた気がする薫の無口っぷりに戸惑ったり、卓也と薫の関係にじれったさを感じたり、新たに登場した薫の昔馴染みのブロークンハートに困惑したり……全体的に作品を楽しむ前に、作品のカラーを思い出せずに戸惑った感が残りました。
 色々新キャラやら新団体やらがバーッと出てきてバーッと闘って呆気なく終わったし…このお話どう続けるのか…気になるので次作も買うと思いますが…うーん……薫と卓也の甘さも余り見えなくて…物足りない感が残りました。

評価【★★☆☆☆☆☆】
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