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梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
2006年8月まとめ
 今月も色々と読みました。そしてまだ定期的に更新できてます!(←かなり予想外)
 月末に数日、田舎(熊本)へ帰省したので、その間は更新できませんでしたが…てか田舎はネットが無いんですよね…有る意味、ネット中毒気味なのでこれが辛かった…(苦笑)
 沢山持参した(4日程なのに20冊程持っていった…アホすぎです)本は結局2冊しか読破出来なかったですが…持っていくことに意味があります。一種の精神安定剤なのです、何しろ田舎は寂れた本屋にすら車で30分程かかる所なので…本が切れたら私がキレる…(いや、マジで)。
 でも結局、家事やら動物と戯れるのに忙しかったので、読書時間は全然とれませんでした(苦笑)
 
 あと、今月はお盆があったせいか、あんまり新刊本は買ってない気分…気分だけかもしれませんが、新刊よりも圧倒的に古本の購入が多かったのは、近所のBook-ofが夏休みのキャンペーンか8月は毎週水曜日レディースデーと称してBL本の割引サービス(なんと文庫は1冊250円が150円・100円が50円!!)をしてくれたので。いつもは読まない作家さんに色々チャレンジする良い機会だと思って沢山購入してしまいました。
 今の所、一番のアタリはあすま理彩さんです。今まで食わず嫌いをしていたようで全く読んでいなかったのですがこの方の時代物はかなり好きな雰囲気の作品でした。

BL小説
5★:かなりいい!
『合鍵』 結城一美
『愛してないと云ってくれ』 中原一也
『吐息の中に閉じこめて』 結城一美
『リンゴが落ちても恋は始まらない』 松前侑里
『純情アイランド』 砂原糖子
『君知るや運命の恋』 あすま理彩
『家賃』 月村奎
『檻の中で愛が降る~命がけの庭~』 あすま理彩

4★:楽しめて読めました。
『英国紳士のささやかな戯れ』 森本あき
『あなたと恋におちたい』 高岡ミズミ
『オガクズで愛が満ちる』 夜光花
『ボストン探偵物語』 遠野春日
『名前のない約束』 火崎勇
『この夜の果て』 毬谷まり
『そのわけを』 榊花月
『堕ちるまで』 響かつら
『ミクロレベルまで愛して』 中原一也
『吐息まで罪の色』 柊平ハルモ
『愛のお仕置き』 伊郷ルウ
『いけすかない』 榊花月
『監禁の甘い誘惑』 愁堂れな
『したたかに愛を奪え』 藤森ちひろ
『KISSのシナリオ』 池戸裕子
『緑陰-たったひとりのあなたへ』 春原いずみ
『欲望のベクトル』 きたざわ尋子

3★:可もなく不可もなく。
『若君様のキケンな情事』 あすま理彩
『プリティ・プリンス』 あすま理彩
『衝動のベクトル』 きたざわ尋子

2★:うーん、いまいち。
『ふれていたい』 榊花月
『不実なくちびる』 きたざわ尋子
『身勝手な狩人』 愁堂れな
『バルコニーから飛び降りろ』 水無月さらら

BL漫画
5★:かなりいい!
『おとなりにノラ猫』 新井サチ

4★:楽しめて読めました。
『裸足でワルツを』 三池ろむこ
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『衝動のベクトル』 きたざわ尋子
衝動のベクトルきたざわ尋子 / 高宮東
角川書店 ルビー文庫
514円 (ISBN4-04-446211-9)

【あらすじ】
 独占欲の強い恋人・達郎に、幼い頃から溺愛されてきた和希。しかしお互いの想いが通じ合ってからは、あまりの過保護ぶりに疑問を抱くようになっていた。邪魔者が多い家を出て二人だけの生活を望む達郎は、むりやり身体ごと懐柔しようとするが、和希はそのことに強く反発して露骨に彼を避けはじめる。そんな和希の態度に、達郎は……?

【感想】
 大手飲料メーカー・ササモトの社長・笹本武志の友人の息子で、幼くして両親を亡くし武志に引き取られ育てられ、現在ではササモトの副社長として辣腕を振るっている長谷部達郎。母の再婚によって武志と養子縁組みした和希。更に武志の隠し子として現れた河本亨と槇将吾。
 更に達郎が個人的に雇用していて家では執事の様な役割をこなしていつつ、横柄な態度の高城直征。長期の旅行から帰国した武志を含めて大所帯となった笹本家。和希は純粋に家族が増えたと喜ぶが、一方で達郎は和希を独占したいという衝動がだんだんと強くなってゆき――。

 「欲望のベクトル」の続編。
 今までは家の中でも和希と二人きりの時間を十分に楽しめていた達郎だが、家族が増えた事によりなかなか独占もできなくなり…しかも晴れて恋人同士となれたものの、家の中での行為に和希が恥じらって…二人だけの時間を満喫したいという気持ちからマンションへの引っ越しを提案するが、和希はそれを素直に受け入れられなくて…。
 達郎の思いと和希の気持ちのすれ違いが面白かったです。
 ただ話の進展がそんなになくて、展開も特に目新しいものでもなかったかなぁ…と少し物足りない感も残ってしまったのは残念でしたが、物語としてはすらっと読めました。

評価【★★★☆☆☆☆】
『欲望のベクトル』 きたざわ尋子
欲望のベクトルきたざわ尋子 / 高宮東
角川書店 ルビー文庫
495円 (ISBN4-04-446210-0)

【あらすじ】
 母親の再婚によってできた義理の兄・達郎に幼い頃から溺愛され、すっかり世間知らずに育ってしまった大学生の和希。そのうえ、その達郎に毎晩彼のベッドで眠る自分のカラダに悪戯をされているとは、少しも気付いていない。そんなある日、彼らの義父の隠し子だというふたりの青年・将吾と亨が突然現れ、和希たちが住む屋敷で同居することに!
 義兄弟という気安さから、将吾たちに懐く和希だったが、いずれ和希に手を出すつもりだった達郎は次第に苛立ちをつのらせて……!?

【感想】
 和希は10歳の時に母親の再婚によって義兄となった達郎と大学生になった18歳になっても共に同じベッドで眠る日々。初めて会った時から達郎の和希に対する優しさは、実の父に省みられず育った和希にとっては、かけがえのないもので…さらに一年前に母が病気で亡くなってからはさらにその度合いが強くなっていた。
 そんなある日、突然義父の隠し子という二人の青年が現れて、和希と達郎と共に暮らすことになった事から、それまでの二人の生活にも変化が起こり始めて――。

 和希の箱入り息子っぷりが凄かったかと…。
 達郎が和希を小学生の頃から育てあげていた様は、まるで光源氏と若紫のようで面白かったです。
 他人には冷淡で容赦がない達郎が和希に対してだけは優しいお兄さんな所もツボ。
 和希の母と結婚したいが為に、実子をつくりながら認知をせずに独身を通してきた義父の笹原も凄いキャラだと思いました、妻に先立たれ大企業の社長でありながら傷心の世界一周豪華クルーズとかに行っちゃって、隠し子問題も達郎に押し付けて逃げちゃったり(苦笑)
 また私的にお気に入りになったのは隠し子の一人・亨さん。思慮に深くて思いやりのあるこういうキャラは好きです。彼の話が読んでみたいなぁ。

評価【★★★★☆☆☆】
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