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梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
2006年7月まとめ
 今月は、よく読みました…。
 いや、だいたいコレくらいは読むんですが、最近決まった作家さん以外あまり手を広げてなかったんで、食わず嫌いをしてるカモ…と思い、色々な作家さん(と言っても一部ですが)にも手を広げてみたり…。
 その他、大好きな作家さんの作品も幾つかゲットできたりして…やはり面白い作品が更新の一番の原動力になりますね!今月の一番は何と言っても柏枝真郷さんの『硝子の街にて』シリーズの最終巻です。何度読んでも素晴らしい作品なんですが、本当に宝物になりました!
 と言う事で、これまでのサボリっぷりを取り戻すかの様な更新具合でした。
 ブログを使い始めたのも良かったのかも?

HPの更新もこまめに出来ました。
が、HPの方は作家さんごとに纏めるとして、ブログの方がやはりイマイチ見にくいなぁ~と言う事でエントリを纏めてみました。
 ★ごとに分けてますが、評価は当然ならがごく個人的な物です。

BL小説
6★:絶対オススメ!!
『恋について』 木原音瀬
『ブリリアント』 火崎勇

5★:かなりいい!
『絵になる大人になれなくても』 崎谷はるひ
『刑事はダンスが踊れない』 洸 
『神官は王に愛される』 吉田珠姫
『VIP 棘』 高岡ミズミ
『攣哀感情 二重螺旋3』 吉原理恵子
『紅蓮の炎に焼かれて』 愁堂れな
『自己破壊願望』 松田美優

4★:楽しめて読めました。
『発明家に手を出すな』 烏城あきら
『秘密』 たかもり諫也
『獅子座の男』 小川いら
『誓約のうつり香』 秀香穂里
『VIP』 高岡ミズミ
『跪いて、永遠の愛を誓う。』 夜光花
『最後の純愛』 火崎勇
『氷点下の恋人』 春原いずみ
『約束のかけら』 結城一美
『片翅蝶々』 雪代鞠絵
『バカな犬ほど可愛くて』 英田サキ
『驕る僕を愚かに抱いて』 佐伯まお

3★:可もなく不可もなく。
『好きと言えなくて』 小川いら
『闇の愛人』 五百香ノエル
『おうちのルールで恋をしよう』 高月まつり
『ショコラティエは誘惑する』 篁釉以子

2★:うーん、いまいち。
『花陰のライオン』 洸
『リロード』 いおかいつき
『軍服の愛妾』 あさひ木葉
『天国の門~ヘブンズゲート~』 水月真兎

1★:好みではありませんでした。
『蛇淫の血』 沙野風結子


BL漫画
2★:うーん、いまいち。
『さよならBaby』 京山あつき

 この勢いの半分でも持続できればいいんだろうなぁ…。
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『自己破壊願望』 松田美優
自己破壊願望松田美優 / あじみね朔生
太陽図書 SHYノベルズ
860円 (ISBN4-8130-1135-7)

【あらすじ】
Self Discontract
「この際だ、見極めようぜ? 俺とお前、本当にやべえのはどっちなのか………」
 父親の借金を返すため、ピンサロで呼び込みの仕事をすることになった夏目亮太は、店の支配人でありヤクザでもある千葉に、力づくで身体を奪われる。
 男が男に抱かれる惨めさ、思い出したくもない自分の嬌態…
 たった一度のセックスで心を囚われることなどあり得ない。ましてや男相手に。
 苛立つ一方で、千葉の圧倒的な強さに反発しつつも惹かれずにいられない自分に気付いていた。
 身体を繋ぐことはあっても、視線は冷たい。
 優しい言葉をかけられたことなど一度もない。
 どんなに虐げられても、裏切られても、千葉から離れることのできない夏目だったが……。
 快楽と自尊心。暴力と誘惑。ハードコア・ラブ登場!

【感想】
 数年前まではエリートサラリーマンの父と、たおやかな母がいる普通の高校生だった夏目。しかし、父が飲み屋の外国人の女にハマり多額の借金を作り遁走し、母はそんな父と離婚し去っていき…今では十九歳の夏目が父の残した借金をバイトで細々と返済する日々。
 ある日、割のいい仕事を紹介すると連れられた先のピンサロで出会った支配人の千葉は一目で本職のヤクザと解る気迫を纏っていて……しかも些細な理由から理不尽に犯されて…。
 色恋沙汰で身を滅ぼした父を見て、ああはなるまいと思っているのに、甘い言葉ひとつ与えもせず気まぐれに乱暴する千葉に惹かれていく気持ちを止められず――。

 半端な甘さのない、生きてる人間の生臭さを感じさせる作品に感じました。
 甘さが全くない訳じゃないんだけれども…夏目が千葉に惹かれてゆく過程は描かれていても、千葉の態度がつれなくて…。それでも思う気持ちが膨らんでいく夏目の心の揺れが絶妙に表現されていました。
 最後までどうなるのか解らずハラハラさせられる内容でしたが、中途半端な甘さがない分だけリアルさが増して、男同士の緊迫感があって読後感がじわじわと後をひく感じの作品です。


(追記) 
 彼等のその後が大洋図書のHP「b's-garden」に「子供の遊びと大人の遊び」と言うショートストーリーが掲載されています。ハッピーエンドな二人のその後のお話を読んだら一気にこの作品自体の魅力がモノクロからカラーのように色を持った感じになりました!
 この作品は是非とも本に載せて欲しかった…という事で、このショートストーリーを加えた作品はオススメ!とさせて頂きたいと思います。
大洋図書さんには是非ともこのショートストーリーを加えた続編を出して欲しい…無理かなぁ。

評価【★★★★★☆☆】
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