梅花の茶園
HP(梅花の園にてティータイム)の更新日記や、BL・JUNE作品・ライトノベルズ等の感想や日々の徒然を思いつくまま書いております。
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『amato amaro』 basso
amato amarobasso
茜新社 EDGEコミックス
619円 (ISBN978-4-87182-919-9)
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【あらすじ】
 経済学者ヴィットーリオ・コンティが男と関係を持った理由――
 経済学者で政治顧問、ヴィットーリオ・コンティ教授はボディガードでバイセッスアーレのアルマンド・パガーニを挑発する。「男とやってみたい。お前が付き合ってくれるのなら、試してみたいんだが?」冗談のような口ぶりにアルマンドは怒り、拒絶するのだが…。
 表題作シリーズのほか、特別描きおろし『カッラーロの秘書』を加えた待望の第2弾ついに登場!!

【感想】
オススメ!
 オムニバスの様に次から次へとイタリアを舞台としたお話のどれもが味わい深く、読むほどに深みが感じられる…そんなお話ばかりでした。
 実は殆ど『OPERA』掲載時に読んでいた作品ばかりだったんですが、一気に読むとまた新たな視点で読めたりして…『クマとインテリ』に出てきたファウスト・カッラーロさんが脇役でひょっこり出てきたり、そのお話がチラリと本作に絡んできたりと、一冊で二度美味しいような、そんな作品の数々でした。

 あと、今作で読み足りないナァと思ったのは『bandoliera』とってもよい雰囲気のカラビニエーリ(国家憲兵)を引退した男性と、若いカラビニエーリの青年とが同居しているお話。余りにページ数が少なくて、二人の関係が今ひとつ読み解けなかったんですが、とても雰囲気がよく、またカラビニエーリの征服がストイックな感じで素敵で、とても続きが読みたい作品の一つです。

 bassoさんの新刊がとても久しぶりに手に取れて、凄く嬉しいんですが、既にもう次の本を待ち望んでいます。
 
評価【★★★★★★★】
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『窮鼠はチーズの夢を見る』 水城せとな
窮鼠はチーズの夢を見る水城せとな(Mizushiro_Setona)
小学館 Judyコミックス
505円 (ISBN4-7780-1001-9)
 

【あらすじ】
 優柔不断な性格が災いして不倫という「過ち」を繰り返してきた恭一。ある日彼の前に妻から依頼された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬だった。ところが、不倫の事実を妻に伝えないことの代償として今ヶ瀬が突きつけてきた要求は、「貴方のカラダと引き換えに」という信じられないもので…。くるおしいほどに切ない男と男のアダルト・ラブストーリー。

【感想】
オススメ!
 大伴恭一は、良く言えば“優しい”悪く言えば“優柔不断”な男。昔から女性に誘われれば嫌とは言えず、つい関係を持ってしまう…妻も居るというのに!
 そんな大伴の前に、ある日現れたのは大学時代の2年下の後輩の今ヶ瀬渉。大学卒業後、7年ぶりに再会した今ヶ瀬は興信所の調査員となっていて…しかも今の仕事は、大伴の妻からの浮気調査の依頼で大伴だという。もし、大伴が浮気を妻に知られたくないなら…と今ヶ瀬が提示した交換条件は何と大伴の“カラダ”で――!?

 ゲイの後輩が、ノンケの先輩に長く報われない片想いをしていたお話でした。
 この作品、以前から書店で見かけていたのですが、作家の水城せとなさんは、以前はビーボーイなどで執筆されていたにしても、今はスッカリ少女漫画家一本て感じだし、レーベルもJudyだし…と期待できる要素が少なくて二の足を踏んでいました。でも、ネットでの評判がかなり良いし、今月雑誌の付録に続編が掲載されたそうなので、今回思い切って購入。
 …で、読み始めてすぐに思った事は「何でもっと早く買わなかったんだよ!面白いよ!!」でした(笑)。
 何というか、普段読んでいるBL作品よりもずっと“濃い”作品でございました。
 エッチなシーンは勿論なんですが、それ以上に内容というか、主人公達の心理描写がとてもよくて、性的嗜好は至ってノーマルな大伴だけど、生来の流されやすさで今ヶ瀬に迫られ、弱みを握られてるのもあって…と流されて――から始まっても、だんだんと流されているだけでは無くなっていて、でもその事に本人は無自覚。なのに、誰にでもついつい良い顔をしがちな大伴が今ヶ瀬に対しては何故か遠慮ない物言いをしていて…。
 今ヶ瀬はそんな大伴を思う存分、甘やかして少しずつ今ヶ瀬ナシではいられない様にして…
 そういった大人な関係が絶妙に描かれていたと思います。
 まぁ正直、作中何度も今ヶ瀬に対して「そんなロクデナシ(大伴)の何処がいいんだ!」とか「目を覚ませ!」とか言ってしまいたくなりましたが…大伴、流されすぎだよ。
 まぁそれでも今ヶ瀬にしてみたら惚れたらアバタ(優柔不断)もエクぼなんでしょうね(苦笑)。
 今月号のJudy(雑誌)の付録に、この作品の続きが乗っているらしいのでさっそく買いに行きますよ!

評価【★★★★★★★】
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